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バドミントン全日本選手権

バドミントン全日本選手権の第3回戦を午前中だけ観戦。誰を応援するということもなく観戦したが、奥原選手、高橋松友ペア、永原松本ペア等、有名な選手が全て順当勝ちという感じだった。いずれの試合も比較的接戦で、勝負の分かれ目がどこにあるのか素人が見ていても分からないし、結局最後の決め手がどこにあるのかも歴然としない。それでいて勝つ選手は勝つのは、微妙な何かがあるのだろう。
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お笑い ルミネtheよしもと

昼の部で8組の芸人さんが10分ずつネタを披露してくれるプログラムを鑑賞。普段TVで見たらそうでもないなぁと思いそうなネタも、ライブで見ると大変面白かった。個人的には、FUJIWARA、村上ジョージが特に面白かった。
ゆにばーす
天竺鼠
尼神インター
はんにゃ
トレンディエンジェル
バンビーノ
アキナ
辻本茂雄&アキ
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エヴリシング・フロウズ 津村記久子

ごく普通の中学生男子の日常を描いた小説だが、やはりこの作家の手にかかると、尋常でない面白さ、奥深さを感じてしまう。主人公の男子とそれを取り巻く数人の友人。彼らが直面するのは、自分の環境を自分で選べないというどうしようもない悲しみだが、読者は、その中で色々もがいて成長していく様にたくましさや明るさを見出すことができるし、主人公のちょっとした勇気や思いやりのある行動に思わず拍手をしてしまう。人生のやり切れなさをしみじみ思う反面、決して下を向いてはいけないと教えられる一冊だ。(「エヴリシング・フロウズ」 津村記久子、文春文庫)
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お笑いパフォーマンス ただの鉄道好き

鉄道好きのパフォーマーダメじゃん小出と落語の古今亭駒治による二人会。色々趣向を凝らした鉄道ネタの笑いが満載で、特に鉄道好きではない自分にも楽しめた。ダメじゃん小出には熱烈なファンが多いらしく、満席で席を追加でセットするような盛況だったが、それも頷ける面白さだった。特に、東京オリンピックのマラソンを都営大江戸線でやってはどうかという話は、見事なオチもあって大爆笑。横浜での鉄道ネタの会は初めてとのことだが、これからもどんどんやって欲しい。
①鉄野リゾート、ニュース天気 ダメじゃん小出
②都電物語 古今亭駒治
③相鉄ローゼン ダメじゃん小出&古今亭駒治
④マナー車掌 古今亭駒治
⑤田舎のじさ ダメじゃん小出
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映画 わたしは光をにぎっている

かなり久しぶりの商業映画館での映画観賞。全く予備知識なく見に行ったのだが、驚いた点が2つ。1つは、主人公の友達が上映会を開くシーンで、その上映会場が正に今これを見ている映画館だったこと。この映画館、いつもは毎日一回ずつ色々な映画を上映しているのだが、タイムテーブルを見ると本作だけ1日に3回も上映しているので、随分推しているなぁと思ったのだが、なるほどと納得した。もう1つの驚きは、映画の中に出てくる商店街が自宅最寄の商店街で、いくつも知っているお店が登場、特にびっくりなのはいつも鶏肉を買うお店とそこのご主人が登場していたこと。普通に映画を見ていて偶然知っている人が出てきたというのはおそらく初めての経験だ。ストーリーも余韻を残す感じで押し付けがましくないのが良かった。
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進化とは何か リチャード・ドーキンス

著名な進化生物学者による「進化」に関する啓蒙書。前に読んだことのある「利己的な遺伝子」の著者だ。巧みなキャッチフレーズと比喩で一般人にも判りやすい解説をしてくれるのが嬉しい。5つの章に分かれているが、それぞれに面白い話があって楽しめた。特に「単純な眼でも無いよりはマシ」という話は、よく進化の解説書に書かれている疑問へのスッキリした回答になっていて目からウロコ。また、SF「銀河ヒッチハイクガイド」からの引用の「自分を食べてください」と喋る動物の話は、そういう含蓄があったのかと初めて知った。さらに、ジガバチが自分の巣に餌を運び入れる手順の実験も大変秀逸。そうしたエピソード満載の一冊に感服した。(「進化とは何か」 リチャード・ドーキンス、早川書房)
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図書館は脳 沙羅双樹

図書館総合展で入手したシリーズの2冊目。学校図書館の司書さんの悩みや課題を漫画で解説してくれるシリーズの2冊目。本書のテーマは、学校図書館に置くべき本、置くべきでない本とはどういうものかという話。通常の図書館であれば、リクエストがあったので買ったとか、ベストセラーなので揃えておこうといった程度の話であとは予算的に大丈夫なのかという話になるのだろうが、教育機関である学校図書館となると物事は単純にはいかないらしい。こういう本が教育的にプラスになるのかということを検討しなければいけないし、かといって検閲になり過ぎないようにしなければいけないという配慮のバランスが大切であったり、生徒への読書というものへの指導的観点を考慮したりと、とにかく色々大変だということがひしひしと伝わってくる。まだ何冊かシリーズの既刊があるので、是非読みたいと思うが、巻末の連絡先に連絡して入手を試みるかか来年の図書館総合展まで待つか悩んでしまうほど面白かった。
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図書館の囚人 沙羅双樹

