英国はほとんど中継にうつりませんでしたが、最後のあん馬でスミスが落下したもよう
・英国体操連盟
ビーバン 14.866
ウィットロック 15.991
スミス 14.766
ふだん以上に難度をつめこんだ演技で臨み、失敗したようです。団体の順位を上げメダルをとるためには、これしかなかったとされています。ただ、この落下があってもなくても4位にかわりはなかったもよう。種目別のあん馬決勝にはウィットロックとスミスが進んでいます。
----------
なお、
英国 13点台:なし、14点台:10
・・・ということは、団体決勝では13点台があってもなくても、14点台をへらし15点台にのせることが大事であるのかもしれません。
ユリ・バンゲルダー(オランダ・33)が7日午前、帰国させられました
・BBC Sport
6日予選後、つり輪の種目別決勝進出を祝って飲酒したことがチーム規則に反したようで、強制的に帰国させられたもの。あくまでも規則重視のきびしい判断。ちなみにバンゲルダーは2009年にコカインの使用で、軍の除隊、出場停止などの処分を受けています。
----------
つり輪の決勝からは骨折したアイサイド(仏)に続く棄権となり、また1名繰り上がるものと思われます
<つり輪予選>
1. 劉洋(中国) Q
2. ペトロウニアス(ギリシャ) Q
3. 尤浩(中国) Q
4. アブリャジン(ロシア) Q
5. ザネッティ(ブラジル) Q
6. アイサイド(仏) => 棄権
7. ゴッセンス(ベルギー) Q
8. バンゲルダー(オランダ) => 棄権
9. ラディビロフ(ウクライナ) Q
10. ロドリゲス(仏) Q
何やってんの・・・
中国による男子団体決勝の分析
・Sports Sina
中国は平行棒が強力だが、日本も弱い種目ではないため、つり輪で差をつける必要があった。しかしつり輪で着地のミスが2つ出て、リードはわずか0.4点ほど平行棒では日本、ロシアに1点以上差をつけたが、ゆかで日本に3.4点もはなされ、これが団体決勝における2か国の差となった形。8つの14点台、1つの13点台(ゆかの鄧書弟)を出してしまい、取り返せない差になった、と分析
張成龍が引退確実、鄧書弟は不明であり、新旧交代が課題。今度は「あん馬、ゆか、跳馬」の強い若手選手で弱点をカバーしたい、と書いています
----------
なお、調べてみましたところ、
日本 13点台:1つ、14点台:4つ
ロシア 13点台:なし、14点台:7つ でした。
男子団体3位に終わった中国選手からは、採点への不満の声も出ているようです
・Sports Sina
鄧書弟は、「自分たちの実力もあるが、審判の採点のせいもある」と発言。記者に「採点(がきびしいこと)がプレッシャーになったということか?」と聞かれ、「そう思う」と答えました。
林超攀も「採点まではコントロールできない」と話すなど、負けたのはしかたないが採点も不当にきびしかった、と言いたげです。
----------
出た~まあ中国がうまくいかないときはいつもこうですが
・・・中国ファンからは「あれだけミスをしたのだから当然」「特に中国にだけきびしい採点ではなかった」「審判のせいにすべきではない」といったまともなコメントが多いようです