書評、その他
Future Watch 書評、その他
ウェイド・ボッグス ユニフォーム MLB
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スペース・ラブ 機体の配線の一部
さて、このスペースラブのコレクティブルは、これまでの3種と違い、機体の中のどの部分であるか多少手がかりがある。まずこのコレクティブルの裏面に「配線装置の一部である」と記述されており、実際コレクティブルの部分に「配線コード」のようなもの(画像のオレンジの部分)が浮き出ている。それだけのことだが、こうした何であるかの手がかりが明記されているもの、あるいはそれと判る特徴のあるものが、コレクターとしては非常にうれしい。
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バレエ・メカニック 津原 泰水
書評で絶賛されていたので読んでみたが、結局最後まで良く判らないまま読み終わってしまった。書かれていることの意味を読み取ろうとするいつもの読書の考えではついていけない。登場人物の「幻視体験」とストーリーが、境目が良く判らないまま最後まで続く。書評に書かれていた数行の「あらすじ」を頼りに読み進め、どこかで霧が晴れるように大団円となるのかとも思ったが、その期待も打ち砕かれてしまった。しかし、読んでいて不思議な感覚になる「黙示録」のような作品に接することができたことが新鮮な体験だったので、不思議と読んで損をしたという気はしない。。脈絡がないようでいて、支離滅裂ではなく筋が通っているような感覚が残る。ただし、第一章が2人称で書かれていたり、固有名詞の説明がほとんどないことなど、もう少し読者へのサービスがあっても良いのではないか。そうした妥協を全くしないことが、こうした文章を読みなれた人には、逆に心地よいのかも知れないが。この本の表紙に「想像力の文学」という文字がある。まさに読者の想像力が試されているようだ。「(「バレエ・メカニック」津原泰水、早川書房)
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スペ-ス・シャトル「コロンビア」 機体の一部
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スペ-スシャトル「アトランティス」 機体の一部
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アトランティス・ミステリー 庄司大亮
プラトンが伝えた「アトランティス大陸」は実在したのか?どこにあったのか?という疑問について、これまでに出された仮説を1つ1つ検証しながら、真実はどこにあるのかを探る本書。へたなミステリーよりも余程ミステリアスで面白い。「クレタ島だ」「ミケーネ文明のことだ」「アメリカ大陸だ」「南極大陸だ」といったこれまでの様々な説をびしびし検証していき、否定していくプロセスが面白いのだ。アトランティスとは直接関係ないが、本書を読んで、私がこれまでずっと誤解してきたことがあったのを知った。私は、旧約聖書のノアの洪水や世界各地に残る「洪水伝説」というのは「何万年か前の氷河期の終わりに起きた洪水の記憶が世界各地の洪水伝説の起源」と思っていたが、本書を読んでそれが全くの間違いであることを知った。本書はこうした細部だけでなく全編を通して非常に説得力があり、本書を読んでしまうと他の「アトランティス」関連の本を読む気がしなくなってしまうほどのインパクトがある。(「アトランティス・ミステリー」庄司大亮、PHP研究所)
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スペース・シャトル「ディスカバリー」 機体の一部
それにしても、報道によれば、ディスカバリー号は2010年に最後の飛行を終えて退役する予定となっている。そうしたこれまでの活躍と退役を記念したコレクティブルということは判るが、まだこれから飛行をする予定の機体の一部が売り出されているというのはいったいどういうことなのだろうか。機体の一部といっても、固定された本体部分ではなく、飛行ごとに取り替えたりする部分ということなのだろうか。やや不思議である。
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クラウド・コンピューティング仕事術 西田宗千佳
著者の前著「クラウド・コンピューティング」を読んで初めてその言葉を知った。それと前後してこの言葉がずいぶん使われるようになってきた気がする。今度はそれを実際の仕事等にどう活用するかという実践編である。「クラウド」という概念は難しいように思えるが、「ユビキタス」「WEB2.0」等、これまでのIT用語に比べると、シンプルで判りやすい気がする。本当に理解できているのかどうかは不安だし、その背景にどういう技術進歩があったのかというところまでは判らないが、ITに疎い者でもついて行けるという気にさせてくれる言葉だ。その言葉の意味するところと「雲」という単語のイメージが結びつかなくても理解できてしまうのが良い。言葉のイメージがはっきりしているので、実際の活用方法が記述された内容も、良くイメージできる。最初のメールの活用法などは、はからずも自分でも工夫していることなどもあって、レベル的にもちょうど良い。実際に活用しようとか、仕事のヒントをもらおうと思って読んだ本ではなく、「クラウド」についての理解が深まれば良いと思って読んだ本なのだが、予想に反して実際にいろいろ役にたってしまったという感じである。(「クラウド・コンピューティング仕事術」西田宗千佳、朝日新書)
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万物理論 グレッグ・イーガン
細切れの時間しかとれなくて難渋したが、出張の電車のなかでようやく読み終えた。本書は様々なSFのランキングでオールタイムベスト1に輝く作品で、前から読もうと思っていた。先日刊行された「SF・本の雑誌」でも本作がオールタイム・ベスト1に選ばれていた。大変凝った内容だということを聞いていたのでこれまで何となく躊躇していた。作者のグレッグ・イーガンについても古今最高のSF作家という評価が定着してきている。その作者の本を1冊も読んだことがないというのも悲しいので今回読んでみた。それにしても本書に対する評価はものすごい。
第1位「本の雑誌」この30年間のSFベスト30
第1位『SFが読みたい!2005年版』ベストSF2004海外篇
