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オズの魔法使い 馬車のホイール

1938年製作、ジュディ・ガーラント主演のハリウッド映画「オズの魔法使い」の撮影で使われた馬車の車輪の一部を埋め込んだコレクティブル。中央にみえる木片がそれだ。かなりマイナーなコレクティブルのように思われるが、実際は、オズの国をカラーで表現した手法やジュディ・ガーラントの歌声が世界の人々を魅了し、今でも当時を懐かしむアメリカの中高年者に大いに人気があるようである。ちょうど70年前の映画になるが、良くこうした関連アイテムが残っていたものだと感心する。
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つきのふね 森絵都

先日読んだ「カラフル」が面白かったので、同じ著者の本書を読んでみた。若い読者を念頭に書かれた判りやすい語り口、テーマとも良く似ているが、また違った味のある良書だと感じた。他人を助けることで自分が助けられるというその連鎖が切れずにつながっていく。月並みな感想だが、最後に現れる「つきのふね」、最後に紹介されるの手紙など、最後のクライマックスがとても感動的だ。(「つきのふね」森絵都、角川文庫)
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サムソノフ&ソーントン ウェア NHL

以前、将来のNHLを背負って立つ有望な若手選手ということで、「ネクスト・ワン」と称された選手を10人ほど紹介したが、このコレクティブルは、その中の2人、セルゲイ・サムソノフとジョー・ソーントンの2人のジャージをあしらった「ダブル・ジャージ」と呼ばれるコレクティブルである。この2人は、現在サムソノフ30歳、ソーントン29歳とほぼ同じ年代の選手で、同じ1997年にNHLデビュー、しかも2005年まで同じチーム名門ボストン・ブルーインズのチームメイトとして活躍した。2005年にサムソノフはオイラーズに移籍、ソーントンもサンホセシャークに移籍したが、その後の2人は、明暗が分かれた形になっている。ソーントンの方は、その後も順調に活躍を続け、今もシャークスのポイントゲッターとして活躍している。これに対して、サムソノフは、1年でオイラーズを首になり、その後も毎年のようにチームを変わり、あまりパッとしない成績に甘んじている。これまでの通算獲得ポイントも、ソーントン800点に対して、サムソノフの方は400点台止まりである。サムソノフのプレーを最初に見た時、彼の流れるようなスケート技術に「これはすごい」と思ったのを記憶しているが、どうしたことだろう。2人の最大の違いは体の大きさである。サムソノフは177cm、ソーントンは195cmと20cm近い差がある。因みにソーントンのニックネームは「ビッグバード」である。NHLのプレ-スタイルが体力重視になっていると言われて久しいが、この2人の明暗をみるとそれが如実に表れているように思われる。
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イリア・コバルチャク パッチ NHL

これは既に「ネクスト・ワン」として紹介したNHLの若手スター選手イリア・コバルチャクのコレクティブルである。このコレクティブルは、そのジャージの部分が特にきれいであり、私の気に入っているものの1つである。写真のジャージの色と同じ色のチームロゴの部分が見えていて、見ているだけでとても楽しい。
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邂逅の森 熊谷達也

とにかく面白いという言葉に尽きる。明治から大正時代の日本を舞台に、戦争などの世界情勢の影響を受けて大きく変わっていく日本の姿と重なるように、農山村でたくましく一途に生きる主人公が静かに語られる。読み進めていくと、物語のなかで主人公が少しずつたくましくなっていくように感じられる。山で狩猟を生業として暮らす「マタギ」の話で始まるのだが、主人公は早々に不本意な事情で「マタギ」を辞め、鉱夫として再出発する。一見、かなり波乱万丈の半生だが、主人公に訪れる様々な偶然は、単なる偶然ではなく、愚直だが本当に芯の強い「マタギ」の精神を失わずにいる主人公が自ら引き寄せる必然のようにも思える。主人公の生き方に感銘を受けるのは、現在の風潮と対極にある自然への畏敬、自分への正直さ等が際立っているからだろう。「マタギ」というものが単なる職業ではなく、「生き方」「心のあり方」なのだと思い至る。(「邂逅の森」熊谷達也、文春文庫)
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アーニー・バンクス ユニフォーム MLB

大リーグの往年の名遊撃手アーニー・バンクスのユニフォームをあしらったコレクティブル。1953年から71年に引退するまでの足かけ19年間をシカゴ・カブス一筋でプレーした。球団初の黒人プレーヤーで、彼の背番号14は球団初の永久欠番となっている。彼は、野球選手になる前は綿摘み農園で働いており、野球選手としてもカブスに入団する前の53年秋まではニグロリーグでプレーしていたという。人種差別というと遠い昔のようだが、つい最近まであったことを思い知らされるようである。
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チャック・クライン バット MLB

大リーグの歴史に残る名選手、チャック・クラインのバットをあしらったコレクティブルである。彼の名前は、日本では、イチロー選手が1000安打を史上3位の速さ(696試合目)で記録した際、大リーグの史上最速記録(683試合目)の保時者がこのチャック・クラインだったということで紹介された。それ以上に彼が有名なのは、彼が大リーグで12人しかいない三冠王の達成者(1933年)ということだ。その他にも、本塁打王と盗塁王を同時に受賞等々、いくつもの輝かしい記録に彩られた選手である。
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ファーガソン・ジェイキンス サイン MLB

