今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

電車内で刃物を振りかざす者への対処法

2021年08月07日 | 防災・安全

6日の小田急線内での不特定・大量の殺意をもった刃傷沙汰は、心肝寒からしめる事件だ。
しかもわれわれ一般乗客は防御できる物を持ち合わせていない。

この手の事件は、数年に一度起きている→刃渡り30cmのナタを持っている男と対峙したら
また私自身が、2015年に新幹線車内での放火事件に遭遇した→新幹線放火事件に遭遇

そこで、それらを総合して、今回の対策を考えてみたい。
そうするのは、冷静な時にシステム2できちんと考えて、頭に入れておき、いざという時、システム1で反射的に行動できるようにしておくためだ。

われわれの携行品では対処できないので、そこに在る物を活用しよう。
消火器である。

消火器は、電車内はもちろん、集合住宅の廊下にもある(都内区部なら街角にもある)。

消火器を相手の顔めがけて噴霧する。
相手の目と呼吸を機能不全にするのだ。
また低温なので、運動能力も阻害する。
それが離れた(安全な)距離でできるからいい。

公共機関にある消火器は中型なので、それなりの噴霧量(時間)があり、効果を期待できる。
その間に他の人たちを避難させ、またできたら別の場所から次の消火器を持ってこさせる。

消火器は頑丈な金属製なので、噴霧が終っても、刃物からの防御、あるいは反撃に使える(刃物男に反撃は控えるべき)。

ということなので、公共機関では消火器の場所を確認し、使い方も理解しておこう。
使い方は簡単で、①刺さっている安全弁を抜き、②片手でホースを相手に向けて、③他の手でレバーを上下に握って噴霧する(すなわち両手を使う)。

今回の犯人は、車内の放火も画策していようなので、まさに消火器での対応がベスト。
私が遭遇した新幹線放火事件でも、ガソリンでの火災を運転手が消火器で鎮火させた。


蛇口開けっ放しの失敗を補う

2021年08月06日 | 失敗・災難

実は、名古屋宅で5月末に水道工事で断水の時、台所の蛇口を開けたまま出勤してしまい、帰宅途中にのんびり買物をして、夕方6時すぎに戻ったら、水が出しっ放しになっていた。

水道工事が終る予定の正午以降、6時間はその状態だった。

東京の実家近所では、使わなくなった部屋の水道を閉め忘れたまま放置して、数十万の請求があったという。
水道局では、過失による場合は減免措置の対象とならない。

水道代の請求は2ヶ月ごとなので、この件を反映した次回は8月始めだが、その回の水道代が幾らになるのやら…。

ということは、この2ヶ月間の水道使用量を節約すればいいのだ。

そこで、6月と7月の2ヶ月間は、それまで毎日湯船に湯をためて(追い炊きができない)入浴していたが、それを一切やめてシャワーのみとした。
幸い、夏なので暖まる必要がなく、シャワーで汗を流すだけで充分。
ただ洗濯、炊事、トイレは節約できないので普段のまま。

もっとも名古屋宅は、帰省や旅行で空ける場合があるため、その分水道も使わずにすむ。
そういうこともあり、今までは居る時は毎日湯船に湯をためて入浴するものの、水道代が基本料金を上回ることは一度もなかった。

さて、前期試験が終って実家に帰省し、昨日名古屋戻ると、水道代の請求書が郵便受けに入っていた。
開いてみたら、いつも通りの基本料金のまま。
節約に功があったようだ。

もちろん、久しぶりに浴槽に湯をたたえた。


8月は紫外線量がMAX

2021年08月04日 | お天気

本日、11時45分、私設「日進気象台」(愛知県日進市竹の山)でUVIndex(有害紫外線量)が9.8に達した。
UVIndexは8を越えると「非常に強い」。
なので、9.8(≒10〕は直射を避けるべき値(3日後の7日11:46分には10.3に達した)

瞬間的強さの指標のUVIndexではなく、UVdoesという被曝積算指標によると、この強さの日射に15分さらされると日焼けを起こす。

紫外線量は、日射量(太陽高度角)と相関しているはずなので、気温と違って、理屈では夏至の頃が最大になるはず。
なのに6月下旬より7月、さらに8月の方が毎年紫外線量が多い。
その一番の理由は、日本上空のオゾン層(紫外線を吸収する)が8月に薄くなるから。
8月の日差しは気温を高めるだけでなく、紫外線的にも要注意なのだ。

地上の紫外線量は緯度と逆相関で、低緯度ほど多い(東京<名古屋)。
それともちろん日内変動が大きく、11時〜12時の間が最大値のきれいな逆U字型の二次曲線(二次関数)となり、午後になるほど急激に減少する。
午後4時以降なら、たとえ西日が強くても、UVIndexはほぼ安全圏(3以下)に収まる(午前8時以前も同じ傾向)。

