~ 「アメリカンユートピア」は、デヴィッド・バーンによるアルバム「アメリカン・ユートピア」が原案の舞台を映画化。2019年秋よりブロードウェイで上演された舞台を再構築し、デヴィッド・バーンと11人のミュージシャンやダンサーたちが舞台に上がる。『ドゥ・ザ・ライト・シング』などのスパイク・リーが監督を務め、デヴィッドと共に製作も手掛け、ラジオDJや音楽評論家などの肩書を持つピーター・バラカンが字幕監修を担当している。~
みなさんご存じですよね、元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーン。
ちなみに自分は知りませんでした。
前に予告編を観たときから、公開を心待ちにし、自粛で延期され、やっとはじまったのを観ることができた。
そのまま中継したものではないが、オープニングからアンコールまでライブが堪能できる。
今いろんなライブが配信されるようになった。音楽家、役者さん達の苦労には頭が下がる。ただ、やはりパソコンやスマホの画面ではなく、同じ空間で空気の振動を感じたい。
客席の人々はたんなる傍観者ではなく、一緒にライブを作る存在でもある。
そういえば、寄席も、配信できるから無観客にするよう都から要請され、結局閉館せざるを得なかった期間があった。寄席に一度でもいったことのある人なら、そんなのが成り立たないことぐらいわかるはずだ。
ただし、映画館という特殊な空間は、プライベートな画面で感じられないものを感じさせてくれる。
空気の振動はないけど、客席からは見えないものまで見せてくれるのが大きい。
そもそも、ブロードウェイでやっているショウを見ようと思ったら、何十万円のお金も必要だ。
それだけのお金を本当に使ってしまっても悔いは残らないだろうと「キンキーブーツ」を見たときは思ったけど、この「アメリカンユートピア」も同じ感覚だ。
これを、たった1800円で見ていいのか。
映画化してくれた関係者にお礼を言いたい。
そして、部員のみんなにも勧めなければならない。
市立柏の石田先生が、いろんなエンタメに触れる、観に行く、経験することは、すべて勉強だ、とおっしゃっていた。
全部初めて聴く楽曲なのに、からだにしみこんでくる気がするのは、曲を聴いているのではなく、歌と踊りと演奏との境界がないパフォーマンスを観ているからだろう。
これを観ておくのと、そうでないとでは、これからのポップスステージの作り方に大きな差ができると思った。
観ている途中からいろんなアイディアが生まれてきた。
原則日曜部活休み期間のおかげで、すばらしい自己研鑽になった。
もしかしたら、このあまりにもお買い得な体験ゆえか、帰りに寄った東武デパ地下で、とんでもなくお買い得なお惣菜3パック1000円を手に入れることもできた。
デヴィット・バーンさんの御利益はすごい。
いや、御利益はお惣菜ではないな。70歳近いデヴィット・バーンさんが、歌い、踊り、ギターを弾く姿はあまりにかっこよく、部活の参考どころか、生き方を啓示してくださった感覚さえもった。
年上でばりばりファンクな植田薫先生を想起してしまったのも、音楽は違うけど、同じ匂いを感じたからだろう。また薫陶を受ける場をつくれたらいいなと思う。
みなさんご存じですよね、元トーキング・ヘッズのデヴィッド・バーン。
ちなみに自分は知りませんでした。
前に予告編を観たときから、公開を心待ちにし、自粛で延期され、やっとはじまったのを観ることができた。
そのまま中継したものではないが、オープニングからアンコールまでライブが堪能できる。
今いろんなライブが配信されるようになった。音楽家、役者さん達の苦労には頭が下がる。ただ、やはりパソコンやスマホの画面ではなく、同じ空間で空気の振動を感じたい。
客席の人々はたんなる傍観者ではなく、一緒にライブを作る存在でもある。
そういえば、寄席も、配信できるから無観客にするよう都から要請され、結局閉館せざるを得なかった期間があった。寄席に一度でもいったことのある人なら、そんなのが成り立たないことぐらいわかるはずだ。
ただし、映画館という特殊な空間は、プライベートな画面で感じられないものを感じさせてくれる。
空気の振動はないけど、客席からは見えないものまで見せてくれるのが大きい。
そもそも、ブロードウェイでやっているショウを見ようと思ったら、何十万円のお金も必要だ。
それだけのお金を本当に使ってしまっても悔いは残らないだろうと「キンキーブーツ」を見たときは思ったけど、この「アメリカンユートピア」も同じ感覚だ。
これを、たった1800円で見ていいのか。
映画化してくれた関係者にお礼を言いたい。
そして、部員のみんなにも勧めなければならない。
市立柏の石田先生が、いろんなエンタメに触れる、観に行く、経験することは、すべて勉強だ、とおっしゃっていた。
全部初めて聴く楽曲なのに、からだにしみこんでくる気がするのは、曲を聴いているのではなく、歌と踊りと演奏との境界がないパフォーマンスを観ているからだろう。
これを観ておくのと、そうでないとでは、これからのポップスステージの作り方に大きな差ができると思った。
観ている途中からいろんなアイディアが生まれてきた。
原則日曜部活休み期間のおかげで、すばらしい自己研鑽になった。
もしかしたら、このあまりにもお買い得な体験ゆえか、帰りに寄った東武デパ地下で、とんでもなくお買い得なお惣菜3パック1000円を手に入れることもできた。
デヴィット・バーンさんの御利益はすごい。
いや、御利益はお惣菜ではないな。70歳近いデヴィット・バーンさんが、歌い、踊り、ギターを弾く姿はあまりにかっこよく、部活の参考どころか、生き方を啓示してくださった感覚さえもった。
年上でばりばりファンクな植田薫先生を想起してしまったのも、音楽は違うけど、同じ匂いを感じたからだろう。また薫陶を受ける場をつくれたらいいなと思う。