アイルランドはリオ五輪に男女各1名を出場させることを、6年前からめざしていたそうです
・アイルランド体操連盟
体操連盟会長のインタビューによりますと、6年前からの戦略として、出場できそうな選手をしぼりこみ、適切な大会に派遣さらに(プレ五輪での)予選通過に必要な得点を確実に出せるようにするなど、計画的な実践が実を結んだとしています。
すでに2020年、2024年の五輪代表候補の「始動チーム」を選考済み。適宜、国際大会へ出場させるための資金投入も十分可能だそうです。また、首都ダブリンに新たな国立の体操施設もオープン予定
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今回の代表は、
エリス・オレイリー(18) 実質英国人
キーラン・ビーハン(27) 英国生まれ。両親はアイルランド人
と、びみょうでしたが、今もっとも期待の若手男子は「正真正銘の」アイルランド人なのだそうです。
他国に先駆けてリオ五輪使用器具を導入するなど、資金の豊富さを感じさせられる国です・・・
イタリア女子はメダルなしでした
・伊五輪チームサイト
フェラーリがゆかで4位などありましたが、団体予選落ちの残念感も強いようです。ただ女子のTV中継では高い視聴率、これは選手たちのよい演技があればこそ、としています。
どの国でも五輪は「結果がすべて」という傾向があるが、メダルだけを語るべきではない、と書いています(私もそう思います)
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日本と力が近いイメージのあるイタリア女子ですが、今回は・・・
団体 予選落ち(10位)
個人総合 決勝2名(フェルリート12位、フェラーリ16位)
種目別 決勝2名(ゆか・フェラーリ4位、ファサナ6位)
でした。種目別に2名出られたことは評価しているようです。
リオ五輪体操競技を終え、中国体操協会主席の羅超毅氏がインタビューにこたえました
・Sports Sina
中国への採点については疑問が残る点があるとし、特に范憶琳の段ちがい平行棒の予選の得点(予選落ち)がどうしても納得いかないらしく、FIGに質問状を出したそうです。今回の中国代表は五輪経験者は張成龍だけで男女とも若く、将来は有望であり、中国はさらに高い難度と完璧な美しさを追求していく、と話しました。
国家主導で推進する「快楽体操」(Happy Gymnastics)で体操の普及につとめ、2024年の五輪には実を結ぶことを期待しているそうです。
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また、日本の「国家直属」のナショナルトレーニングセンターや、指導者の教育などに注目。こうした組織的な活動が日本の体操を支えているとし、中国でもこうした人材の育成をすすめたい考え。さらに、渡辺守成氏のFIG会長選立候補や、FIGにおける日本の存在がたいへん気になるようです。