大リーグ往年の名投手、ファーガソン・ジェーキンスのサイン。通算284勝は歴代25位の記録で、その他サイヤング勝1回、年間最多勝2回、最多奪三振1回、オールスター3回出場等が主な記録である。野球殿堂入り。サインはややこじんまりしている印象を受けるが、よく整ったきれいなサインである。
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スタン・スミス サイン テニス

1968年から72年まで、アメリカがデビス・カップ5連覇を果たした時の中心選手、スタン・スミス選手のサイン。活躍した時期が世界のテニス界のプロ化の前後に重なる。アメリカにおけるテニス人気の礎を築いた選手で、当時は国民的英雄だったらしい。4大大会のシングルスでの優勝は、ウインブルドン1勝、全米1勝の2勝だけだが、デビスカップでは、シングルスでアメリカ5連覇に貢献、78年、79年にアメリカが連覇した際にはダブルスで貢献と、合計デビスカップ7勝の金字塔(史上1位)を打ち立てている。
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マイク・ブライアン サイン テニス

双子の兄弟ボブとのペアでテニスの4大退会の男子ダブルスで4冠達成を達成したマイク・ブライアントのサイン。テニス史上4大大会のグランドスラムを達成したペアは6組あるが、2006年に達成したこのブライアント兄弟が最新のペアである。当然ダブルスの世界ランキングは1位である。彼はツアーで46勝しているがすべてがダブルスでの優勝ということで、完全にダブルスに的を絞った活動をしているということになる。2003~2006年の4年間に開催された14回の4大大会のうち11回で決勝に進出するという安定した活躍をしている。2002年の全米オープンでは混合ダブルス決勝で、兄弟同士の決勝戦という対決が実現し話題になった(この時はボブの優勝)。
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レナード・ニモイ ミスター・スポック 衣装  スタートレック

スタートレックのスポック役のレナード・ニモイのコレクティブル。出演作としては、スタートレック、スパイ大作戦、刑事コロンボへのゲスト出演等があるが、ほとんどニモイといえば「スポック博士」というくらい、はまり役という感じだ。
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ノバク・ジョコビッチ ウェア テニス

セルビア出身の男子テニス選手、ノバク・ジョコビッチのコレクティブル。若干20歳だが、ツアー優勝8回で、4大大会では全豪OPENに優勝している有望選手である。男子シングルの世界ランキングは3位とのこと。
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ジェニファー・カプリアティ ウェア テニス

同じくジェニファー・カプリアティのコレクティブル。このシリーズは、過去から現在までの多彩な選手のものが揃っており、その点は高く評価できるが、どうも周りの色が暗いのが欠点である。実物は、銀のコーティングで光っていてそれなりに見映えはするのだが、色が濃すぎて写真やコレクティブルが映えない。
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八日目の蝉 角田光代

本筋とは違うかもしれないが、本書を読んでいて、桜庭一樹の「私の男」と相通じるものがあるような気がした。様々な事情から、「普通の家庭」「普通の家族」というものが何なのかが判らない主人公が登場するという共通点である。それは、両方ともかなり特殊な事情によるものであるが、そういった主人公の葛藤や行動を追うことによって、そもそも「普通の家庭」「普通の家族」とは何なのかを問いかけているようにも思える。小説で「普通でないこと」が扱われるのはそれほど珍しいことではないので、要するに、両書は「家族とは何か」という問題を扱っているとうことになるだろう。我々が考える「家族」「家庭」とは、ただ自分の親がそれをどう考えていたかということに過ぎず、自信を持ってこうだと言える人がいたとしても、それにそれほどの普遍性があるわけではないのかもしれない。またこれも本筋とは違うが、本書を読んでいると、この社会で潜伏生活をすることの難しさが痛感され、人間とは社会的動物なんだなぁと思わされる。最後に「ある事件」の被害者と犯人が、それぞれそれと知らずにすれ違う場面には感動させられた。(「八日目の蝉」角田光代、中央公論社)
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ジェニファー・カプリアティ サイン テニス

かつての天才テニス少女、燃え尽き症候群の元祖、波瀾万丈のプレーヤー、ジェニファー・カプリアティのサイン。14歳で史上最年少の4大大会のシード選手、15歳でウインブルドン準決勝で当時女王として君臨していたナブラチロアに勝利、16歳でバルセロナ・オリンピックのグラフを破っての金メダル獲得など、早熟の天才振りを発揮したが、家庭内のごたごたや精神的な面のもろさから突然全く勝てなくなったのは有名な話だ。「燃え尽き症候群」という言葉で形容されたというよりも、その言葉を世界に広めた張本人という感じだ。その後さらにマリファナ所持容疑で逮捕されるなどしてどん底に陥ったが、徐々に精神的に立ち直りテニスにも復帰。2001年、2002年には4大対大会で3勝をあげるまでに回復し、「クスリを克服した」として世界中の美談となったのは記憶に新しい。
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