goo

ケイト・ボスワース 衣装 スーパーマン・リターンズ

昨日サインを紹介したケイト・ボスワースが映画「スーパーマン・リターンズ」の中で使用した衣装をあしらったコレクティブルである。地味な写真に地味な衣装だが、全体の青と白のデザインがしゃれているので、それをカバーして、全体としてはなかなか良いコレクティブルに仕上がっているような気がする。使われている写真を昨日のサインで使われた写真と比べてみると、同一人物のようには見えない気がする。こちらの写真をみた時はてっきり「プリズン・ブレイク」に登場する女医をやっている女優かと思った。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ケイト・ボスワース サイン スーパーマン・リターンズ ハリウッド

映画「スーパーマン・リターンズ(2006年)」でヒロインのロイス・レイン役を演じたケイト・ボスワースのサイン。出演作品数はさほど多くないが、amari
TVドラマなどには出演せず、慎重に出演作品を選んでいるという印象を受ける。2003年にヤング・ハリウッド・アワードを受賞、メジャーな賞の受賞はまだ無いが、作品ごとに着実にスター性を高めている。サインはかなり投げやりな感じだが、ひどいと言うほどではなく、彼女の特徴と言えば言えなくもないだろう。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

長門守の陰謀 藤沢周平

普段は冴えないがいざと言うときに藩や正義のために戦う剣客の話、江戸時代の市井の人々の心情をほんわかと伝える話など、藤沢周平らしい作品が中心の本書だが、最後に収められた表題作は今までに読んだ作品とは異質の作品のような気がした。事実を淡々と伝える文章で主人公のような人物がいない。小説と言うよりは歴史の記述のようで、その内容も史実に沿ったものらしい。それなのに、読み終わった時に感じるリリシズムはまさに藤沢周平のものであるのがすごい。作者については主な作品はかなり読み込んだと思っていたが、本作を読むと、まだまだいろいろあるのだろうなあ、と思わざるを得なかった。(「長門守の陰謀」藤沢周平、文春文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

幽霊の2/3 ヘレン・マクロイ

本書は知る人ぞ知る幻の名著で復刻希望の読者ランキングNO.1の作品だという。最近こうした「入手困難になっていた名作の復刻版」を本屋さんでよく見かける。それまで知らなかった作品が読めるのはありがたいことだ。さて本書だが、とにかく面白い。本書最大のトリックは途中で「かもしれない」と思いついたが、真相の全体像には驚かされた。真犯人があばかれるところは「根拠はこれだけ?」という感じだが、そこまでの話の面白さのせいで、そんなことはどうでもよくなってしまっている。また本書の最大の良さは、読んでいて文章が非常に判りやすく、翻訳書ではなかなか難しいだろうユーモアもちゃんと面白く伝わってくるところだ。この本の翻訳者が、格調の高さとかしゃれた表現などよりも判りやすい訳語を選んでくれている。翻訳本の売上げ不振が叫ばれる昨今だが、こうした素直な翻訳があれば国内物・海外物といった分け隔て無く楽しめと思った。(「幽霊の2/3」ヘレン・マクロイ、創元推理文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

ビヨルン・ボルグ サイン テニス

こちらも往年の名テニス・プレーヤー、ビヨルン・ボルグのサインである。ボルグのサインについては、1つ思い出がある。かつて私がよく利用していたカナダの業者の在庫リストに「ボルグのサイン」を発見したことがあった。長年つきあっていた信用できる業者だったので、偽物ではないだろうが、注文するのを迷っていたら、すぐに売却済みになってしまい、残念に思ったことがあった。当時はテニスプレーヤーのカード自体が一般的な流通ルートにのる形で製造販売されていなかった時代で、そうしたものを私自身全く見たことが無かった時代である。その後数年してこのシリーズのサインが(メジャーではないが)しっかりした流通を伴う形で製造販売され、そのなかにボルグのサインがラインナップされていることを知り入手した。それがこの1枚である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

