書評、その他
Future Watch 書評、その他
ケイト・ボスワース 衣装 スーパーマン・リターンズ
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ケイト・ボスワース サイン スーパーマン・リターンズ ハリウッド
TVドラマなどには出演せず、慎重に出演作品を選んでいるという印象を受ける。2003年にヤング・ハリウッド・アワードを受賞、メジャーな賞の受賞はまだ無いが、作品ごとに着実にスター性を高めている。サインはかなり投げやりな感じだが、ひどいと言うほどではなく、彼女の特徴と言えば言えなくもないだろう。
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長門守の陰謀 藤沢周平
普段は冴えないがいざと言うときに藩や正義のために戦う剣客の話、江戸時代の市井の人々の心情をほんわかと伝える話など、藤沢周平らしい作品が中心の本書だが、最後に収められた表題作は今までに読んだ作品とは異質の作品のような気がした。事実を淡々と伝える文章で主人公のような人物がいない。小説と言うよりは歴史の記述のようで、その内容も史実に沿ったものらしい。それなのに、読み終わった時に感じるリリシズムはまさに藤沢周平のものであるのがすごい。作者については主な作品はかなり読み込んだと思っていたが、本作を読むと、まだまだいろいろあるのだろうなあ、と思わざるを得なかった。(「長門守の陰謀」藤沢周平、文春文庫)
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幽霊の2/3 ヘレン・マクロイ
本書は知る人ぞ知る幻の名著で復刻希望の読者ランキングNO.1の作品だという。最近こうした「入手困難になっていた名作の復刻版」を本屋さんでよく見かける。それまで知らなかった作品が読めるのはありがたいことだ。さて本書だが、とにかく面白い。本書最大のトリックは途中で「かもしれない」と思いついたが、真相の全体像には驚かされた。真犯人があばかれるところは「根拠はこれだけ?」という感じだが、そこまでの話の面白さのせいで、そんなことはどうでもよくなってしまっている。また本書の最大の良さは、読んでいて文章が非常に判りやすく、翻訳書ではなかなか難しいだろうユーモアもちゃんと面白く伝わってくるところだ。この本の翻訳者が、格調の高さとかしゃれた表現などよりも判りやすい訳語を選んでくれている。翻訳本の売上げ不振が叫ばれる昨今だが、こうした素直な翻訳があれば国内物・海外物といった分け隔て無く楽しめと思った。(「幽霊の2/3」ヘレン・マクロイ、創元推理文庫)
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ビヨルン・ボルグ サイン テニス
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アンドレ・アガシ サイン テニス
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月光亭事件 太田忠司
少年探偵が活躍する人気シリーズの第1作。問題作でも話題作でもないが、とにかく気軽に読んで楽しめる。読者をうならせようという強引さも感じなくてすむので心地よく読める。そうなるとこちらもあら探しなどせず、ただ楽しむことに専念できる。そうしたよさが本書にはあるように思われる。トリックや舞台装置は実に陳腐だが、登場人物の造形はなかなか凝っているし、本格推理小説でたびたび指摘される「探偵は何故最後まで寡黙なのか」についても本書では、納得性の強い理由を用意していて面白かった。(「月光亭事件」太田忠司、創元推理文庫)
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9.15 リーマン・ショック 片山修
ちょうどリーマン・ショックから1年。いろいろな立場の人がリーマン・ショック前後で何を考え、どのような行動をとったのかを自らが語るという趣向の1冊だ。本書では、経営者の決断の時期が会社のその後の命運を分けたという事例がいくつも語られており面白い。金融の解説本としてだけではなく、経営を学ぶ本としても面白い本だと思った。
また、今回の金融・経済危機では、リーマン・ショック以外にも「BNPパリバショック」「米下院否決ショック」「トヨタ・ショック」などいろいろあったが、私としては、最初のショックという意味で「BNPパリバ・ショック」の時にいろいろな人がそれをどう受け止めたかという本書の「BNPパリバ」版を読んでみたい気がした。あるいはそれぞれの人に「どの事件が一番ショックだったかをまず聞き、その事件について語ってもらうというのも面白いと思った。(「9.15 リーマン・ショック」片山修、祥伝社新書)
また、今回の金融・経済危機では、リーマン・ショック以外にも「BNPパリバショック」「米下院否決ショック」「トヨタ・ショック」などいろいろあったが、私としては、最初のショックという意味で「BNPパリバ・ショック」の時にいろいろな人がそれをどう受け止めたかという本書の「BNPパリバ」版を読んでみたい気がした。あるいはそれぞれの人に「どの事件が一番ショックだったかをまず聞き、その事件について語ってもらうというのも面白いと思った。(「9.15 リーマン・ショック」片山修、祥伝社新書)
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マーク・マクガイア ユニフォーム MLB
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マーク・マクガイア サイン MLB
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弁護側の証人 小泉喜美子
本書が書かれたのは40年以上前の1966年で、作者は20年以上前に事故で亡くなっているそうだ。昔の本が再文庫化されるのは昨今珍しいことではないが、それでも30年ぶりというのはよほど「復刻」の要望が強かったのだろうと推察される。私自身も、遠い昔の学生時代にこの本を読んだ記憶があり、本歌であるクリスティの名作「検察側の証人」と甲乙つけがたい面白さだったのを覚えているのだが、内容は全然思い出せない。裏表紙の解説に「日本ミステリー史上に燦然と輝く伝説の名作」とあり、帯には「我孫子武丸、法月倫太郎、綾辻行人などの各氏絶賛」とある。
読後の感想としては、期待に違わぬ面白さで、2度目だというのに本書最大のトリックには完全に騙された。最初に読んだ時に比べてこちらもかなりすれてきたはずで、確かに最初のところで「もしかして?」と思ったのだが、結局はすっかり作者の術中にはまってしまった。(「弁護側の証人」小泉喜美子、集英社文庫)
読後の感想としては、期待に違わぬ面白さで、2度目だというのに本書最大のトリックには完全に騙された。最初に読んだ時に比べてこちらもかなりすれてきたはずで、確かに最初のところで「もしかして?」と思ったのだが、結局はすっかり作者の術中にはまってしまった。(「弁護側の証人」小泉喜美子、集英社文庫)
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動的平衡 福岡伸一
本書は、著者の「生物と無生物の間」「できそこないの男達」「世界は分けても分からない」という3冊の新書をまとめたような内容だ。新書は、比較的自由に書いているという印象だが、本書は新書よりもシンプルに分かりやすく書かれているという感じがする。新書を読んだ後に、頭の整理としてこの本を読むと、彼の考え方が良く判る。新しい内容を追いかけるのも良いが、本書はそういう意味とは逆なのに、彼のファンにはどうしても読まなければいけないような1冊になっている。この本で1つの区切りのようなものが見えてくるので、次にどういう展開を見せてくれるのかが気になる。(「動的平衡」福岡伸一、木楽舎)
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イチロー ユニフォーム MLB
このコレクティブルには「サイン入り」のものが存在する。一度、そのサイン入りのものを、製造されてからまもなくして、入手しようとしたことがあったのだが、交渉相手が急に手放すのが惜しくなったのだろう、土壇場で交渉不成立となってしまったという思い出がある。サインがなくてもこれだけかっこいいのだから、サイン入りのすばらしさは、当時としては大変なものだった。ただし、その後イチローのサイン入りコレクティブルも数多く製造されており、同じくらいかっこいいものもいくつかでている。そうした昔の思い出も含めて楽しむのがこうしたコレクションの醍醐味だ。
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イチロー サイン MLB
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フランク・ロビンソン サイン&グローブ MLB
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