今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

日本シリーズは観る

2010年11月08日 | 時事
今年も日本シリーズは見ごたえがあった(むしろ、見ごたえのなかったシリーズの記憶がない)。
ただし、今回は力がほとんど等しかったがゆえの見ごたえであり、
神がかったスーパープレイなどの感動はなかったが…、
日本シリーズのしかも最後の優勝が懸かった試合なら、
5時間におよぶ死闘もずっと目が離せなかった。

プロ野球はクライマックスシリーズから観始める、というパターンになって久しい。
そこに至るまでの半年にわたる「ペナントレース」という名の予選リーグはまったく観ない。
オープン戦をまったく観ない感覚に近い。
サッカーでいう予選リーグと決勝トーナメントとの価値の違いは当然で、
監督や選手自らその違いを滲み出ている。

だから予選リーグ3位のロッテが日本シリーズを制したのは、快挙でこそあれ、
予選リーグの価値を下げるものとして問題視する必要は感じない。

「ペナントレースは予選リーグと化した」という感覚は多くの人に共有されているようだ。
ペナントレースと日本シリーズの視聴率の違いがそれを物語っている。

とはいうものの、イチローのプレーと記録が気になるメジャー・リーグは観ている。
つまり、多くの人にとって、毎日でも見たいという選手がいないんだな。