折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

五月晴れの下、バラの一番花が次々と

2014年05月11日 21時39分37秒 | 立夏

◇ 日曜日の今日も引き続き好天に恵まれて、最高気温も26.7度の夏日となったらしく、陽気に誘われたバラ達も開花が一気に進んでいます。

  大好きなバラが、あるいは少し心配させられたバラが、いずれも何事もなかったかのように咲いている姿は、バラ好きにとって、ホッとする瞬間です。

  これから先も毎日のように一番花が咲き始めることでしょうが、その度ごとに品種や経過によって微妙に異なるうれしさを感じることになるのでしょう。

  午後からは、挿し木苗の鉢上げ・鉢増しに頼もしい助っ人(!?)を得て、私にとっても記念のバラの小鉢が、いくつか庭に出現することになりました。

 

□ 強い日射しをあびて、アプリコット・ピンクのバラの開花です。

 

□ エブリン

(Evelyn S 1991 D.Austin England)

うちの庭では、なぜか一筋縄では咲いてくれないバラです。

大好きなだけに、咲いてくれただけでホッとします。

 

□ 前日(5月10日)に、開花が始まっていました。

 

□ エブリンのそばで、2品種のバラのコラボです。

 

□  パット・オースチン

(Pat Austin S 1995 D.Austin England)

花びらに若干傷みがありますが、まずまずの一番花です。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

先日開花の始まったバラ、次々に花開いています。

 

□ 大きく色づいた蕾のまま、ずっと足踏み状態だったバラ、開花しました。

 

□ ゴールデン・セレブレーション

(Golden Celebration S 1992 D.Austin England)

大輪のバラが順調に成長して来ました。

アーチに誘引しようと考えています。

 

□ ピークを過ぎつつある、ハゴロモジャスミンをバックに開花です。

その向こうのピンクのバラは…

 

□ アンジェラ

(Angela F 1984 W.Kordes Germany)

ハゴロモジャスミンに最も近いところで開花です。

 

□ こちらも先日開花の始まった、ガリカ系のオールド・ローズです。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

バラの中で、最も紫色に近い花の色とのことです。

 

□ 挿し木苗、1月に挿した1年生苗2本と、

昨年の2年生苗一鉢(左)の鉢上げ、鉢増しです。

 

□ アシスタントは孫のKちゃん(2歳8か月)

鉢底石を少々入れて…

 

□ 用土を適量入れて…

 

□ 挿し木苗をそっと入れて、さらに用土をかぶせて…

 

□ はい、できあがり!

あとはたっぷり水遣りしてもらいました。

明日(5月12日)、千葉県に戻ってしまいます。

 

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バラの一番花が続きます。

2014年05月10日 22時10分01秒 | 立夏

◇ 5月も連休を過ぎるとさらに気温が上がって、最高気温が25度を超す夏日になることも多くなりますが、それにも増して日差しの強烈さは格別なものがあります。

  今日の日の出時刻が5時17分だそうですから、午前7時頃には太陽も東の空高く昇っており、日光が燦々と降り注ぐ庭の画像は早朝でも眩しいものが多くなりました。

  そんな日射しの中で、連休までは結構色づいていながらも開花への歩みの遅いように感じられたバラの蕾が、昨日辺りからようやくほころび始めたようです。

  返り咲きのない一季咲きのバラは「一番花」とは呼ばないのでしょうが、とりあえずシーズンの最初の開花ということで、一季咲きの花もこれから同様にご紹介します。

 

□ その眩しい南側の一角から…

 

□ 心待ちにしている、淡いピンクのバラの開花です。

 

□ エグランタイン

(Eglantyne S 1994 D.Austin England)

やわらかい彩り、芳しいバラが庭に帰って来ました。

 

□ 咲き進むとさらにふわふわ感が増して来ます。

 

□ 庭の南東側、とても日当たりの好いところ、眩しい限りです。

 

□ 淡いクリーム色にかすかにピンクの入ったバラの開花です。

 

□ チャイコフスキー

(Tchaikovski S 2000 Meilland France)

 

□ こちらも眩し過ぎて、花の色すらもはっきりしませんが…

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

開花初日の夕方の様子ですが、

明日は大輪の花の姿が変わっているはずです。

 

□ これが開花の始まった午前中の様子。

 

□ 昨日は蕾がほころび始めたところでした。

 

□ いつもそわそわする南側のアーチですが、

ピンクのバラとクレマチス「プリンセス・ダイアナ」のコラボです。

 

