旅した気分

2010-02-22 00:08:34 | Weblog
今日は溜まりに溜まったスクールの振替を消化すべく、1限目のレッスンから2コマ連続でプレー、髪を散髪し、山中で静かに午後を過ごした日曜日でした。


レッスンに行く前にお洗濯。
ベランダに出てみると街を覆う騒音もまだなく、小鳥の声も聞こえたりする。
明るくなりきる前の空は灰色と紫色を混ぜ合わせた雲が高くに広がっていました。
寒さは感じず、トレーナーに半纏を着た体にすこしヒンヤリ感じる空気感。
あれ?
この馴染み深い感覚はどこかで。
ああ、SAや道の駅で車中泊して車の外に出、明け切らぬ空の下、体を伸ばして吸い込む朝の空気。
その時の気分と同じだ。
昨晩、山の記憶を手繰っていたので、脳内はまだ旅行中だったのかも。
なんでもない朝の気配にそんなことを感じてしまいました。


家を出て、スクールに車で向かう頃には青空が見え出し、暖かくなりそうな空模様。
レッスンでのプレーの出来はまずまず。
練習時間が取れてないにしては上出来でした。


忙しくて刈れない髪の毛が伸び、モミアゲが耳の前の肌を刺激しうっとうしいったらありません。
レッスン後、いつもは浴びないシャワーを浴びて汗を流し、スクール近くの理髪店で2ヶ月ぶりにカリカリに短くしてもらいました。
さっぱり。
土曜、日曜と睡眠時間は取ったつもりだったのですが、溜まった疲れは取りきれていないのか、散髪中にうつらうつらと船を漕いでしまい、刃物を使う散髪屋さんには悪いことをしてしまった。


コンビニでお昼を買って、空気感はすっかり春の山里を、窓を全開してドライビング。
田んぼや畦道はまだまだ黄土色なのに、柔らかな日差しが射す様とふんわりした感触の風を受けながら見る風景はすっかり春でした。
いつもの道端に車を停めて、昼食。


食後、この華やいだ雰囲気に合う音楽として、1年半位前に私の興味の山のピークを迎えた「image6」を聴きながら、写真雑誌を眺めました。
前にも紹介しましたがこの「image6」、ピークを越えたとは言え、珍しくアルバム中の全曲がお気に入りだったもの。
どの季節にも合い、旅に出たときはここぞというときにプレイヤーに掛け、旅情を盛り立ててもらったアルバムです。
まだまだ聴けば面白いのですが、聞きなれすぎて興味の山が低くなりすぎないよう、日常では聴かないよう調整していた位好きなCD。
その時読んだ写真雑誌の記事が、日本全国を旅して撮影する写真家の随想付の特集だったのですが、音楽に付随する記憶が旅であるが故に、一緒に旅してその景色を眺め、出来事を体験しているような心持ちにいざなってくれました。
あー、いいなあ。
近場の山里だけじゃなく、そろそろ新しい旅に出たくなってきました。
けど・・・。
いつになることやら。
ゴールデンウィークには少しくらいお休みできますように。


その後、お昼寝したのですが、シートの倒し方が浅かったのか、眠ると深層に沈めた仕事の記憶が浮上するのか、気持ちよいお昼寝タイムとはいかず、重い気分が復活した状態で目覚めてしまいました。
すっきりと心が軽くなる目覚めになれば、完璧な休日となったんですけど。
まあ、それは欲張りすぎですかね。

さて、また一週間頑張りましょうか。



<サービスエリアでのある朝>