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タニア・レイモンド サイン アレックス LOST

TVドラマ「LOST」のアレックス役を演じたタニア・レイモンドのサインである。ストーリーの中では脇役ではあるが、正体不明の敵と戦う生き残りの女性ベンの娘で、視聴者にとっては多くの謎の解明の手がかりのように思われ、目を離せない存在である。他の出演作をみると「ミディアム」「CSI:NY」「コールドケース」などの人気シリーズが多く、実力派という評価もあるようだ。「LOST」での何かにおびえたような演技も真に迫っていた。そうした評価も頷ける。サインも均整のとれたきれいなサインである。
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ライアン・ケスラー サイン NHL

NHLのバンクーバー・カナックスで活躍するライアン・ケスラーのサイン。米国のミシガン州の出身で、若くからその才能が注目されていた選手である。2000年には16歳でアンダー18のアメリカ代表に選出され、26試合で28ポイントという好成績を残している。その後大学リーグでも活躍し、2003年にNHLデビューを果たした。爆発的な得点力という選手ではないが、第2、第3ラインの得点源として頼りになる選手であることは間違いない。このサインは、NHLデビュー前のものである。
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ブラント・ジョーブ サイン ゴルフ

米国のプロゴルファー、ブラント・ジョーブのサイン。デビュー当初は成績が振るわなかったが、アジアツアー、日本ツアーで実力をつけて米国に戻り活躍している選手である。日本ツアーは95年から99年まで日本ツアーを中心にプレーし、日本OPEN優勝、ツアー最少スコア記録26アンダーなどの記録を残している。その後米国に帰国し、カナダの大会などにも出場、日本での優勝と併せて10勝を達成した。野球等でも、日本でプレーした選手がその後世界の場とか本場アメリカで活躍することがあるが、そうした選手の1人といって良いだろう。
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タイムマシンのつくり方 広瀬正

作者の本は昨年読んだ「マイナス・ゼロ」に次いで2冊目になる。1970年に処女作とも言える「マイナス・ゼロ」が直木賞候補となり、その後3回続けて候補になるが結局受賞はできず、失意のうちに1972年に急逝した。70年代初頭に一瞬の輝きを放った作家である。作品の方も当時は話題になったようだが、その後あまり顧みられず長い間絶版となっていた。「マイナス・ゼロ」を読もうと思った時も彼の本を入手するために、ネット・オークションで初版本を買い求めなければならなかった。昨年8月頃以降集英社文庫から彼の全集(全6巻)が順次刊行され、今は簡単に読むことができるようになった。本書もその恩恵で簡単に入手できたのである。30近い短編が収められた本書だが、全編が「タイムトラベル」を取り扱った内容だ。ここに収録されたいくつものタイムマシンを扱った話を読んでいると、作者が「時間のパラドクスに取り憑かれた作家」と呼ばれることがあるというのがよく判る。その一方で、彼の作品の欠点のようなものも見えてくる。まず登場人物の名前の付け方がどこか中途半端だ。変ななにかをもじったような名前、いい加減な名前ばかりが出てくる。そのために話自体になにかパロディのような軽さを感じてしまう。そもそも作品の題名も何だかそっけない。あまり固有名詞に関心がなかったのかもしれない。同時期にSF作家として人気を博してその後も活躍した星新一や小松左京と比べるとそれは顕著である。星新一の「F氏」とか「エヌ氏」という完全に記号化された登場人物の名前は彼の代名詞のように有名だし、小松左京の「日本沈没」等の題名のインパクトは大きかった。それに比べると、彼の作品の固有名詞や題名は何とも素っ気ない。それにしても、なぜ彼がこんなに「タイムマシン」にばかりこだわったのかが良く判らない。まだSF創生期で題材には困らなかったと思うと不思議な気がする。まだまだ読んでいない作品があるので、それらを読むとそのあたりがわかるかもしれない。(「タイムマシンのつくり方」広瀬正、集英社文庫)
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ジョージ・ブッシュ大統領 始球式 球場の椅子 MLB

第41代米国大統領ジョージ・ブッシュ(パパ・ブッシュ)のコレクティブルである。大統領としての在職期間は1989年から92年の4年間。埋め込まれているのはボルチモア・オリオールズの本拠地だった「メモリアル・スタジアム」の椅子で、この球場は2001年に取り壊されるまで地元ファンに非常に愛された「ボールパーク」として有名だった。現在のオリオールズの本拠地は「オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ」で、この新球場も、メモリアル・スタジアム同様、その美しさと格調の高さで非常に高い評価を受けており、その後の新球場建設ブームのなかで1つの模範とされている名建築である。
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白光 連城三紀彦