□ そのソフト・ピンクのバラの開花が始まりました。

 

□ ウィズレー 2008

(Wisley 2008 S 2008 D.Austin England)

 

□ これから次々に咲いて、クレマチスの開花を待ちます。

 

□ こちらは半日蔭ですが、ピュアなピンクの中輪が開花しました。

 

□ ハーロウ・カー

(Harlow Carr S 2004 D.Austin England)

 

□ 蕾も多くて、次々に咲き続けるはずです。

 

□ その向かい側ではオールド・ローズの開花です。

 

□ ゼフィリーヌ・ドルーアン

(Zéphirine Drouhin B 1868 Bizot France)

いかにもオールド・ローズのピンクらしい、明るくて暖かい花の色です。

 

 □ 北側の様子を脚立に乗って撮ってみました。

左側は昨日開花の始まった深紅のバラで、

奥は花のピークの過ぎたハゴロモジャスミンです。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

□ ハゴロモジャスミンは、これがほぼ外回りの全景です。

角の辺りが、方角としては北になります。

 

□ 花はピークを過ぎていても、香りは「満開」です。

 

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バラの一番花、ようやく咲き始めました。

2014年05月09日 23時39分58秒 | 立夏

◇ 昨日、今日と日中気温が上がり、最高気温が25度を超す夏日を記録して、暦の上での「立夏」の名にふさわしい、少し汗ばむくらいの陽気になりました。

  戸外ではあちこちの大木に小さい白い花がたくさん枝垂れているのが見かけられますが、あれはニセアカシア、ずっと昔の若い頃の思い出がよみがえります。

  そんな個人的な想いはさておき、このところの陽気に誘われて、色づいた蕾のまま足踏み状態の続いていた庭のバラも、ようやく開花する花が現れて来ました。

  この春はいつになく蕾の色、大きさの充実しているものが多いような気がしていますが、できればこのまま順調に一番花として、美しく花開いてほしいと願っています。

 

□ 朝庭に出て、真っ先に目を惹いたのがこのバラです。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

2枚の画像の時間差は、わずかに45分です。

 

□ 前日(5月8日)の朝、蕾が緩み開花が始まっていました。

 

□ 夕方帰宅してみると、すっかり開花が進んでいました。

 

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

庭で数少ない深紅のバラ、私には貴重な花です。

 

□ このバラも、昨日(5月8日)に開花が始まりました。

 

□ ハゴロモジャスミンを背景に、ゴールデン・セレブレーション(ER)

こちらはなかなか蕾が緩みそうもありません。

 

□ でもこの辺りでは、早咲きのアプリコット・ピンクの中輪が咲き始めました。

 

□ コーネリア

(Cornelia HMsk 1925 J.Pemberton England)

 

□ 結構な「大木」に育ちましたから、たくさんの花を咲かせてくれるはずです。

 

□ 奥のこんもりとした緑がコーネリア、

その南側に、ガリカ系オールド・ローズの木立です。

 

□ カルディナル・ドゥ・リシュリュー

(Cardinal de Richelieu G before 1840 J.Laffay France)

大好きな紫色のバラが庭に帰って来ました。

 

□ この辺りにも、ハゴロモジャスミンが広がって来ています。

 

□ このハゴロモジャスミンを背景に、レディ・オブ・メギンチ(ER)が開花寸前です。

 

□ ここは半日蔭ですから、まだ蕾も多いようです。

 

□ このかたまり部分だけでも香りが広がりますが…。

 

□ 北側の道路沿いのハゴロモジャスミンです。

 

□ ややピークを超えつつありますが、見上げると迫力も感じられます。

もちろん甘い香りが、少し離れたところまで漂います。

 

  

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連休後半、ハゴロモジャスミンの広がり

2014年05月05日 22時15分25秒 | 立夏

◇ ゴールデンウィークも後半に入って来ましたが、5月4日は天候にも恵まれて、絶好の行楽日和となりました。

  「行楽」ばかりでなく、こんな爽やかな好い天気の日は、何をやるにも「絶好」の日和であることに違いはありません。

  どこか近場の新緑に囲まれたところで孫娘を「放し飼い」にしようということになって、目ざす高原へ約50kmくらいの道をドライブしてみました。

  庭でハゴロモジャスミンの咲く頃は、1年のうちでもそう多くはない爽やかな風の季節、光りに満ちた高原には緑のそよ風が吹き渡っていました。

          ※ 5月4日に引き続き、5日に少し追記しています。

 

□ ゴールデン・セレブレーション(ER)の向こう側が、

白いベールのように変化して来ました。

 

