大分県の教員採用汚職が明るみに出て、きっと全国各地から同じような問題が出てくるのだろうと思っていたが、そうはなってないようなのが不思議だ。
本気で調べれば、いくらでも出てくるはずだし。
地方に行けば「役場に入りたいなら、だれそれに話つけちゃる」とか、「それくらいの口利きができなくて、なんのための議員じゃ」とか会話があるのがふつうだ。
そういう「世間」を生きることに気が進まない若者は都会を目指すしかない。
おれもそうだった(うそ。純粋に採用試験におちました)。
けっこうみんな大分県を批判してるけど、どうかな。たとえばテレビ局なんて、コネなしの入社でどれくらい可能なの? 根本的に優秀じゃないといけないだろうけど、センターで900点とれたらまちがいないです、というほど甘くはないだろう。たとえば、みのもんた氏の息子さんは、親の力と全く関係なく日テレに入社したのだろうか。
それにしても、教員採用汚職やら、文部科学省の役人の贈収賄にくらべたら、未履修問題なんて、ほんとなんでもないことに思えてくる。