今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

私が夏に帽子をかぶらない理由

2015年07月19日 | 歳時

私は通常は外出時に帽子を被る。
冬は頭部を寒気から守るために、ミリタリーベレーを被り、
春・秋は日除けのためにバイザー代わりにツバのあるハンチングかハットを被る。
ところが夏とりわけ盛夏は帽子を被らない。
これは多くの男性とは逆パターンでさえあろう。
もちろん大切な頭を一年で一番強い直射日光に曝すはずはない。

盛夏の日射に対しては、帽子では力不足なのだ。
第一、頭が蒸れる。
そこで、帽子という些少な日除けではなく、身体全体を日陰にする”日傘”に装備を格上げするのだ。

私の日傘は、直径が長いので全身がカバーされ、紫外線だけでなく、太陽光も反射するので、傘の内側は日陰の涼しさを実現する(紫外線防止だけの日傘は傘内の温度は下らない)。
そう、帽子だと、頭部以外の首から下がまったく無防備で、腕も脚も直射日光による輻射熱をもろに吸収して、気温より数度も上ってしまう。
気温だけでも35℃を超えるから、皮膚の表面温度は40℃近くに達してしまう。
風呂にずーっと入りっ放しの状態だ。
皆さん、よく平気でいられる。
皆さんが直射日光に曝されて、汗を光らせている中、私は日陰を携帯してまさに涼しげな顔。
日傘は晴雨兼用なので、夕立にも対応できる。
折畳みなので使わないときはバッグにしまえる。

さらに首には、高分子ポリマーを水で膨らませたものを巻いている。
これは首回りの体温をいつまでも上昇させない効果がある。
ずっとつけていると表面温度が体温近くなって、冷たさを感じなくなるが、
歩いたりして体温が上ると、冷たさを感じるのがその証拠だ。
つまり一時的な冷感を与えるのが目的ではない。
一回水に浸せば、高分子ポリマーの水分がなくなるまで24時間以上もつ(しかも100円ショップで買える)。