27日に最後の練習をし、28日から吹奏楽の指導者講習会に出かけた。
初日はポップス演奏法の講座。今年は小編成でできるポップスの演奏がメインだったが、基本的な奏法や指揮の仕方についてのお話も聞けた。数年前にはじめてこの講習に参加したときに、ポップスの譜面は、書いてある音符の長さを忠実に再現したらカッコ悪いという話をきいて目からうろこが落ちたものだ。その後、吹連の研修にでかけたる、親しい先生に実際に習ったりして、なるほどこう演奏するのかというのは大分理解でき、そういう吹き方をしているバンドとそうでないバンドとの違いも聞き分けられるようになった。知っているかどうかは大きい。
29日の指揮法講座では、曲を歌えることの大切さを学び、そのときに身にしみたお言葉。
「先生方、生徒さん一人一人も、こうやってちゃんと歌えるようになってないと吹けないですよ。一人一人がそうなるまで、先生がちゃんと面倒みているかどうか、全国大会に行けるバンドとそうでないバンドの差ってそういうところだと思います」
深く頭を垂れるしかない。「あとは自分でやっておいて」という言葉を来年は封印しよう。徹底的にやろうと(現段階では)深く心に決めた。あと、コードネームの付け方のお勉強も今年はがっつりできたので、これから部員用に配布するスコアには、事前にコードを全部ふってあげることにしよう。
というように、年末もかくも前向きに学び続ける自分には、きっと来年もいいことがあるにちがいない。
今年もご愛読ありがとうございました。
みなさま、よいお年をお迎えください。
冬休みに何か面白い本がないかなと思っている方は、ここを読んだらその足で書店に向かい、もしくはamazonで、平田オリザ『幕が上がる』を購入してください。鉄板です(全年齢対象)。
いいCDないかなと思った方には、LUVandSOUL『Harmony』をお薦めします(大人向け)。
落語ファンの方がいらしたら、快楽亭ブラックのCD『名人宣言』の「柳田格之進」がすごいかったです。