欧州選手権（男子4月21日～25日、女子4月28日～5月2日・バーミンガム）の抽選が6日、FIG新会長ゲルゼ氏ら出席のもと、バーミンガムでおこなわれました。
予選の班分けですので、別にどうということはありませんが、英女子は独、ハンガリー、ベラルーシ、ノルウェー、デンマークと同じ班。ロシアはこれとは別で、最終班になりました。
男子は25チームが団体予選にのぞむそうです。欧州王者ロシアは、英、伊、ウクライナなどと同じ班。予選上位8チームが決勝に進みます。私はじつは欧州の男子団体順位が非常に気になりますので、注目しています。ギリシャやスイスは6種目やることに力を入れている選手が多いようでしたし、結果が楽しみです。
歴史というには最近すぎますが
、なぜかベルギー体操連盟のサイトでアレクセイ・ネモフ（ロシア）の活躍を振り返る特集をしていましたのでご紹介します。
過去の成績、得点アップ要求のエピソードなどはみなさんよくご存知だと思いますので、私が興味をひかれた部分だけご紹介しますと・・・
・引退後、功績をたたえてロシア五輪委員会はネモフに4万ドルを与えた。
・現在は故郷トリアッティに妻と息子とともに暮らす。
・息子はネモフがプレ五輪で豪にいるときに生まれ、大会のあと初めて会った。
・イワン・イワンコフが大親友で、息子（アレクセイJr.）の名づけ親。
・2007年には「ヤング・アンド・モダン」という雑誌による「世界でもっともハンサムな男性50人」に入った（アンアンみたいなものか？）
まあ、好みがありますからね・・・。
山あいのマグリンゲンで合宿をおこなっているというスイス男子代表チームですが、ルーカス・フィッシャー選手は一週間を過ごした感想などを書いています。
ようやく落ち着いてきたようで、とにかく代表の一員であることに喜びを感じているそうです。もっと新しい生活に慣れる必要はあるものの、体操だけに集中できることは本当にすばらしいと書いています。
フィッシャーくんの文章を読むと、代表に入ることのよろこびがいつも非常に強く感じられます。そういうものなんですねー。スイス体操連盟が何もレポートしてくれないので、彼の日記に期待します。
代表ってことはカペッリとかボッシェンスタインもいるんじゃないのか？スイス体操連盟よ写真を見せろ～！あばれてやる～！
はじめて取り上げるマレーシアの話題です。
マレーシア男子のコーチは、ブルガリア人のパベル・トドロフ氏がつとめているそうです。
・選手の積極性にコーチ喜ぶ（the star online）
練習拠点をブキッ・ジャリ（クアラルンプールの南）の新しく建設された第二体育館に移してから、環境がよくなったということです。「もっと多くの器具と着地練習用のマットがほしいが、それがなくても選手たちのやる気はそがれることはない」とのことです。トップ選手だったNg Shu Wai選手の引退（2008年）による穴をうめる新しい力の台頭が期待されています。
トドロフ氏は現在、男子の代表予備軍を指導しています。昨年はあまり多くの大会に参加しなかったそうですが、
「定期的に大会に出ることが大事」
と話し、コモンウェルスゲームズ（10月3日～14日・デリー）、アジア大会（11月12日～27日・広州）に向けて確実に向上している選手たちを見てうれしく思うと話します。W杯カタール大会（3月22日～24日・ドーハ）にも選手を送りこむということです。
－－－－－－－－－－
カタールは町田和樹選手が出場予定であり、当コーナー注目の大会です！
