欧州選手権(6日~10日・ベルリン)で8日、跳馬の着地で足を傷めたアリヤ・ムスタフィナ(ロシア)は左ひざの半月板損傷だったことがわかりました。
・ムスタフィナ、アマナールで負傷(Examiner.com)
ちょっと痛々しいですが、跳馬の動画と解説↓
・ムスタフィナが負傷した跳馬(Gymnastics Coaching)
かわいそスねくわしい検査結果は9日にわかるようです。
ワザにくわしくないのでおそるおそる書きますが・・・
「ユルチェンコ跳び2回半ひねり(アマナール)」D得点6.5、で合っていますでしょうか。各記事によりますと、D得点の高さから選手にとっては非常に魅力的なワザとなっているようですが、実際に着地に成功する例は少ないそうです。シモナ・アマナール(ルーマニア)でさえ、一度国際大会で跳んだだけで、その後すぐ引退したという話も紹介されています。それでも、現状ではE得点の審判は演技のよしあしにせいぜい0.2~0.3ぐらいしか差をつけないので、実施する価値があるようです。
ファンからは、「採点規則に問題はない」「たしかにE得点はもっと大きく差をつけるべき」「これはひどい演技(美しくない)」「体操は危険な競技。しかたない」「選手とコーチの責任。能力に応じたワザをやるべき」・・・などさまざまな意見が寄せられています。
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私はもともと、E得点の幅をもっとつけるべきだと思っているので、似た意見の人がいるのはうれしいことです。この跳躍にしても、姿勢がひどいですよネ。こんな美しくない高難度の跳躍をするぐらいなら、カンペキに美しく難度の低い跳躍をした選手のほうがうんといい点が出る、そういうシステムにすればケガも減るように思いますが・・・。
アメリカン・カップにおけるウィーバー(米)とムスタフィナの跳馬の比較。
ウィーバー 15.833
ムスタフィナ 15.566
こんなわずかな点差しかつかないのか?っつう話になっています↓
・ウィーバーとムスタフィナの跳馬(Gymnastics Coaching)
何かあまり同情的な声がないような・・・