今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

なんとなくドローン

2015年05月23日 | 生活

3Dプリンタやドローンには、これからの何かを変える革新性を確かに感じるのだが、自分自身にとってはそれを使って仕事や生活をがらりと変える用途が思いつかない。

とりわけドローンは、無節操が先に立って、危険性の方がアピールされてしまった。

ただラジコンで飛ばすだけでなく、俯瞰映像が撮れるのが魅力だ。
が、それでどこを撮りたいかが思いつかないまま、ドローンの入門機に位置づけられる小型カメラ付き”マルチコプター”の1万円未満の安物をネットで購入した。

それなりに急いだのは、できたら来週末の旅先で使ってみたいから。
無理やり思いついた用途は、小さな滝の上からの風景を撮ること。
何しろ滝って下から見上げるだけだから、たまには上から見下ろしてみたい。
安物で防水性はないので、小さい滝に限るが。 
同じく、川の真上からの景色も撮りたい。
こうなると防水性以上に、操縦ミスで川に流されたら一巻の終わりだ。 
手動操縦のマルチコプターはよく行方不明になるらしい(ほぼ自動のドローンより操縦は難しい)。 

私が買ったのは安物でも一応「自動帰還」機能はある。

まず身につけるべき操縦法は、空中でのホバリング。
さすがミニヘリよりはホバリングしやすいが、どうしても勝手に動いてしまう。
これは空気の揺らぎによるのか、操縦・駆動の揺らぎによるのか。
どっちにしろ、ホバリングとは空中で静止していることを維持するための絶え間ない運動であることを痛感する。 
ちょっと空中の位置の均衡が破られるだけで、前後左右上下のうちの一方向への動きの逸脱が増幅される(もちろん制御不能の重力加速度が常にかかっている)。たしかに、オスプレイの操縦はたいへんそうだ。