アンドレ・アガシ サイン テニス

往年の名テニス・プレーヤー、アンドレ・アガシのサインである。テニス選手のサインカードはあまり人気がないのか、通常の流通ルートで販売されているのは1社のものしかみたことがない。1社しかないというのは功罪の両方がある。功罪の功の方では比較的「集めやすい」という点が指摘できる。シリーズの数は限られているし、どのようなものがどのくらいあるのかの把握も容易だ。ただし1社だけということは、デザインやシリーズのコンセプトなどに関して、集める側として文句を言えないという悩みがある。ある選手のコレクティブルが欲しいと思ったときに選択肢が少ないのは、迷いがないという意味では気が楽ではあるのだが、どうも自分で構築したコレクションという気がしない。コレクションに「自分だけの」というオリジナリティを発揮できない。要するにテニスのコレクティブルを集めている人のコレクションは、誰のものもあまり内容に違いがないだろういうことだ。また、その製造している1社があまりメジャーな製造業者でないというのもつらい。メジャーな製造業者でないために、テニス選手に関してはルーキー・カードという概念が確立されていないように思われるからだ。これが集めるコレクティブルの幅を狭めている面もあるように思われる。そうしたなかで、私としては、往年の名選手、最近の若手注目選手をこつこつと集めている。これはそうしたなかの1枚である。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

月光亭事件 太田忠司

少年探偵が活躍する人気シリーズの第1作。問題作でも話題作でもないが、とにかく気軽に読んで楽しめる。読者をうならせようという強引さも感じなくてすむので心地よく読める。そうなるとこちらもあら探しなどせず、ただ楽しむことに専念できる。そうしたよさが本書にはあるように思われる。トリックや舞台装置は実に陳腐だが、登場人物の造形はなかなか凝っているし、本格推理小説でたびたび指摘される「探偵は何故最後まで寡黙なのか」についても本書では、納得性の強い理由を用意していて面白かった。(「月光亭事件」太田忠司、創元推理文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

9.15 リーマン・ショック 片山修 

ちょうどリーマン・ショックから1年。いろいろな立場の人がリーマン・ショック前後で何を考え、どのような行動をとったのかを自らが語るという趣向の1冊だ。本書では、経営者の決断の時期が会社のその後の命運を分けたという事例がいくつも語られており面白い。金融の解説本としてだけではなく、経営を学ぶ本としても面白い本だと思った。
 また、今回の金融・経済危機では、リーマン・ショック以外にも「BNPパリバショック」「米下院否決ショック」「トヨタ・ショック」などいろいろあったが、私としては、最初のショックという意味で「BNPパリバ・ショック」の時にいろいろな人がそれをどう受け止めたかという本書の「BNPパリバ」版を読んでみたい気がした。あるいはそれぞれの人に「どの事件が一番ショックだったかをまず聞き、その事件について語ってもらうというのも面白いと思った。(「9.15 リーマン・ショック」片山修、祥伝社新書)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

マーク・マクガイア ユニフォーム MLB

続いてマーク・マクガイアのユニフォームである。このコレクティブルは、ユニフォームの大きさなど平均的だし、デザインもよく見かける感じのもので文句はないのだが、使われている写真がどうもさえない。先日紹介したイチローのかっこいいコレクティブルと並べると一目瞭然だが、マクガイアの顔やカーディナルスのロゴがはっきり写っていない。そのため、瞬時にマクガイアのものだと判らないのは、こうしたコレクティブルとしては大きな欠点だ。さらに全体のデザインはそこそこ良いのだが、使われている写真の背景がごちゃごちゃしていて、選手の姿が浮かび上がってこないのもこの写真のせいだろう。現役選手の場合は、活躍している様子がわかる動的な写真、試合中のスナップも良いのだが、引退した選手などの場合は、もう少し落ち着いた写真の方が良かったのではないかと思われる。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

マーク・マクガイア サイン MLB

ロジャー・マリスの持つ年間最多本塁打記録を破ったマーク・マクガイアのサイン。以前イチローと一緒に紹介したことがあったが、イチローのサインを紹介したので、こちらも紹介しておく。イチローのサインと同じあまり派手な色を使っていない地味なデザインだが、サインがよく引き立てられていてなかなか気持ちの良い1枚である。難をいえばマクガイア自身の写真が少し小さくてバランスが悪いことだ。上半身だけでも良いのでもう少し大きな写真を使ってほしかった。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

弁護側の証人 小泉喜美子

本書が書かれたのは40年以上前の1966年で、作者は20年以上前に事故で亡くなっているそうだ。昔の本が再文庫化されるのは昨今珍しいことではないが、それでも30年ぶりというのはよほど「復刻」の要望が強かったのだろうと推察される。私自身も、遠い昔の学生時代にこの本を読んだ記憶があり、本歌であるクリスティの名作「検察側の証人」と甲乙つけがたい面白さだったのを覚えているのだが、内容は全然思い出せない。裏表紙の解説に「日本ミステリー史上に燦然と輝く伝説の名作」とあり、帯には「我孫子武丸、法月倫太郎、綾辻行人などの各氏絶賛」とある。
 読後の感想としては、期待に違わぬ面白さで、2度目だというのに本書最大のトリックには完全に騙された。最初に読んだ時に比べてこちらもかなりすれてきたはずで、確かに最初のところで「もしかして?」と思ったのだが、結局はすっかり作者の術中にはまってしまった。(「弁護側の証人」小泉喜美子、集英社文庫)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

動的平衡 福岡伸一

本書は、著者の「生物と無生物の間」「できそこないの男達」「世界は分けても分からない」という3冊の新書をまとめたような内容だ。新書は、比較的自由に書いているという印象だが、本書は新書よりもシンプルに分かりやすく書かれているという感じがする。新書を読んだ後に、頭の整理としてこの本を読むと、彼の考え方が良く判る。新しい内容を追いかけるのも良いが、本書はそういう意味とは逆なのに、彼のファンにはどうしても読まなければいけないような1冊になっている。この本で1つの区切りのようなものが見えてくるので、次にどういう展開を見せてくれるのかが気になる。(「動的平衡」福岡伸一、木楽舎)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

イチロー ユニフォーム MLB

イチローのサインを紹介したついでに、まだ紹介していなかったイチローのコレクティブルを紹介しておく。左側の「51」という数字の部分に、イチローのアウェイのユニフォームがあしらわれている。そのユニフォームの色と全体の色調が完全にマッチしていて、落ち着いた雰囲気のデザインに仕上がっている。一郎の写真はやや小さめだが、動きがあってかっこいい。
 このコレクティブルには「サイン入り」のものが存在する。一度、そのサイン入りのものを、製造されてからまもなくして、入手しようとしたことがあったのだが、交渉相手が急に手放すのが惜しくなったのだろう、土壇場で交渉不成立となってしまったという思い出がある。サインがなくてもこれだけかっこいいのだから、サイン入りのすばらしさは、当時としては大変なものだった。ただし、その後イチローのサイン入りコレクティブルも数多く製造されており、同じくらいかっこいいものもいくつかでている。そうした昔の思い出も含めて楽しむのがこうしたコレクションの醍醐味だ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

イチロー サイン MLB

イチローがついに9年連続200本安打という大リーグ史上初の記録を達成した。「スポーツ選手のサインを集めている」というと、必ず「イチローのサインは持っているか」と聞かれる。イチローのサインを単独で紹介したことがまだなかったので、記録達成を記念して、ここで紹介しておきたい。大リーグ選手のサインを集めている人、日本のプロ野球選手のサインを集めている人はもちろんだが、私のようにあまりジャンルにこだわらずサインを集めている者にとっても、イチローのサインは必須アイテムのような感がある。コレクターの心理としては、その点で「イチロー選手」は特別であり、他のスポーツ選手、例えば松井選手や松坂選手と比べても大きな差がある。コレクターの満足度においてイチローに対抗できる日本人の野球選手は「野茂選手」だけだ。日本人の大リーグへの道を切り開いたパイオニアであり、数々の記録を打ち立てた大選手であり、その上、サイン枚数が極めて少ないこと、この3点が、彼のサインがイチロー選手と同等の人気を呼んでいる理由だ。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

フランク・ロビンソン サイン&グローブ MLB

歴代の大リーグ三冠王のひとりということで既に紹介したことがあるが、これは、大リーグで1966年に三冠王を獲得した往年の名選手フランク・ロビンソンのサインとグローブをあしらったコレクティブルである。ちょうどイチロー選手が大リーグデビューを果たした2001年に製造されたもので、これと同じデザインのイチロー選手の有名なコレクティブルが存在する。フランク・ロビンソンという選手は、三冠王を獲得したり、史上初めて両リーグのMVPになったり、黒人初の大リーグ監督になったりと、歴史的に重要な役割を果たしたレジェンドなのだが、その割にはあまり知名度や人気がないようにも思える。三冠王の選手だし、サインは密度の濃い立派なものだし、コレクティブルの部分はグローブということで希少価値も高いし、私としてはとても良い一品だと思うのだが、世間的にはあまり需要がないようである。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