水持先生の顧問日誌

我が部の顧問、水持先生による日誌です。

準決勝

2023年07月26日 | 学年だよりなど
対浦和学院戦は、0対9で惜敗。
野球部さん、おつかれさまでした!
暑い夏をありがとうございました!!

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次は準々決勝

2023年07月25日 | 学年だよりなど
野球部さん、獨協埼玉さんに2対1で勝利し、ベスト8進出。
おめでとうございます!


7月25日(火)11:30~準々決勝@レジスタ大宮
川越東高校vs春日部東高校

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野球応援四回戦

2023年07月21日 | 学年だよりなど
7月21日(金)第二試合14:00~
川越東vs越谷西
上尾市民球場
8対1で勝利です! 次はあさって日曜です!
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階段の法則(2)

2023年07月20日 | 学年だよりなど
3学年だより「階段の法則(2)」






 自分の目標達成への「階段化」――、あたりまえとも思えるが、簡単でもない。
 階段を書けるかどうか自体が、エースになる条件の大きな一歩なのだろう。
 漠然と「○○大学に合格する」と思っているだけでは、やるべきことが定まらない。




~ ただ、なかには階段をつくれない人もいます。夢があいまいすぎたり、ネガティブな気持ちになっているときなど、どんなに考えても夢と現在を結ぶ階段が見えてこないいことがあります。
 そんなときは、階段を下から積み上げていくやり方もあります。ターゲットはあえて絞らず、興味があることに片っ端から手をつけてみる。一通りやり終えたら、そのなかから一番手ごたえを感じた階段に上って、短期間でもいいから集中して取り組んでみる。さまざまな人に会ったり、情報を集めたり、とにかく積極的に動いているうちに、次のステップが見えてくる――。~




 大学入試自体は、合格に向けての勉強をするだけだから、やることをやれば、そしてとことんやれば、結果は自然についてくる。
 コスパやらタイパやらを考えるより、やった者勝ちだ。
 やったかどうかは、書いた量だ。本を見つめているだけの時間は効果が薄い。
 その先、つまり大学に入ってから、そして卒業後といった人生の目標になると、なかなか階段化できないのが現実だろう。
 その時は目の前のことから、地道に階段を積み上げていけばいい。
 その上でいろんなことに手を出してみるといい。
 そのために、大学は素晴らしい環境だ。
 どこに向かっているかはっきりしなくても、階段を昇ると新たに見えてくるものがある。




~ 私自身もどちらかといえば、階段を下から積んできたタイプです。最初からダンサーや振付師になるという夢があったわけではなく、興味が向くままいろいろなことにチャレンジしていたら、いつの間にかダンサーへの階段が出現していたのです。
 おもしろそうだと思った階段を一段上り、そこで頑張っているうちに二段目が見つかって、二段目でも一生懸命やっていたら三段目も見えてきて……。それをくり返しているうちに、ダンスで生きていけるようになっていたのです。 (夏まゆみ『エースと呼ばれる人は何を育ててきたのか』サンマーク出版)~




 いま積むべき「階段」は勉強だ。
 足場をできるだけ大きく強固にしておこう。

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野球応援3回戦

2023年07月17日 | 学年だよりなど
7月17日(月)9:00~
レジスタ大宮(大宮市営)球場 一塁側
川越東高等学校vs春日部共栄高等学校


コメント (2)
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階段の法則

2023年07月16日 | 学年だよりなど
3学年だより「階段の法則」



 夏まゆみ氏は、アイドルやミュージカルのコレオグラファー(ダンスの振り付け、指導を行う人)として活動し、長年にわたりダンスの普及活動や、振付師自身の地位向上にも携わってきた。
 先日61年の生涯に幕を下ろされたが、モーニング娘やAKB48をはじめ、300組以上のアーティストを育ててこられた。まったく素人の女の子を、厳しいレッスンでエンタメ界のエースに育てていく手腕は、それ自体が番組にも取り上げられたりもした。
 夏先生は、エースには誰でもなれると言う。
 ただし、そのためには正しい努力をしなければならず、その方法は、けっしてアイドルや芸能人だけの話ではなく、すべての人の成長に共通するという。
 まず「自己を確立すること」。
 自分が何を目指し、そのために何をやらないといけないかをはっきりさせること。
 「いつかセンターに立ちたい」と漠然と考えている生徒さんに「階段」を書かせること。




