宍道湖北岸を歩いて

2014-05-28 00:28:13 | その他旅行き
Iwami & Izumo Chapter_10

雲州平田駅には一畑電車の車両基地があった。
待機車両がぽつぽつと止まり、いい眺めだ。
駅の周りをぐるりと歩き、撮影。
Chapter_1 に掲載の「のんのんばあ電車」はここにいたもの。



駅の所在地の出雲市平田町は商業地で駅前は市街地である。
外食できる店がある。
中華料理店でチャーハンとギョーザの遅いお昼を食べ、駅に戻り再び松江方面への電車に乗る。
宍道湖北岸では国道431号とほぼ並行して走っている。
湖岸を走る電車を撮れないかと、湖が近くなる一駅目の園駅で下車し道路を歩いた。



残念ながらこれといったポイントはなく、変化をつけられたのは上と下の写真の2枚に留まった。
撮影後、再び一畑口駅から乗車し松江しんじ湖温泉駅へ帰ろうと思っていたが、二駅先の津ノ森駅で上り下りの列車がすれ違うのを時刻表上でみつけた。
このまま一畑口駅で電車を待つ時間で歩けそうなので歩く事にした。



伊野灘駅と津ノ森駅の間を歩いていると、遠く踏切の警報機の音が聞こえた気がした。
この時刻に走っている電車は無いはずだ。
いつもの撮り鉄してる時の空耳かと思っていたら、電車の走行音まで聞こえ、前から「しまねっこ号」電車がやってきた。
うわあ、来ると分かってたら準備してたのに。
時刻表に載って無いぞ。
まあ、事前に分かってたらここは歩いていないだろうけど。
慌ててとった写真をチェックして回送電車だったんだと分かった。



残念ながら津ノ森駅での撮影は不調に終わり、全てを撮り終え松江しんじ湖温泉駅に到着したのは18時。
車に戻り島根県を後にした。
GWの最終日、こんな時間まで遊ぶ人は多くないらしく、行きがけに反対車線に見た渋滞はこの日この時間発生せず、米子道も中国道もストレスなく走れた。
すぐ近くまで来たのに出雲大社にも詣でず、朝から夕までほぼ12時間「ばたでん」撮影に文字通り明け暮れた一日だった。
好きな事に時間を使える幸せ。
今回の旅を反芻しながら運転した。
23時前、運転の疲れとともに旅を楽しんだ満足感を一緒に連れて、家に帰り着いた。