書評、その他
Future Watch 書評、その他
ロブ・ロウ サイン セントエルモスファイアー
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天皇論 小林よしのり
「ゴーマニズム宣言」の最新刊。このシリーズはこれまで随分読んできたが、本書はその中でも特に面白い1冊ではないかと思う。主張が明確だし、知らなかった事実やお話もふんだんに盛り込まれていて引き込まれる。世代によって違う「天皇観」の説明などは思い当たる節があって説得力がある。天皇皇后両陛下の「無私」という点についても、最近のカナダご訪問などをみていると本当にそうだなぁと思ってしまう。大昔の話になるが、学生時代に歴史研究会に入っていて、学園祭で「天皇問題」を取り上げたこと、いろいろ仲間と議論したことを思い出させてくれた。(「天皇論」小林よしのり、小学館)
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パドゥマ・ラクシュミ サイン STARTREK
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プレデラク・ビジェラク サイン ハリーポッター
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リチャード・グリフィス サイン ハリーポッター
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エリザベス・テーラー 衣装 陽のあたる場所
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修道女フィデルマの叡智 ピーター・トレメイン
中世アイルランドを舞台にしたミステリーの短編集で、王女で弁護士で修道女という主人公が様々な謎を明晰な頭脳で解決していくという物語だ。ミステリー自体は何度も読んだような陳腐な内容だが、中世のアイルランドとはどういう世界だったのかということに思いを馳せながら読むとこれが結構面白い。中世の人間も、今とほとんど変わらないほど世俗的で合理的という感じが良くでていた。また、それぞれの短編は完全に独立しているし、判りやすい文章で、1つ1つの短編を気軽に読める。中世アイルランド独特の固有名詞なども煩わしさを感じない程よい感じで注釈が付いており、翻訳者のそのあたりのセンスの確かさがとても有り難く思われた。(「修道女フィデルマの叡智」ピーター・トレメイン、創元推理文庫)
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「アメリカ社会」入門 コリン・ジョイス
英国人がニューヨークに住んで感じたことをユーモラスに記述した本で、思わず笑ってしまう箇所も多く、楽しく読むことができた。アメリカのなかでもニューヨークは特殊な場所であると良く言われる。一方、イギリス人は、かつて大英帝国を築いた人々であると同時に、大いなる没落を経験した人々でもあり、その歴史において極めて特殊な地位を占める人々である。そうした特殊と特殊がぶつかり合い、それを世界でも結構特殊と思われていて、自分達でもそう自覚している日本人が読むという状況なのだが、それが結構面白い。例えば、イギリスとアメリカの「ユーモア感覚」の違いについて書かれた部分を読むと、結構日本の方がイギリスに近いなぁと思ったりする。人がどのような時に恥ずかしいと感じるかという点なども、日本はアメリカよりもイギリスに似ているようだ。通常の2か国比較の場合は2通りしかない関係が、3か国になると6通りになるということで、いろいろ微妙に面白い気がする。(「『アメリカ社会』入門」コリン・ジョイス、NHK出版)
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モンゴメリー・クリフト 衣装 ハリウッド
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マイケル・マドセン サイン
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クリス・ランキン サイン パーシー ハリー・ポッター
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アンジェリーカ・マンディ サイン ハリー・ポッター
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フライ・ダディ・フライ 金城一紀
同じ作者の「レボリューションNO3」の登場人物がそのまま登場する本書だが、設定はこちらの方が前の出来事とのことだ。作者の本を読むと、怨念のようなものを感じる絶望的に暗い部分と、おだやかな暖かい光のように明るい部分の2つが交錯していると感じる。本書は、少し明るい部分が勝ったハッピーエンドの小説だが、それでも根底にある悲しい雰囲気は強烈に心に残る。よく考えると、最後までの展開は予想の範囲だし、ストーリー自体良くある話のような気もするが、それでもここまで感動させてくれる作者は本当にすごい作家だなぁと思わざるを得ない。これだけ痛快な話ならば「映画にしても面白いだろう」と思ったら、もう既に映画化されているらしい。映画を見て暖かい気持ちになるのも良いだろうなぁと思う(「フライ・ダディ・フライ」金城一紀、角川文庫)
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こまった人 養老孟司 中公文庫
著者の本をそうたくさん読んだ訳ではないが、この本も「いつもの調子で面白いことを言っているなぁ」という感想だ。日本社会をリードする「団塊世代」に何か注文をつける時は、やっぱり著者のような人でないとだめだと思う。自由と民主主義のなかで育った「団塊世代」の代表格である寺島実郎氏が言うところの「不条理」と著者の言う「理不尽なこと」というのは、似ているがどこか違うものだ。著者の言葉の方がマイルドだが、背後のある現実はより厳しいのだろう。それすらも憶測でしか言えない団塊後の世代にとっては、両者とも非常に貴重な存在だ。本書は雑誌に連載されてからまもなくして新書になり、それがまた数年で文庫化されたとのこと。著者の文章に対して人気が高いということなのだろう。なお、本書には最後にキーワード集が付いているのをみてちょっとびっくりした。こうした文庫でしかもエッセイ風の本としては大変珍しい。作者のこだわりなのか編集者の考えなのかは判らないが、実際どの程度役に立つかは別にして、非常に好感が持てる。(「こまった人」養老孟司、中公文庫)
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ヘンリー・ロイド・ホッジス サイン ハリー・ポッター
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