□ 日当たりの好い部分から、純白の花が広がって行きます。

 

□ ハゴロモジャスミン、この辺りは七、八分咲きくらいでしょうか。

 

□ 反対側(道路側)は、方角が北になります。

まだ蕾が多く、二、三分咲きくらいです。

 

□ ここからは久住高原へのドライブの様子です。

 

□ 季節がこれでわかりますね。

 

□ 車窓から、久住山(1786m)の眺めです。

 

□ 南には、阿蘇五岳(これは根子岳1408mと高岳1592m)が望めました。

 

□ 向かって左にうっすらと祖母山(1756m)、右が阿蘇山になります。

 

□ 孫のKちゃん(2歳7か月)です。

 

□ 「放し飼い」を…

 

□ 目いっぱい楽しんで…

 

□ あっという間に駆けて行きました。

 

□ 愛らしい花、踏みつけないように気をつけて…。

 

+----+----+----+  5月5日 少し追記しました。  +----+----+----+

 

□ 孫のAちゃんがやってきました。

4か月(もうすぐ5か月)の女の子です。

 

□ ヒメウツギが、雨の中を満開になりました。

 

□ オオデマリ、庭は白い花の季節です。

 

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八十八夜、バラの一番花

2014年05月02日 22時09分52秒 | 穀雨

◇ 先日帰省で大分自動車道から長崎自動車道を東から西へと走った訳ですが、九州は茶所だけに車窓からの眺めに茶畑の広がる光景がいくつもあります。

  夏も近づく八十八夜♪ そんな茶畑を眺めていると、昔音楽の時間で習った「茶摘み」の歌を口ずさんでしまいますし、実家のある町にはもうすぐ「茶市」が立ちます。

  その八十八夜は、うちの庭ではバラのシーズン到来を告げる季節、今年もほぼそれに合わせてほんのわずかでも、バラの一番花が開花しました。

  深紅と白のチャーミングな花、早咲きのバラが先陣を切って、今年も四季咲きバラは秋まで続く(放って置くと正月過ぎても咲く…)バラの季節の始まりです。

 

□ ジャクリーヌ・デュ・プレ

(Jacqueline du Pré S 1988 Harkness England)

 

□ 開花の様子を、昨日5月1日はここまで、花びら1枚。

 

□ 朝日の射す頃(5月2日)、開花の始まりです。

 

□ 午前9時頃、2年振りにこのバラが庭に戻って来ました。

 

□ 午後、チャーミングな半八重のバラに咲き進みました。

昨年シーズン前に枯れてしまって、これは2代目です。

お好みのバラは、やはり手元に置いていたいものです。

 

□ 葡萄紅 (Pu Tao Hong Ch)

チャーミングなバラ、庭で1、2を争います。

 

□ 昨日5月1日の朝は、まだこんな蕾でした。

これから次々に開花していくでしょう。

 

□ ヤング・リシダス(ER)の蕾もすっかり色づいて、開花寸前です。

向こうにモンタナ系のクレマチス「スノーフレーク」

バラとクレマチスのコラボを楽しめたらいいのですが…。

 

□ クレマチス モンタナ系 スプーネリ

(clematis montana 'Spooneri')

このところの陽気で、ほぼ満開になりました。

 

□ よく日の射す庭の東南側一帯、緑が生き生きしています。

 

□ エブリン(ER)の蕾が膨らんで、ジャーマン・アイリスが咲き始めました。

 

□ アイリスもこの時季らしい彩りです。

 

□ ゴールデン・セレブレーション(ER)の蕾はまだあまり色づいていませんが、

向こうのハゴロモジャスミンは、開花が進んでいます。 

 

□ ハゴロモジャスミンの手前には、アンジェラも咲くことになります。

 

□ ここまでは、昨日5月1日の様子です。

 

□ これは5月2日、一斉には開花しないで、じわじわ広がっていく感じです。

 

□ 蕾はピンク、花は純白、無数の花の広がりまでもうすぐです。

 

□ 孫娘のKちゃん(2歳7か月)、水遣りを「手伝って」くれます。

今日は私に向けて放水して、キャッキャ喜んでました。

ありのままの~♪ 「アンナと雪の女王」を歌ってくれます。

 

□ そして、しばらく楽しんだ白牡丹もおしまいのようです。

 

□ 散った花びらを見てますと、こんな俳句を思い出します。

                               (una poesia di oggi)

牡丹散て 打かさなりぬ 二三片   蕪村

 

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