作者の小説は、短編でも2度3度のどんでん返しは当たり前、本書のような長編ともなれば、いくつどんでん返しがあっても驚かないという覚悟が必要だが、それでも、登場人物がこぞって「私が犯人」と告白していくところは正直驚きの連続だ。ここまでいくと何の罪もない被害者があまりにも可哀想という別の気分がもたげてくる。描かれた人間関係や心理はかなり古典的なものなのだが、その料理の仕方が尋常ではない。ここまで殺伐とした世界も珍しい。個人的には「戻り川心中」のようなリリシズムのある作品の方が好きなのだが、彼の作品でしか読めない世界という意味では本書のような作品の方が貴重なのかもしれない。(「白光」連城三紀彦、光文社文庫)
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クリントン大統領 始球式 球場の椅子 MLB

第42代米国大統領、ビル・クリントンのコレクティブル。彼が始球式を行ったクリーブランド・インディアンズの本拠地「ジェイコブス球場」の椅子が埋め込まれている。このジェイコブス球場は、1994年に建て替えられ、現在では「プログレッシブ・フィールド」に改名されている。この椅子の破片は、取り壊された時に記念品として競売に出されたものと思われる。こうしたコレクティブルの需給動向をみると、大統領の人気の度合いがだいたい判るものである。ビル・クリントンに関しては、こうしたコレクティブルの世界ではケネディなどと同列の人気者だ。
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対話篇 金城一紀

本書からは、作者の本「映画篇」を最初に読んだときに受けた印象とはかなり違う印象を受けた。本書に収められた3つの中編はいずれも、かなり心が暖まる小説だ。かなり絶望的なシチュエーションでも希望を持ち続け主人公がいる。それを助けたり支えたりする仲間がいる。どうもこちらの方が本当の作者の持ち味なのだろうと思う。特に最後の「花」という小説は、そうした希望や暖かさに満ちた話だ。こうした短中編集の編集に作者がどの程度関与しているのかは判らないが、作者の小説集は、最後にとっておきの話が待っているという傾向があるように思った。(「対話篇」金城一紀、新潮文庫)
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ルーズベルト大統領 始球式 球場の椅子 MLB

第32代米国大統領、フランクリン・デラノ・ルーズベルト(FDR)のコレクティブル。史上唯一4選された大統領で、米国大統領の人気投票でも、ワシントン、リンカーン等、歴史上の大統領に肩を並べる偉大な大統領である。ニューヨークの出身で、マンハッタン島の東岸を走る道は、彼の名前にちなんで「FDR」と呼ばれている。在職期間は1933年から45年の12年におよび、日本との関係では太平洋戦争開戦時の大統領として関わりが深い。4選を果たした後、任期中に脳卒中で死去したが、こちらの方は暗殺説などはないようである。彼の評価の高さは、現在のアメリカの10セント硬貨に彼の肖像が使われていることからもうかがわれる。戦争中の日本の指導者も彼を高く評価していたようで、交戦相手国の大統領であるにもかかわらず、死去のニュースに日本の首相が「追悼の意」を表したという話もあるようだ。
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ハーディング大統領 始球式 球場の椅子 MLB

第29代ウォレン・ハーディング大統領のコレクティブル。これも彼が始球式を行ったことのあるグリフィス・スタジアムの椅子である。かれの在任期間は1921年~23年なので、その時期のワシントン・セネターズの試合の時のものと思われる。在任期間からも判るように、彼は在職中に死亡した6人のアメリカ大統領の1人である。在任中のスキャンダルの多さなどもあり、アメリカ史上最も評判の悪い大統領の1人とされる。どのような事件かはよく判らないが、彼の在職中に起きた「ティーポット・ドーム事件」というスキャンダルは、後の「ウォーターゲート事件」と並ぶアメリカの2大政治スキャンダルなのだそうだ。かれの在職中の死亡にも謎が多く、驚いたことに「夫人による毒殺説」まであるという。さらに彼がKKKのメンバーだったという説もあるようだ。どこまでが本当なのかは判らないが、彼としては、野球の始球式などでそうした不人気を少しでも挽回したいということだったのだろう。
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トリエステの坂道 須賀敦子

昨年あたりから「須賀敦子」というイタリア文学者の書いた作品が急速に再評価されていると聞いた。すでに没後10年になる著者だが、河出文庫から「全集」が刊行されたのがきっかけなのだろうか、その全集も好調な売れ行きらしい。そこで彼女の本を初めて読んでみた。「随筆集」とのことだが、むしろ小説を読んでいるような心境になる作品だ。中学生の頃に、小説の神様志賀直哉の「城の崎にて」を読んで「これは随筆ではないか?」と感じたのを記憶しているが、それと正反対の感覚だ。最初の表題作「トリエステの坂道」では、筆者がイタリアの男性と結婚したこと、そして比較的短時間で死別したことがわかる。次の作品を読むと、結婚した男性がミラノで書店を経営していた人であること、結構生活が5年半だったことが判る。こうして1編ずつ読み進めていくと、だんだんそのあたりの事情が詳しくわかってくるようになる。彼女が日本の裕福な家庭の子女で、相手のイタリア人男性が貧しいいわゆる「無産階級」出身であったことも次第に判ってくる。異邦人としてイタリアに暮らし、文化の違いだけでなく、そうした境遇の違いからくる考え方の違いなどにも遭遇しながら、それでも死別した夫のことを大切に慕う文章は、小説の神様が作った「小説」よりも「小説」らしいのではないか。感動を覚える。イタリア在住の女性作家と言えばローマ人の物語の塩野七生だが、その一時代前の彼女の文章からは、それとは全く別のイタリアの風景が匂い立ってくるようだ。(「トリエステの坂道」須賀敦子、新潮文庫)
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ジョンソン大統領 始球式 球場の椅子 MLB

