火曜はSPAを、木曜は週刊文春を買うために朝コンビニによる。今朝はそんなに時間に余裕がなかったけど、原監督の記事が気になってたので、城北埼玉さんのそばのセブンイレブンで買い、ひとしきり読んでしまった。涌井選手でさえ謹慎したのだから、監督の場合、博多に移籍するくらいではすまないのかな。地位のある方はなんて大変なのだろう。
巻末の「ニッポン珍部活動名鑑」というグラビアがおもしろかった。全国の高校にはいろんな部活があるものだ。佐賀県は北陵高校のバル-ン部、溶接部、厚木東高校の人形浄瑠璃部、開成高校の折り紙部、鳥取環境大学のヤギ部 … 。甲子園や花園や普門館とはまた別の、でも本質は同じ、いやむしろ純な部活があるのかもしれない。
1学年だより「未知数」
勉強も部活も、みなさんはまだ取りかかったばかりだ。
将来の目標を設定し、そこから逆算してやるべきことをこなしていいけるなら、それは時間の使い方としては理想的だ。
しかし、自分にどの程度のことができるのか、どの程度のことをこなせるのか、自分の実力はどのくらいなのか、自分がどこまで成長できるのか、すべてはまだ未知数なのだ。
なぜなら、まだ何もやってないに等しいから。
だから、とりあえず目の前のことに一生懸命取り組んでいこう。理屈は後回し。
そこからスタートし、ひたすら毎日やりすぎるくらいやっていたら、スタート時点には想像もできなかったようなゴールが見えるようになった先輩はたくさんいる。
何か与えられたときに、瞬間的に「ムリムリ」と言う人は、いつまでもその時点の小さな自分でとどまっている。
「うそ!」と言いながらも「どうすればいいんだろう」とやることを前提にできる人は、いつしか新しいステージに達することができる。
アメリカで、イチローの次に有名な日本人と呼ばれる吉田社長はこう言う。
~ 夢は小さければ小さいほどいいと思っている。
現実離れしたとてつもなく大きな夢なんて、それをかなえるためにどこからはじめればいいのかわからない。
成功という地図の描き方も一緒だ。きれいごとを並べた、企業の5カ年計画などを目にすると「神様じゃあるまいし、そんな先のことわかるわけないやろ」と、うんざりしてしまう。
1年先のことだって考えたくないくらいなのに。
計画性がないと言われてしまえばそれまでだが、僕はずっと「今日やるべきこと」だけを考えて生きてきた。とにかく1本でも多くソースを売ることが毎日の目標で、ビジネスをはじめてからの人生はその積み重ねだった。
そうやって生きていると「ほどほどの日」というのは自然となくなっていく。毎日全力で取り組んで、満足感を得なければ気がすまなかった。
だから昔は、土日に仕事を休む人が不思議でならなかった。世の中にはいつも通り動いているのだから、仕事だって休まずにやらなければもったいないと思っていたのだ。それくらい1日ごとにたしかな手ごたえがほしかったし、ワクワクしていたかった。
(吉田潤喜『無一文から億万長者となりアメリカンドリームをかなえたヨシダソース創業者ビジ ネス7つの法則』ディスカヴァートゥエンティワン) ~
目の前のことにひたすら熱中し、「今日も一日がんばれた」と満足できる日を重ねていくのだ。
~ 満足の連続こそが、新しいステージへと導いてくれる。それを僕は成功と呼びたい。~