先日参加した図書館総合展で入手した2冊のうちの1冊。毎年刊行されているシリーズもので、学校の図書館で働く司書さんが仕事上の悩みとか課題を漫画で解説してくれるという内容。まず一冊目に読んだのだがこちらの一冊だが、学校の司書さんにはこういう悩みがあったのかということが初めて分かって、とても面白かった。本書のテーマは学校図書館が発行する「図書館だより」。そういう冊子を発行している学校もあれば発行していない学校もあるとのこと、まあそうだろうなぁと読み進めると、「図書館だより」に関するお悩みが次から次へと明らかにされる。普通のどこの職場にもありがちな悩みもあれば、図書館ならではの悩みもあるし、さらには学校図書館ならではの悩みもあって、悩みのタネは尽きることがないようだ。極め付けは、図書館だより=校外流出文書ということで、その内容を校長とか副校長といった管理職にチェックしてもらう必要があるというくだり。言われてみればそうなのかもしれないが、こうして学校の先生の仕事が増えていくんだなぁと複雑な心境になってしまった。一言で言えば学校図書館の司書さん本当にご苦労様という感想だ。(「図書館の囚人」 沙羅双樹、太陽出版)
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展覧会 カラバッジオ展

名古屋市美術館で鑑賞。カラバッジオは、かつてパリ観光をした時に大きな回顧展をやっていて、近年急速に評価が高まっているようだが、個人的には作品全体に気品のようなものが感じられず、さほど好きな画家ではない。近年の人気の高まりも何か人為的作為的なもののような気がしていて、今回はそれを確認する良い機会だと思って行ってみた。展覧会ではカラバッジオ自身の作品が10点ほどと同時代の作品がその何倍か展示されていたが、見た時の印象を言えば、やはりカラバッジオが特別な画家という感じはしなかった。どれがカラバッジオの作品てどれがそうでないか、作品名と画家名のプレートを見ないと分からなかった。あえて言えば、他の画家よりも明暗のコントラストが強いかなという程度の違いしかない気がした。まあそれがわかっただけでも行って良かった展覧会だった。
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瞠目笑 林家彦いち

人気落語家がラジオ番組で披露した即興の小噺を集めた一冊。初めのうちは、まあ即興の噺だからこのくらいのダジャレなんだろうなぁという感じだったが、読み進むにつれてダジャレだけでない噺の構成の妙とか隠された意図のようなものが感じられるようになってきて、どんどん面白くなってきた。特に、第3章のはじめの「追悼いだてん」「ハチマキすると」などは即興とは思えない秀逸さ。天才的な落語家という存在の思考回路を垣間見たようで結構衝撃的な読書体験だった。(「瞠目笑」 林家彦いち、パイインターナショナル)
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図書館総合展2019

昨年に続き2回目。昨年同様、今やっているボランティアの参考になればと思って医療機関に付属した図書館に関する資料を探したが今年も見つからず。それでも色々な情報に接することができてとても楽しかった。
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魔弾の射手 知念実希人

短編、長編合わせて10冊以上読んでいるシリーズで、本書もこれまでの作品同様天才医師とその部下のコンビが不可能犯罪の謎を解くというお決まりの内容だが、不思議と飽きがこない。とにかくサクサク読めるので、読んでいる時間が短いからかもしれない。ミステリーの肝になる医療知識は一般的に知られているものではないと思うが、作者が現役の医師ということで、ヘェーこういうことがあるんだと何となく納得してしまう。作者の強み、面白さは、そのあたりにある感じがする。(「魔弾の射手」 知念実希人、新潮文庫)
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死とは何か シェリー・ケリガン

かなり前に入手したまま読みそびれていた本書。アメリカのイェール大学の人気講義の書籍化ということで期待して読んだが、どうもこういう本は自分に合わないらしい。題名通り「死」について色々な考えを紹介してくれるのだが、考えられる限りのケース分けをしてものすごく緻密に分析をしたかと思えば、これは自明だとしてスルーしたり、どうも一貫性がない。その感覚の違いは、宗教的背景の違いではなく、国民性の違いによるところが大きい気がする。死についての知見を深めるというよりも、アメリカ人が何を自明のこととしているのかを知ることができる本。それにしてもページ数はそれほどでもないのにとにかく重いので、寝ながら読むことが全く出来ず閉口した。(「死とは何か」 シェリー・ケリガン、文響社)
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映画 日曜日の子どもたち

横浜市鶴見の海岸で遊ぶ子どもたちを淡々と映したドキュメンタリー映画。色は白黒、音声もなく、時折流れるのはピアノの音だけ。最初に走り書きのような字で簡単に撮影の状況の説明があった後は、同じく走り書きのメモで撮影した日時が伝えられ、ただひたすらに子どもたちの遊ぶ景色が流れていく。映っている子どもたちはちょうど私と同じくらいだと思うが、自分の子どもの頃を思い出そうにもこんなところで遊んだことはないし、音声もないので何も伝わってこない。唯一気がついたのは、その日だけ大人がたくさん映っている大晦日の日の映像。子どもの頃、大晦日になると、掃除やおせち作りの邪魔になるからと、父親と外出をさせられたのを思い出した。
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時を止めた少女 ロバート・ヤング

「大昔の作品だが名作だ」ということなので読んでみた。作品全体を覆う雰囲気はやはりいかにも昔の作品という感じだが、昔よく読んでいたのはこんなSFだったなぁと懐かしい感じがした。科学的な味付けよりも叙情が前面に出ているし、奇想天外さも現代のSFほどではない。思えば、こうした作品に飽きてしまってしばらくSFから遠ざかってしまったんだと気づいた。本書を読んで、もう一度最近のSFを読んでみよう、読むなら最近のSFだなと思った。(「時を止めた少女」 ロバート・ヤング、ハヤカワ文庫)
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