「栄光への架け橋だ~」が記憶に新しい2004年アテネ五輪ですが・・・
・Inside the Games
この大会用にギリシャは多額の費用をつぎこみ多くの超近代的な施設を建設しましたが、そのほとんどが大会後アップグレードもメンテナンスもされず放置されているそうです。同国五輪委員会のカプラロス会長は、アテネ五輪の教訓があるとすれば、開催都市は、
役に立たない恒久的な施設を建設すべきではない
と語りました。もったいない感じがしても、作って取り壊すのがいいのかもしれませんただ一部の施設は、ショッピングセンター、大学、警察の射撃場などとして再利用されているとのこと。
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写真にあるのは、(使いみちないだろうなぁといつも思う)カヌースラローム会場と、飛び込み用のプール。また50mプールも一般市民には使いづらく、どこか日本の都市ではプールを「縦と横を逆に」使っていました。これはまだいい方で、アテネよりあとの2014年ソチ冬季五輪、2016年リオ五輪の施設の荒廃ぶりも何かで見ましたし、2022年北京冬季五輪のとき作った高速鉄道はほとんど利用者がいないという話で、アテネに限ったことではないと思います