~ おそらく多くの人は、漠然とした夢や理想はあるけれど、そこへの道筋が見えなかったり、夢に近づいている実感が持てないから悩むのではないでしょうか。
 アイドルの卵たちも同じで、歌手になりたいとかセンターに立ちたいとか、漠然とした目標は持っていて、自分なりに努力もしているのだけれど、それが少しも実になっていないような気がして落ち込んでしまう子がたくさんいます。
 そんなときに教えるのが「階段の法則」です。
 やり方は、まず紙に階段の絵を描いて、最上段にその子の夢、たとえば歌手になりたいなら「歌手になる」と書きます。次に「歌手になるには何をしたらいいと思う?」と聞いて、本人が「ボイトレ(ボイストレーニング)かな」と答えたら、夢の下の段に「ボイトレ」と書き加えます。
 続けて「じゃあなんでボイトレやらないの?」とたずね、「レッスン料が足りない」という返事だったら、ボイトレの下の段に「お金」と記入。「ならお金を貯めるにはどうすればいい?」という質問に「アルバイトを頑張る」と返ってきたら、お金の下段に「アルバイト」と書きます。
 そんなふうに最上段の夢から一段ずつ地面まで降りてくれば、いまの自分にできることが見つかります。アルバイトと歌手はまったく関係がないようでいて、ちゃんと同じ階段でつながっていることがわかれば、アルバイトへのモチベーションも上がります。
  (夏まゆみ『エースと呼ばれる人は何を育ててきたのか』サンマーク出版)~




 自分がどんな存在であるのかは、他者との関係性で決まるという話を、現代文の授業でさんざんやってきた。
 未来の自分という他者と、今の自分との距離を認識してはじめて、「自己」は生まれるのだ。
 自分がどんな階段を昇ろうとしているのか、いま現在何段目に達しているのか、つまり自己が確立してくれば、やるべきことは自然に決まる。

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変わる(3)

2023年07月13日 | 学年だよりなど
3学年だより「変わる(3)」




 しつこいけど、変わるためには「地道力」が必要だ。
 暑い日々のなかで、「よおし今日もがんばろうと!」と言ってるようでは、地道力が足りない。
 がんばっているようではダメで、そう思う前にやりはじめてしまうシステムを作ろう。
 そもそも「頑張っている」状態は長続きしない。
 人間のからだがそのように出来ているからだ。
 がんばって、やる気に満ちあふれた状態が延々と続くと、人間の身体は壊れてしまう。
 ハイテンションが延々と続くのは、治療が必要な状態だ。
 人間のからだは、動きはじめるとほどよく「やる気」がわいてきて、そのうち徐々に減っていくようにプログラムされている。
 やる気がなくなった時、無理に頑張ろうとしても、かえって逆効果になる。
 時間をむだに費やすだけだ。
 やる気を必要としない作業を行うか、むしろ休むかを選択する。
 やる気に関係なく、朝起きて、顔を洗って歯を磨いてご飯を食べて……の流れにのって自然にやることを決めておく。




~ アスリートは、長期戦です。
 長期戦でパフォーマンスを上げていくには、体のプログラムに逆らわないことです。
 アスリートは、人一倍まじめで一生懸命な性格な人が多い。
 そうでないと、誰もがたどり着けない頂(いただき)に登ることはできないからです。
 やる気が出ないと「自分は、ダメな人間ではないか」と責めてしまいがちです。
 これは、精神的な道徳論であって、科学ではありません。
 パフォーマンスを上げるには、科学的であることも重要です。
 やる気というと、つい精神的に捉えがちになるのが、落とし穴なのです。
 やる気も、脳のプログラムなのです。
 集中力が続かないのも、集中を続け過ぎてしまうと、脳がサーバーダウンしてしまうからです。
 集中力が続かないのではなく、続かないようにプログラムされているシステムが、正常に機能しているだけです。
 やる気が出ないときは、ルーティンを淡々とすることです。
 ルーティンとは、やる気が出なくてもできる決まりごとなのです。
 やる気がないとできないルーティンは、ルーティンではありません。
 やる気は、ここ一番に取っておきましょう。 (中谷彰宏「メンタルで勝つ方法」)~




 やる気には波がある。人の心には波がある。
 自分がどんなふうに波にのっていける人間なのかを知るのも、この時期の大事な経験だ。

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野球二回戦

2023年07月12日 | 学年だよりなど
野球応援初戦 7月12日(水)県営大宮球場 第三試合
山村学園さんに6vs3で勝利しました。
野球部のみなさん、関係者のみなさん、おめでとうございます!!

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変わる(2)

2023年07月10日 | 学年だよりなど
3学年だより「変わる(2)」




 高い服を着ても、何か着こなせていない感じがする時、何が足りないのか。
 シンプルに言うなら「勉強」が足りないのだ。
 ファッション雑誌を手に取る、ショップに足を運ぶ、いろいろチャレンジして恥をかく、かっこいい人と実際に会う……というような経験が。
 そんなレベルでなくてもいい。家庭科の時間にネクタイに結び方を習ったら、週に一回とかでも家で結ぶ練習をしていたら、おそらく就活は、スタート時点で一歩リードしている。
 外見を変えるのは、一見たやすい。
 しかし、ほんとうに身に付いた変わり方をするには、内面の裏付けが要る。
 内面を変えるのは、勉強と経験だ。
 経験とは、大きなイベントに参加することではなく、日々の暮らしの積み重ねだ。
 お給料が入った日、奮発して高級レストランに行く人のことを美食家とは言わない。
 半年に一回だけ、マラソン大会に出てみる人をアスリートとは言わない。
 高級なものを食べてなくても、日頃から食へのこだわりを積み重ねている人がいる。
 はでな記録や戦績は持たなくても、ひきしまった肉体でトレーニングを重ねる人がいる。
 そういう人たちは、顔もしゅっとしている。
 どんなジャンルの人でも、自分の専門の分野を極めた人は、普通の服を着ていてもかっこいい。むだにお金をかける必要がない。
 大学に合格すること、夢がかなって○○大学生になることは、大きな変化だ。
 それ自体、自分をかっこよく見せるための大きな要素だ。
 かっこよく見せるのは、その大学の学生証ではない。大学グッズでも通学定期でもない。
 そこにいたるまでに積み重ねたルーティンによって、変わった顔つきだ。
 やりきったことによる無意識の自信が支えている、立ち居振る舞いだ。
 受験の期間で培った「地道力」は、仕事をし始めてからも役立つ。
 課題に直面したとき、地道力のない人は、とりあえず逃げ道を探す。大人にもたくさんいる。
 地道力のある人は、大きな課題も分割できることを知っている。
 まずは課題を冷静に見つめられる。「意味わかんない」とか「世の中が悪い」とか言わない。
 課題を見つめ、分割し、自分にできることを見つけて、解決の糸口を探す。
 自分に足りない部分は、周りの人に教えてもらったり手助けしてもらったりしながら、当初不可能に思えた困難を、解決可能な課題に変えていく。
 そういうことができる自分になることが変わるということだ。
 何かをなそうと思ったなら、近道はない。
 地道力のない人は「おいしい話」が好きなので簡単に詐欺にひっかかる。
 変わろうと思ったら、髪の色を変えるのではなく、まず中身を変えよう。

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変わる

2023年07月09日 | 学年だよりなど
3学年だより「変わる」




 小倉優子さんをサポートした西岡壱誠さんは、受験指導の会社を経営し、「ドラゴン桜」の監修にも携わっている。ただ西岡氏自身、勉強に目覚めたのは遅かった。
 私立の中高一貫校に入学したものの、まったく勉強に手がつかず、進級さえあぶないと言われ続ける。しかし、後に師匠とよぶ先生との出会いで、「自分は変わりたい」と思うようになり、偏差値35からの挑戦で、二浪して東大に入った苦労人だ。




~ みなさんは、大学受験というものを、どのように捉えていますか?
「学歴を得てキャリアを築いていく通過点」だと捉える人が多いかもしれません。
 けれど、僕は少し違う考えを持っています。ただそれだけのことなのであれば、大学受験がこんなに人の心をざわつかせるわけがない、と。芸能人の大学受験企画がテレビで人気を集め、『ドラゴン桜』の漫画やドラマが多くの人の心をつかみ、大学受験について語り合いたい気持ちにさせるのには、ほかの理由があるはずです。なぜでしょうか?
 それは、大学受験が「自分を変えるきっかけ」になるからなのだと思います。
 偏差値35から東大を目指し、合格した経験は、間違いなく僕の人生を変えてくれましたし、東大にかぎらず、自分を変えたいという思いで大学入試に挑み、実際に変わったという経験をお持ちの方は、少なくないと思います。
 僕が、小倉さんの大学受験を応援することにしたのは、「今の自分から、全然違う自分になりたい」という切実な思いを持っていらしたから、僕はお手伝いしたいと思いました。  (西岡壱誠『頭がいい人は○○が違う』日経BP)~




 そもそも「変わる」とは、どういうことか。
 何がどう変わったとき、「あの人は変わったね」と評価されるのか。
 手っ取り早いのは、外見を変えることだろう。
 髪を染める、眉を剃る、メイクする、二重まぶたにする、お歯黒にする(いないか)、ボトックス注射をする……。
 タトゥーを入れる、奇抜なファッションをする、超高級ブランドを身に付ける、ダイエットしたり、筋トレしたりする……。
 見た目の変化は、その気になればすぐにでも可能だ。
 ただし、みなさんが例えば超高級なスーツを身に付けて街を歩く姿を想定したとき、なんとなく微妙な雰囲気になりそうな気もするのだ。びしっと着こなせる子もいるだろうが。
 就活の学生さんを想像するとわかりやすい。彼らのリクルートスーツは、ほとんどの学生さんがキマっていない。だらしなく見えたり、七五三に見えたり。
 その人自身と外見との関係が、何かおかしいと他人に思わせるとき、その原因は何か。
 いろんな要因がある。大きく言えば人生経験であったり、常日頃の暮らしぶりであったり。
 衣服で言えば、服そのものへの理解や、シチュエーションの判断ミスだったりする。

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