団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

赤川次郎氏の投書

2012-04-16 18:07:45 | 社会
                        赤川次郎氏の投書

                                                    2012年4月16日(月)

 ユーモアやウイットネスは、知性の現れ。皮肉や諧謔は反骨精神の現れ。ユーモアと皮肉の隙間が「駄洒落」だと思う。

 これは、私の「言葉」です。


 4月14日の朝、朝日新聞の投書欄を見て、びっくりしました。

 まず、目に飛び込んできた活字が「赤川次郎」。私は氏の小説を読んだことはありませんが、彼が小説家であるくらいのことは勿論知っています。氏が投書するなんて思ってもいなかったのですが、「作家」と肩書が付いているではないですか!かの赤川次郎氏に間違いありません。
 
 当然投書内容に感心がいきました。






 このウィットネスに富んだ文章に、さすが物書きを職業にしているお方だと感心しました。しかも、鋭く本質を突いた皮肉たっぷりの指摘は絶賛ものです。



 橋下大阪市長は、府知事時代、大阪フィルハーモニーへの補助金1億円を削減しました。大阪市長になり、市からの補助1億円も削減しました。橋元氏によると、大阪フィルが天下り団体になっているからだ、とのことですが、それなら、天下りをやめさせればいいだけです。

 橋元氏の本音は、オーケストラも音楽市場という市場で生き延びなさいということではないかと思います。何せ、新自由主義による市場原理主義者ですから。

 もちろん、オーケストラの演奏活動も市場での競争という側面もあると思いますが、しかし私は、文化というのは育むものではないかと思っています。


 橋下市長には、文化を育むという姿勢が感じられません。




(2012年4月26日、追記)

 4月24日の朝日新聞の投書欄に、赤川次郎氏の投書を読んでと題して、反響の投書が掲載されました。



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