移民博物館
2022年09月29日(木)
広島で、移民博物館を造ろうと団体を立ち上げた方がおられます。
私は、注目しているんですよ。
広島には、戦争の加害施設でもあり被害施設でもある建物があるんです。
以下ネット引用。
「旧陸軍被服支廠(ひふくししょう)」という建物をご存じですか?
広島市にある最大級の被爆建物で「出汐倉庫」とも呼ばれる、かつて日本軍が軍服などの製造や貯蔵に使っていた施設です。
建物の老朽化が進み、県が管理する3棟のうち2棟の取り壊し案が出ています。これに被爆者や若者らが反対の声をあげています。
この旧広島陸軍被服支廠を利用しようとするものなんですね。good ideaであります。
一方、次のような考えもあります。
広島市立中央図書館に“歴史に関する博物館”を併設することについて
(趣旨)
広島市立中央図書館の再整備の検討が行われています。この機会に、博物館法に基づく“歴史に関する博物館”(以下「歴史博物館」)を併設するよう陳情します。
(理由)
広島県は全国一の移民送出県で、広島市は、その移民関係の貴重な資料を数多く収集しています。
広島にとって移民の歴史は、原爆と共に、欠かすことのできない重要なテーマであると考えます。
広島市はかつて、比治山に歴史博物館を造る計画がありました。しかしながら、財政状況が厳しい等の理由により見直しが行われ、現在凍結となっています。この状況をクリアする方法として、建設及び運営コストを抑えることができる中央図書館との併設がベターと思われます。
博物館ができると、広島市民のみならず、多くの人々の関心を呼び起こし、資料や証言を提供する動きが広がり、より一層充実したものになることが予想されます。
図書館と博物館を併設することにより、相互に補完し合うことができ、知の醸成に相乗効果が期待できます。
芸術とは、技巧が至芸に達し、人間の精神に作用して感動を与え及び人々の行動の規範になり、普遍的になっているもの。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます