鄧書弟(中国・24)が8月26日、地元貴州省に戻り関係者らに温かく迎えられました
・貴州省体育局
北京から飛行機で到着した選手らを、貴州省体育局長らが空港で出迎え補欠だった劉榕氷もいっしょに帰郷したようです。男子団体で銅メダルを獲得した鄧書弟は、貴州の体操選手としては五輪初メダル
となるそうで、「快挙」といった扱い。成績より、五輪という世界最高峰の大会に出場した労をねぎらったようです。
メダルを首にかけていないのはめずらしいですね。もう1人ブレザーの男性は、役員かコーチのようです。
FIGのグランディ会長が、リオ五輪や今後の体操について語りました
・AIPS
五輪における体操は成功だったとし、2020年東京五輪については、日本の運営力を信頼しておりうまくいくだろうと話しました。ほかには、
・バイルスはたしかに素晴らしい。しかし近年あまりにアクロバティックな要素ばかり重視され、美しさが軽視されている。体操はその名のとおり「アーティスティック」であるべき
・平均台のウィーバースの演技こそ体操が見直すべきもの。優勝を非常に喜ばしく思う
・DスコアとEスコアを分けた現在の採点システムは成功している
・「難度の高い演技を美しく実施した選手」に、もっとも高い点をつけるべき。美しさに欠ける演技は、難度の低い演技と同様に減点すべき
などと述べました。
また、新体操は「リズミック」という本来の姿より、「派手で人の目をひく」ものになっていることを残念に思うとしています。
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米国ファンが見たらバイルスを批判しているようで不愉快でしょうが、「バイルスは苦手」という人は多いのが現実のようですね。逆に、オランダにかぎらずウィーバースの演技はたいへん人気のようです。
私は、女子のウエアで肌色の布を禁止してほしいです(何か、下品じゃないですか?)
とちゅうまでリオ五輪の補欠候補とされていたリリー・アハイモワ(ロシア・19)に関する記事
・News Centre
朝9時から午後2時まで練習したあと大学にかよう学生。得意種目は、ゆか。アスリートならば誰でも、「表彰台でロシア国歌を聞くのが夢」と話し、国際大会での金メダルをめざす姿勢を明らかにしています。
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ロシア女子はケガ人、引退などあり、代表が二転三転アハイモワは7月まで補欠候補になっていましたが、最終的には名前が消え、
ムスタフィナ、メルニコワ、トゥカリャン、スピリドノワ、パセカ
補欠 カピトノワ、シェルグノワ
となりました。
ダニエル・コラル(メキシコ・26)が、残念な結果に終わったリオ五輪について、インタビューにこたえました
・Gimnasia Latino
五輪の9か月前、英国に拠点を移しました練習環境はよかったものの、腰痛が出て、(メキシコの)チームドクターもいない中苦労したと話します。五輪では、全種目やりたい気持ちがありながら、結局2種目(あん馬と平行棒)のみ演技
今後については、きちんと体の検査をしてから考えるとしています
メキシコと英国を比較し、練習施設や選手の意識のちがいを指摘。英国選手は、勝つこと、ヒーローとして注目されることを小さいころから強く求めている、と話しました
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英国代表といっしょにリオ合宿をするなど手厚くされているのかと思いましたが、腰痛については何もケアしてくれなかったもよう。全体的に「泣き言」のような内容ですが、最後に「思うような結果が出なくても、それは自分の責任」だと締めくくっています。