強制帰国させられたバンゲルダー(オランダ)について、オランダ体操連盟の役職についているヒューイット・ゾンダーランド氏が、「救済が必要だ」と語りました
・NOS
名前からもわかるとおり、エプケ・ゾンダーランドの父親。(おそらくオランダで)知らせを聞き、「規則にどのていど違反したのかわからないが」とした上で、「理解できない処分」だとし、体操連盟による救済やアフターケアが必要だとの見解を示しました。過去のコカイン使用から、長い年月をかけて復活したのに、と同情的(写真は、帰国したバンゲルダー
)
別記事によりますと、バンゲルダーの弁護士は激怒し、訴訟も辞さないかまえ「(リオに)残る権利がある」と主張しています。
----------
なお、FIGによりますと、つり輪決勝の棄権は「正式」であり、すでに代わりの繰り上がり選手も決定済み。棄権が取り消される可能性はありません。
朝6時に選手村へ戻って来たそうです。ほかの選手が一緒でなかったということは、いったい誰と飲んでいたのですかね
内村航平が腰痛を訴え、14日(日)の種目別ゆか決勝への出場がびみょうだと報じられていますが・・・
もし棄権の場合、繰り上がるのは田中佑典のようです。
<ゆか予選>
1. ミクラック(米) Q
2. ダルトン(米) Q
3. 内村航平 Q => 出場びみょう?
4. ヒポリト(ブラジル) Q
4. ウィットロック(英) Q
6. 白井健三 Q
7. トーマス(英) Q
8. 田中佑典 => 国別人数により予選落ち => 繰上げへ?
9. マリアーノ(ブラジル) Q
10. ラルデュエ(キューバ)
11. ザパタ(スペイン) 以下省略
----------
ラルデュエは、一週間前に痛めた左足を跳馬の着地で悪化させ、個人総合決勝を途中で棄権したようです16日(火)の平行棒と鉄棒の決勝には出場したい考え。
・Radio Habana Cuba
男子個人総合のメダリスト3名による記者会見の記事などは出ているようですので、うちではウクライナのコーチの話を紹介します
・ウクライナ五輪委員会フェイスブック
(記者に採点のことを聞かれてだと思いますが)「採点は公正だった」と答えました。鉄棒の着地で0.3ていどは引かれたとみており、あれでメダルの色が決まった、と話します。抗議などするつもりはないし、審判を信頼しているとしています。
また、「内村は常にライバルたちより頭2つぐらい抜きん出ており、他を引き離してきた選手。今回ベルニャイエフがここまで接戦にもちこめたことは、将来へのよいスタートだ」と非常に前向きなコメントです
----------
フェイスブックに気軽に書き込むような人はどの国でも似たようなものらしく、「抗議しろ!」「採点はおかしい」「金メダル泥棒だ」などというコメントが多いようです。しかもウクライナ語、ロシア語が入り乱れてワケがわかりません
銀メダルのベルニャイエフ(ウクライナ・23)は、素直に内村航平を祝福しています
・R-Sport
中国、米国などに比べはるかに劣るウクライナの練習環境を克服して、内村と接戦を演じることができ「うれしい」と語りました。内村の連覇は喜ばしいとし、祝福。鉄棒の採点については、「内村がピタリと止めたのだから、文句なしだ」と話しました。また、人の20倍は練習する努力家であるとし、当然の優勝だとも話しています
別記事によりますと、今後も個人総合でやっていきたいそうです。
----------
*たぶん元はウクライナ語=>ロシア語=>自動翻訳で英語=>私が勝手に日本語に、なのでびみょうなニュアンスのちがいはご容赦ください
ロシア選手の反応です
ロンドン五輪の件もあり、たぶん日本がキライだろうと思われるククセンコフは、「王者内村だから
」というイメージが有利にはたらいたと見ており、「採点はあくまでも演技だけ見ておこなうべきであり、選手の名前や実績を考慮すべきではない」、と話しました。
・R-Sport
----------
いっぽう4位と、もっともくやしい立場と思われるベリャフスキーは、後半種目で点を少しでもかせがなければ、と考えながらの演技だったそうです。鉄棒の採点に関しては、「おおむね公正」と見ており、もともとのDスコアがベルニャイエフは内村よりかなり低いスタートであり、実施も考えると、妥当ではないか、と話しました。Dスコアのちがいに言及する人はなぜか少数です
・R-Sport
また五輪後に、例の美容院の共同オーナーでもあるガールフレンドにプロポーズすると話しました