その気持ち、とってもよく分かります。

2016-02-28 23:43:47 | Weblog
伊豆のお話は一回お休み。
今日はパシフィコ横浜で開催してた「カメラと写真映像の情報発信イベント CP+(シーピープラス)2016」に行ってきたのでそのお話を。
こういったイベントを見たのは初めて。
モーターショーなんかもこんな感じなんだろうか。
綺麗なおねえさんが新商品を手に微笑んで写真に撮られていた。



大小の写真映像関連企業の「全て」が何らかの展示を行っていると言っていい規模だった。
カメラメーカーは当然としても、聞いたことの無い関連機器取扱い企業も参加。
当然大手は大きく、周辺機器メーカーは小さく、その関連規模でブースの面積・位置が割り当てられているようで、業界の勢力図が現出していた。
力の入れ方もブースの大きさに比例。
集客力もブースの大きさに比例。
そんな取り組み方の差がなんか面白かった。



新製品の試し撮りは何分待ちって表示がされてる。
既存製品は空いてれば自由に操作でき、テーブルに置かれた凝った静物を来客者は入れ替わり立ち替わり撮っていた。
より凝ったブースは鉄道風景のジオラマを作って、Nゲージ?の模型を走らせていたり、驚いたのはスポーツ撮影時のフォーカス性能を確認できるようにだろう、そのシチュエーションを作るために舞台上で体操選手に見立てたレオタード姿のお姉さんを踊らせていた。
うーん、表現が悪いか。
踊ってもらっていた。
あーびっくりした。



大手のメーカーはブース内に小さなステージを作り、自社に関係する写真家を呼んで機器の使い方、得意とする撮影方法を時間割を作って説明会を実施したり。
自社の製品を使って撮ったサンプル作品を展示したり。
事前に公募した一般アマチュアの入選作を展示したり。
4Kの映像の体験スペースを作ったり。
もうありとあらゆる手段を駆使して今の写真撮影における機器、技術、性能、手段を来場者に伝えようとする工夫と情熱と打算に満ちた空間があった。



会場はパシフィコ横浜ともう一か所、大さん橋ホールにも。
こちらは御苗場エリアという名のアマチュア写真家が撮った自分の写真を掲示して来場者に見てもらうという場。
レベルは問わず、誰でも出展可能だそう。
ここで業界関係者の目に留まり、写真家への道が拓けたりするらしい。
パシフィコ横浜からシャトルバスが出ていたが30分待ちの表示。
歩いて20分強なので、なら歩いて行こうと赤レンガ倉庫などを横目に歩いた。
でっかいカメラや小さいカメラを首から下げた老若男女が会場間を行き来していた。
こちらの会場も本会場と同じく、それぞれの出展者の希望、願望、野心に満ち溢れた場だった。