こんな歴史も持ってる町

2012-07-20 00:53:23 | その他旅行き

一回飛ばして前々回の続き。

長浜駅に隣接して長浜鉄道スクエアという鉄道記念館があります。
今回の旅の最後の訪問場所としました。
開業当時の駅舎が整備保存されてました。
現存する最古の駅舎だそうです。



知らなかったのですが、長浜駅って鉄道の歴史上とても重要な役割を果たした所だったのですね。
地方都市の普通の途中駅なのに、なんでこんな所がと思ったのですが、東海道線の変遷を知ってなるほどと納得しました。
日本で鉄道が一番最初に敷かれた場所は、新橋-横浜間。
これは私も知ってましたが、長浜-敦賀間が開通したのは日本で7番目という早さだったそう。
日本海と東海道を結ぶ要衝と位置付けられたのですね。
長浜から大津までは同時に敷設する事ができず、琵琶湖に鉄道連絡船が就航したそう。
後年大津と線路が繋がり連絡船は廃止、米原駅が北陸線との分岐駅となる今のルートに変更となったらしいです。



駅舎には当時の衣装を着せた等身大の人形が置かれ、こんなだったよと雰囲気を教えてくれます。
奥の建物には電気機関車と蒸気機関車が並んで保存されてます。
子供連れの家族が見学に来てましたが、運転台に入れるので三人姉弟は大喜びで運転手を演じて遊んでいました。
私も昔、あんなだったはずだ。
お姉さんが一番楽しんでましたね。
将来有望な鉄子さんになりそう。



私が知った長浜駅の歴史資料の他に、鉄道模型を走らせたり、プラレールで遊べたりするスペースもあって、大人も子供も楽しめる施設になってました。
長浜駅からお帰りの際、立ち寄ってみては。