ケネディ大統領のコレクティブルの次は、リンドン・ジョンソン大統領のコレクティブルである。埋め込まれた球場の椅子は、ケネディ大統領と同じグリフィス・スタジアムである。ワシントンにある球場なので大統領に始球式をお願いしやすいのだろう。ここで不思議なのは、グリフィス・スタジアムが大リーグのセネターズの本拠地として使われたのが1961年までで、ジョンソン大統領が大統領になったのが1963年ということである。そうだとすると、ここで使われている写真はいつのものなのか? グリフィス・スタジアムはアメリカン・フットボールのワシントン・レッドスキンズの本拠地でもあったので、その時のものかと思ったが、ジョンソン大統領が握っているのは確かに野球のボールである。副大統領時代のものだと考えると合点がいくのだが、はっきりしたことは判らない。
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泳いで帰れ 奥田英朗 

作家によるアテネ・オリンピック観戦記。もともとあまりスポーツにも海外旅行にも積極的ではないと語る作者だが、最初のうちは低いテンションだった観戦態度が、柔道やマラソンでの日本人選手の活躍を目の当たりにするうちにだんだん熱くなり、ついに「長島不在の長島ジャパン」のふがいなさに「泳いで帰れ」と絶叫するまでが克明に書かれている。ユーモアもそこそこで笑い転げるほどでもないし、観戦の感動を伝えるドキュメントでもない、肩の凝らないレポートだが、オリンピックの開催されている場所で生でそれを観るという体験の面白さは十分に伝わってきた。あまり関心のない東京オリンピック誘致だが、何となく実現すると良いなという気持ちにさせられた。(「泳いで帰れ」奥田英朗、光文社文庫)
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J・F・ケネディ大統領 始球式 球場の椅子 MLB

米国でオバマ大統領の就任式が開催された。それを記念して米国の大統領関連のコレクティブルを紹介しておこう。これは、ケネディ大統領が任期中に始球式を行ったボール・パークの椅子の一部をあしらったコレクティブルである。ケネディ大統領ゆかりのものとしては、2007年9月16日に「ケネディ大統領が演説を行ったベルリンの壁のコレクティブル」を紹介したが、やはり歴代大統領のなかではケネディのものが最も人気がある。この球場は、ワシントンにあった「グリフィス・スタジアム」という球場で、1961年まで大リーグのワシントン・セネターズの本拠地として使用され、1965年に取り壊されたとされる。従って、ケネディ大統領の在任期間を考えると、このコレクティブルに使われている写真は1961年のケネディが行った始球式の時のもので、この椅子は65年に取り壊された時に売りにだされたものであることが判る。偶然なのだが写真の年が特定できるのが面白い。
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ドキュメント・死刑囚 篠田博之

まず本書を読んで、複数の非常に有名な「死刑囚」と深く関わりをもった人がいたことにまず驚かされた。死刑囚「宮崎勤」について深く掘り下げた本は数多いし、その他の大きな社会問題となった事件の犯人(死刑囚)を扱った本も数多く出版されている。しかしそうした死刑囚と複数、しかもかなり濃密に関わったという人は、精神鑑定医といった特殊な立場の人を除いて、それほど多くないのではないか。本書の特徴はそれらの複数の死刑囚に複数と深く関わった人の本であるということだ。複数の犯罪者や犯罪と向き合うことで、他とは異なるものが見えてくるということが良く判る。
それにしても、ここで記述されている死刑囚の挙動・発言の異様さには心底驚かされる。常に新しい事件を追い続けるマスコミからは得られない驚愕の事実ばかりだ。いわゆる解説本などでも「あまりにもショッキングなので削除した」という部分が結構あるのだと判る。死刑の存続に疑問を呈する作者の考えには賛否両論あるだろうが、少なくともこうした隠された事実を知った上で、自分の意見を持たなければいけないと反省した。
なお、本書を読んで初めて知ったのだが、死刑囚との面会は、死刑が確定した時から大幅に制限され、家族以外はほとんど面会ができなくなるのだそうだ。死刑囚と獄中で結婚したというニュースをたまに見るが、これは死刑が確定しても「家族」であれば面会ができるということと関係があるとのことだった。宮崎死刑囚がこうした制度のことを心配し、作者と死刑確定後の連絡方法を前もって打ち合わせていたといった記述にも驚かされた。(「ドキュメント・死刑囚」篠田博之、ちくま新書)
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