コロナ禍の夏休みで基本は一日中家にいるのだが、午後4時すぎたら外に散歩に出るようにしている(気温は30℃以上で暑い)。

日中の外出を余儀なくされる場合、紫外線防御の一番手っ取り早い方法は日傘(日焼け止めを併用するとなお良い)。
その際、日傘を垂直に差すのではなく、太陽の方向に合せて傾け、道路に映る日傘の陰から自分の身体がはみ出ないようにすること。
また紫外線は太陽からの直達だけでなく、青空や白い雲からも散乱しているので、日傘は低く目深(視野に空が入らない状態)に差した方がよい。
紫外線は白内障の原因になるし。

ちなみに、紫外線の健康効果はこれも二次曲線であり、冬や曇天での完全防御はやりずぎ。
完全防御は、紫外線の殺菌効果とビタミンD合成を阻害するので、感染症に対する免疫力を下げ、骨の健康も害する。
ついでに日射それ自体も、目から脳(松果体)に入って、睡眠障害やうつ病を抑制する効果がある。
強くない日射下では、太陽光は害ではないのだ。

ここにおいても、”二次曲線思考”が有効となる。


毎日寝酒・つまみ派の健康法

2021年08月03日 | 健康

健康にそれなりに気を使っていながら、絶対的な不健康習慣を続けている。
それは、寝る前の飲酒とつまみ(スナック菓子)。
この態勢でパソコン画面で映画を観たり気楽な本やマンガを読んで、眠くなったらそのまま眠りにつく(最近は、寝る直前に寝床で歯間ブラシを使う)。
しかも朝食はまともに摂らない(寝る前に食べているので空腹でないし)。

寝酒+スナック菓子の習慣はかれこれ40年以上、ほぼ毎日(それ以前は不眠に悩まされていたが、これ以降不眠とはおさらば)

朝食をまともに摂らなくなって※からは18年で、これもほぼ毎日(旅宿を除く)。
※18年前、体重が人生最大値になったので、”一日一食”法(朝・昼抜き、夕食のみ)によって2ヶ月で10kg落とした。ただ調子に乗ってそれ以降も一日一食法を続けていたら水分不足になって尿路結石を引き起したので、以来、朝は軽くみそ汁程度は摂っている。尿路結石は二度と経験したくない。

その結果、まず体重は18年間ほぼ増減なし(毎日体重計に乗ることで、微調整可能)。
休肝日は一年で健康診断前の2日間だけながら、γGTPを含めた肝臓指標は(それに中性脂肪も)ずっと正常値。
数年に一度の胃カメラ・大腸内視鏡でも、良性ポリープがあるだけ。
定期的に歯科のチェックを受けるが、歯周病も虫歯もない。

まず夜食のスナック菓子はもちろんカロリー過多になるのだが、
覚醒時の食をセーブすることで、一日の収支を合わせている。
他の栄養分は、唯一まともに摂る夕食時に調整している。
夕食でも、ご飯は軽く茶碗一杯弱なので、糖質は最小限(ただし糖質オフという極端なことはしない。そもそも糖質が好きだから)。
野菜はもともと好きなので、サラダとおかずでふんだんに摂る。
そうすると食物繊維もついでに摂ってしまう。
蛋白質は、好きな大豆中心(納豆、枝豆、豆腐、厚揚…)で、あとは魚肉か卵(獣肉はもともと好きでない。ただビタミンB12補給のため豚肉は定期的に食べる)
脂質は良質な亜麻仁油をサラダやおかずにかける。
コーヒーは毎日、朝と午後に飲む(もちろんブラックで)。

あと、L-システインのサプリ(ビタミンC入り)を常用している。
これは肝臓機能を高め、肌にもいいらしい。

これで寝酒+スナック菓子の悪習さえなければ、理想的かもしれないが、
この悪習こそが、毎日の寝る前のストレス解消に必須なのだ。
一日を、いちばん楽しみな作業で終えることで、まずは幸せな睡眠を導びき、
そして、ストレスのない朝を迎えることができる。

神経質なまでに健康に気を使う生活は、それだけでストレスになってしまう。
不健康なことをするから、バランスをとって健康に気を使う。
健康に気を使っているから、不健康なことを加えても大丈夫。
なにしろ不健康な事って、楽しい(ただし不健康を自覚しているので、エスカレートはしない。すなわち酒量は一定に留める)。
楽しさのない、健康にいい事だけしかしない生活って、(心身一体のシステム0的には)不健康ではないだろうか。