今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

USB3.0でWiFiが切れる:その解決

2018年12月01日 | パソコン・メディア

新型MacBookProを使い始めているのだが、それに対応した使用環境の変化(USB3.1)が大きく、ケーブル類の買い替えを始めとして、まだいろいろ戸惑っている(新型iPhoneを見てもUSB3.1への移行トレンドは全面的なので、対応せざるをえない)。

このパソコンを室内で使っている時は、外付けハードディスク(HDD)を接続している(システムの定期バックアップの他、容量の大きい動画データなどを保存しているため)。
旧機(Air)の時はUSB2をつなげていたが、新機ではUSB3.0(HDDはもともと対応)にして、高速にした。

ところが、なぜかネット(WiFi)がよく切れ、Bluetooth(トラックパッドとキーボードをつなげている)もよく切れる。
旧機から自動で移行したので設定は合っているし、実際旧機では今でも正常に作動する。

昨日は、2台のHDDをそれぞれUSB3.0でつないで、一方から他方へデータの全面移行をした(片方のHDDを初期化しなおすため)→こうせざるをえないミスをしたから※

※TimeMachineでバックアップしたデータを削除するためゴミ箱に入れて消去しようとしたら、いくつかのディレクトリ階層が削除不能で、それ以来ゴミ箱に残ったままになった。こういう消去の仕方はまずいらしい。なのでこのHDDをディスクレベルから初期化しなおす(ディスクユーティリティではボリュームレベルの初期化ができない。ターミナルを使えばできるけど)。

もちろん全面移行作業は順調で、実際USB2にくらべて、理論値の10倍とはいかないが、2倍以上の高速は確かで頼もしい。

ところが、その作業中、とうとう自宅のネットにまったく繋がらなくなった。
携帯WiFiをONにしても同じ。
移行作業中にネットでメールチェックやネット閲覧をしたかったが、それができない。
なので同じ環境設定の旧機で代行。

処置なしなので、明日Appleのサービスを申し込もうと思った。
一応その前に、ネットにつながる旧機で、ググってみた。

すると、なんとあろうことか、
USB3.0ケーブル自体が妨害電波を発しているらしい。

私はUSB3の新参者なので初耳だったが、すでに使っているユーザー間では大問題になっているのだろうか(パソコン雑誌を読まなくなって久しい私は、もはや最新情報から離れた後進組)。 

移行作業が終ったので、新機からUSBを外して、ベッドに持っていって新機を開くと、ちゃんとネットに繋がっている。
やはり元凶はUSB3.0だった!

ネットによる解決策として、
①妨害電波を出さない安物でない透明なUSB3.0ケーブルを使う:HDDに付属していたケーブルで妨害電波を発するのだから。標準レベルでダメということ。
②ネットの方を5GBにする:ネット設置側の事情によっては無理。またBluetoothの問題が残る。
③HDDを90cm以上本体から離せば、電波が本体に届かなくなる。

幸い1個のHDDの付属ケーブルが1mだったので離してみたら、なんとネットが繋がった。
もう1個のHDDの付属ケーブルは短いので、本体の近くに置かざるをえないのだが、こちらの影響はない。
ということは、HDDまたはケーブルによって妨害電波の出方が違うのかもしれない。
言い換えれば、組み合わせを試行錯誤してなんとかなるようだ。