リオ五輪が近づき、各国が代表選手の紹介をおこなっていますが、よく読むと・・・
・The 42
<アイルランド代表>
エリス・オレイリー(18) 生まれも育ちもロンドン(英国)。祖母がアイルランド人だったことを理由に、4年前からアイルランド代表に。
キーラン・ビーハン(27) クロイドン(英国)生まれ。両親がアイルランド人だったことから、アイルランド代表に。
2人とも英国在住。ハッキリ言って英国人でした(まあいいですが)
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ロシア、ウクライナ=>アゼルバイジャン、という流れは一段落し、英語圏のジャマイカ、南アフリカなどが人気に。英国が強豪国になりましたので、アイルランドもターゲット。塚原直也選手は五輪に出場できませんでしたが、豪、ニュージーランドも狙い目かと思います。
国際体操連盟(FIG)は、国際五輪委員会(IOC)の裁定に従うと正式に発表しました
・FIG
FIGの格調高い英語は私にはよくわかりませんが、「さらに詳しい点を検証して、リオ五輪に出場可能なロシア選手を確認する」ということだと思います(ちがったらスンマセン)
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これからバタバタする競技団体もあるようなので、IOCの決定前に方針を明らかにしていたFIGの姿勢は、よかったかもしれません。
<ロシア代表>
ベリャフスキー、アブリャジン、ククセンコフ、イグナティエフ、ナゴルニー
補欠 ストレトビッチ、ポリャショフ
ムスタフィナ、メルニコワ、トゥカリャン、スピリドノワ、パセカ
補欠 カピトノワ、シェルグノワ
ドイツ代表に決まったファビアン・ハンビュッヘン(独・28)が、インタビューにこたえました
・Sport Bild
2月に故障した肩の痛みのため、3か月間よく眠れず、常に疲れていたと話しました体重も減りましたが、体の軽さを利用し、演技のスピードにつなげたとしています。本格的な練習に復帰したのは6月上旬。体重はほぼ元に戻ったそうです。
国際五輪委員会(IOC)のロシア選手に対する裁定を受け、ロシア体操関係者は安堵の声
・R-Sport
ロディネンコ氏は、「IOCの裁定は当然」「どっちつかずではあるけれど、まあ体操にとってはオッケー」といったことを話しているようです。いっぽうロシア体操連盟会長のティトフ氏は、知らせを聞いたばかりであり、くわしいコメントには時期尚早であるとしています。
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そんなワケで、ロシア出場も決まったことですし、団体出場チームのメンバーおよび補欠を(今わかっている範囲で)まとめました。クリックで拡大します。
<男子>
<女子>
国際五輪委員会(IOC)はロシア選手のリオ五輪出場可否を、各競技団体(体操ならFIG)にまかせるという結論を出しました。
・時事通信
・International Gymnast
体操、柔道はIOCの決定前から出場を認める意向を明らかにしていました。いっぽう陸上はきびしい姿勢をとっており、特別に認められた2名を除いて全員出場できないものとみられます。・・・ということで、ロシアは体操に出られることになりそうです
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しかし世界反ドーピング機関(WADA)があれほど自信たっぷりに言う以上、「ロシアの国ぐるみドーピングかくし」の確実な証拠を握っているものと思われ、五輪後の対応が注目されます