グスタボ・シモエス(ポルトガル)がケガのためリオ五輪を辞退すると発表されました
・ポルトガル体操連盟フェイスブック
・Gimnasia Latina
9日練習中に足を骨折し、手術が必要であるためリオ五輪を断念
プレ五輪(4月・リオデジャネイロ)で個人出場権を得た選手で、規定によりポルトガルのほかの選手と交代することができないため、
リザーブ1のニコラス・コルドバ(アルゼンチン)
の繰り上がり出場が決定本人は現在米国におり、出る気十分のようです
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シモエスは「こんなに不運なことは初めて。最悪のタイミング」としながら、たいしたケガではなく十分回復は可能であり、競技の続行を明らかにしています。
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ケガの多い競技だけに、個人のリザーブにもチャンスがあります。参考までに、
<男子の個人リザーブ>
1. コルドバ(アルゼンチン) => 出場へ
2. メルシエカ(豪)
3. リベラ(プエルトリコ) => 引退発表
<女子の個人リザーブ>
1. ネクラソワ(アゼルバイジャン)
2. アブドゥルハディ(マレーシア)
中国代表が、22日夜リオへ向け出発しました
・網易
中国は男女いっしょに出発するのが通例となっているようです。男子は、「難度は中国、質と完成度は日本」といういつもの評価。関係者は、「過去の五輪結果は過去のこと。やってみなければわからない」といったことを話しているもよう。
女子5名と補欠1名、男子は5名と補欠3名でそのまま行くようです。
ロシアは21日、予定どおり代表合宿をメディアに公開したようで、選手や関係者の声や写真が紹介されています
・fapnews
リオ五輪出場可否は24日のIOC理事会で決定されます。気が散って集中しづらいが、「とにかく調整を続けるしかない」とメルニコワは話しました。ロディネンコ氏は「みんな一生懸命やってきたのだから、出られないのは不当」としています(そんなことは関係ないと思いますが・・・)
ロシア体操代表は、IOCの最終決定を待たずに24日午前に予定どおりリオへ向け出発するそうです
なお、当然といえば当然ですが、ロシアは五輪代表全体の結団式を中止しました
スイスのクラウディオ・カペッリ(29)と、ケビン・ロッシ(26)が引退を発表しました
・スイス体操連盟
カペッリは長くスイス男子を引っ張ってきた選手で、2008年北京五輪、2012年ロンドン五輪出場。スイス男子の顔として撮影や宣伝などにも多く登場してきました。2015年世界選手権(グラスゴー)では五輪団体出場を一発で決めることに貢献。今年に入り肩を痛め、地元開催の欧州選手権を欠場。スイス選手権(6月・ザンクトガレン)が最後の大会となりました
「引退は急に決めたことではなく、年齢もあり体がついていかなくなったと感じていた」としています。将来は指導者になるため勉強中だそうです
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ロッシは代表候補でしたが、五輪を逃し、「これが引退にはよいタイミング」と判断。今後はコンピューター関連の仕事と、体操の審判になるための勉強をするそうです。今年のプレ五輪(リオデジャネイロ)に出場しました。
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カペッリも東京の世界選手権で実物を見られてうれしかった選手です。好きな選手がたて続けに引退・・・・