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書いてはいけない 森永卓郎

著者がマスコミとの付き合いを通じて見聞きしたことやメディア活動の中で得た知見をもとに、ジャニーズ事件、財務省批判、日航機123便墜落事件という3つのタブーについて語った一冊。発行元は「〇〇日記シリーズ」で人気を博している三五館シンシャだ。ジャニーズ事件については、著者自身の体験も交えた内容で大手メディアの「たかが芸能スキャンダル」という奢りからくる問題軽視を痛烈に批判。 財務省批判については、減税をするべき時に実施しようとしない政治家と財務省との力関係の解説 。日航機123便墜落事件については、公表されている記録、住民や生存者の証言などから、元ネタになっている青山透子氏の「日航123便墜落の新事実」の妥当性を検証。自分も青山氏の本を読んで相当闇の深いタブーの存在を感じていたので、なるほどなぁと思った。なお本書の真骨頂はここからで、著者はこの3つのタブーを関連づけてさらに一つの仮説というかストーリーを提示していて、こういう繋がりもありうるなと何となく腑に落ちる感じだ。(「書いてはいけない」 森永卓郎、三五館シンシャ)
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