第1位「本の雑誌」2004年SFベスト
第2位『SFが読みたい!2007年版』「2000年代前期SFベスト30」海外篇
第1位『SF本の雑誌(別冊本の雑誌)』Fオールタイムベスト100
これまで読んだなかでは「エンダーのゲーム」「獣の奏者」がマイベストSFと思っているが、果たしてこの本はどうなのだろうか、というのが個人的な興味だった。
読み始めると、やはり予想通りかなり難渋した。こうしたSFやファンタジーは作者が想定した未来や異世界についてどこまで解説を加えるかで、読みやすさ、取っつきやすさが決まる。説明が少ないとその世界に入り込みにくいが、逆に多すぎても興ざめになってしまう。その加減が作品の良し悪しを決めると言っても良い。本書は明らかに解説的な要素を最小限に抑えた書き方で、そのため、その世界に入り込むことがなかなかできないのが難渋の最大の要因だ。第1章を読み終わってもまだその世界がぼんやりとしか見えてこないことにいらいらする。第2章に入っても、ストーリーはなかなか前に進まない。ここらあたりで、筋を追いかける小説ではないと割り切って、劇的なストーリー展開を期待しないで読み進める。
そして、3分の2ほど読み進むとようやく全体が見えてきて、「こんな壮大な話だったのか」と判る。取っつきにくさを考えると、マイベストSFには押しがたいが、スケールの大きな傑作であることは間違いない。それにしても、読み終えた時、この本の翻訳者に非常にお世話になったような感じがした。おそらく難渋な原書を判りやすく翻訳することに非常な労力をかけられたのだろう、ということが伝わってくる。この翻訳者の翻訳でなかったら、楽しむ余裕すらなかったのではないかと思うと、感謝の気持ちが沸いてきた。(「万物理論」グレッグ・イーガン、創元SF文庫)
第1位「本の雑誌」この30年間のSFベスト30
第1位『SFが読みたい!2005年版』ベストSF2004海外篇
第1位「本の雑誌」2004年SFベスト
第2位『SFが読みたい!2007年版』「2000年代前期SFベスト30」海外篇
第1位『SF本の雑誌(別冊本の雑誌)』Fオールタイムベスト100
これまで読んだなかでは「エンダーのゲーム」「獣の奏者」がマイベストSFと思っているが、果たしてこの本はどうなのだろうか、というのが個人的な興味だった。
読み始めると、やはり予想通りかなり難渋した。こうしたSFやファンタジーは作者が想定した未来や異世界についてどこまで解説を加えるかで、読みやすさ、取っつきやすさが決まる。説明が少ないとその世界に入り込みにくいが、逆に多すぎても興ざめになってしまう。その加減が作品の良し悪しを決めると言っても良い。本書は明らかに解説的な要素を最小限に抑えた書き方で、そのため、その世界に入り込むことがなかなかできないのが難渋の最大の要因だ。第1章を読み終わってもまだその世界がぼんやりとしか見えてこないことにいらいらする。第2章に入っても、ストーリーはなかなか前に進まない。ここらあたりで、筋を追いかける小説ではないと割り切って、劇的なストーリー展開を期待しないで読み進める。
そして、3分の2ほど読み進むとようやく全体が見えてきて、「こんな壮大な話だったのか」と判る。取っつきにくさを考えると、マイベストSFには押しがたいが、スケールの大きな傑作であることは間違いない。それにしても、読み終えた時、この本の翻訳者に非常にお世話になったような感じがした。おそらく難渋な原書を判りやすく翻訳することに非常な労力をかけられたのだろう、ということが伝わってくる。この翻訳者の翻訳でなかったら、楽しむ余裕すらなかったのではないかと思うと、感謝の気持ちが沸いてきた。(「万物理論」グレッグ・イーガン、創元SF文庫)
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イアン・ソープ サイン 水泳選手
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コルシア書店の仲間たち 須賀敦子
作者の本はこれで5冊目になる。これまでに読んだ4冊は、登場人物もかなり重なっているし、語られているエピソードも前に読んだような気がするものが多いので、なんだか堂々巡りしているような感覚にとらわれる。それでいて読んでいると全く新しい内容のようで大変不思議である。そうしたなかで、この本はこれまでに出てきたエピソードが登場人物別に語られているので、ちょうど織物の横糸のような感じでこれまで読んだ本の内容を整理することができる。しかし、それでも十分に整理はしきれないし、堂々巡りのようでいて新しい内容のように思えるという不思議な感覚は相変わらずだ。
1つ気になるのは、作者のミラノ滞在中の最大の出来事は間違いなく「夫の死」であるはずなのだが、5冊の中にはそれを正面から記述した文章がほとんど見あたらないことだ。この出来事に対しては、意識的に言葉を少なくし、ほとんどは「夫が死んで1年ほどたった時…」とか「夫が死ぬ1年ほど前…」といったようにある出来事の時期を明確にするだけの表現にとどまっている。なにかキリストの死をもって紀元前・紀元後に分けているような感じだ。(「コルシア書店の仲間たち」須賀敦子、文春文庫)
1つ気になるのは、作者のミラノ滞在中の最大の出来事は間違いなく「夫の死」であるはずなのだが、5冊の中にはそれを正面から記述した文章がほとんど見あたらないことだ。この出来事に対しては、意識的に言葉を少なくし、ほとんどは「夫が死んで1年ほどたった時…」とか「夫が死ぬ1年ほど前…」といったようにある出来事の時期を明確にするだけの表現にとどまっている。なにかキリストの死をもって紀元前・紀元後に分けているような感じだ。(「コルシア書店の仲間たち」須賀敦子、文春文庫)
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オバマ大統領とリンカーン大統領
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エリック・エテバリ サイン イアン・ノッティンガム ウィッチブレード
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ブルース・ハーウッド サイン バイヤー Xーファイル
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ベジャ・ビジュラク 衣装 カルカロフ ハリー・ポッター
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