スミス、バンゲルダーらメダル逃す～欧州選手権～

欧州選手権（ベルリン）は9日、種目別決勝の前半をおこないました。

・くわしい結果（International Gymnast）

女子
＜跳馬＞
1. イズバサ（ルーマニア） 14.675
2. チュソビチナ（独）　14.537
3. ケースリン（スイス）　14.475

＜段ちがい平行棒＞
1. トウェドル（英）　15.100
2. ナビエワ（ロシア）　15.057
3. デメンチェワ（ロシア）　14.675

男子
＜ゆか＞
1.　コッジ（ルーマニア）　15.500
2.  シャティロフ（イスラエル）　15.400
3.　ゴロツコフ（ロシア）　15.325

＜あん馬＞
1. ベルキ（ハンガリー）　15.625
2. トマソン（仏）　15.050
3. メルディニャン（アルメニア）　14.950

＜つり輪＞
1. プルズニコフ（ロシア）　15.850
2. バランディン（ロシア）　15.775
3. ペトロウニアス（ギリシャ）　15.675

スミス（英）、バンゲルダー（オランダ）はメダルを逃しました。アルメニアってなじみがありませんが、こんな選手です。表彰式の写真もあります。長身ではありませんが、腕が長そうに見えますネ。

ムスタフィナ、前十字じん帯断裂

欧州選手権（ベルリン）で8日に負傷したムスタフィナ（ロシア）は検査の結果、左足ACL（前十字じん帯）断裂と診断されたそうです。

・ムスタフィナ前十字じん帯断裂、世界選手権絶望（International Gymnast）

ロシアのアレクサンドロフ監督によりますと、ACLに加えてMCL（内側側副靭帯）も損傷。ロシアには帰国せずミュンヘンで手術を受けるため、VISA延長の準備をしているということです。

一般的にACL断裂の回復には8か月ほどかかりますが、前年に断裂して五輪に間に合ったケースは数例あるそうです。かわいそスね・・・

ファンの間には、「むやみに難度を求めるからこうなる。選手とコーチの責任」「難度を上げれば多少ザツでも高得点が出るしくみに問題がある」などさまざまな意見が。ただ、ムスタフィナ抜きでもロシア女子は層が厚く、団体への影響は少ないという見方です。

ケガはこわいですね。日本選手よ、無理しないで・・・。