旅は三日目、最終日。
この日は「ここ」という目的地はなく、だいたいここらとここらへん、なユルイ予定で動いた。
いや、結果的にそういう感触を残すことになっただけか。
まずは榛名山ドライブ。
山の北側から上り、東に下った。
沢渡温泉からの走り始め、周りに広がる田畑や山林はすっかり初夏の装いで、緑の濃くなった田畑を照らす陽の光が眩しかった。
一年で一番生命力溢れる眺めを前に気分は上々。
取って置きのCDを回してゾクゾクしながら運転した。
なのにちょっと道を間違え気分は急下降。
最近知らない道を走る時はスマホのナビに任せることが多く、今回もお任せしていた。
画面確認せず音声案内だけで交差点を曲がったら、私とスマホ間で認識相違が発生。
あらぬ方向に向かってしまった。
回り道して正しいルートに戻ったが、なんでかそれだけのことでテンションが下がってしまった。
周りの景色は目に入らなくなり、音楽も耳に入って来ない。
どうしたことだろう。
せっかくいい気分だったのに、勿体無いことをした。
榛名山への上り道は広く、緩く大きなカーブが続く快適な山岳道路。
とても気持ち良く走れた。
だからかバイクがやたら多かった。
ツーリングというよりコーナーを攻めて楽しんでる感じだ。
こちらも気を取り直しつつ運転していると、いつもながら景色の変化に目が行った。
歩いて山を登ればゆっくりと遡る緑の季節も、車で登るとあっと言う間だ。
新緑はどんどん薄くなり、前日登った剣ノ峰と同じような芽吹き加減になったと思ったら、山頂の湖に到着した。
本当の山頂はさらに湖畔に聳える墳丘の上だけど。
辺りの樹々は淡い茶緑色。
春のよそおいだ。
ただ、山頂は開けすぎてて、お土産物屋さんや食堂が立ち並び、湖には白鳥なんかの形をした脚漕ぎボートがたくさん繋がれ、車も多ければバイクはもっと多い。
チャーリーもいた。
大人気だ。
だからかな、私の写欲は一向に湧く気配がなかった。
少し湖畔を歩いて出発した。
ただひとつ、「おおっ」と思ったのが北海道にあるかのような直線道路。
へえー、広いなあ。
ちょっと車を止めて撮影したらよかったな。
山の東側の道路を下って行くと渋川の町だろうか、ずっと下界が見下ろせ、こちらの道は良い眺めが楽しめた。
この日は「ここ」という目的地はなく、だいたいここらとここらへん、なユルイ予定で動いた。
いや、結果的にそういう感触を残すことになっただけか。
まずは榛名山ドライブ。
山の北側から上り、東に下った。
沢渡温泉からの走り始め、周りに広がる田畑や山林はすっかり初夏の装いで、緑の濃くなった田畑を照らす陽の光が眩しかった。
一年で一番生命力溢れる眺めを前に気分は上々。
取って置きのCDを回してゾクゾクしながら運転した。
なのにちょっと道を間違え気分は急下降。
最近知らない道を走る時はスマホのナビに任せることが多く、今回もお任せしていた。
画面確認せず音声案内だけで交差点を曲がったら、私とスマホ間で認識相違が発生。
あらぬ方向に向かってしまった。
回り道して正しいルートに戻ったが、なんでかそれだけのことでテンションが下がってしまった。
周りの景色は目に入らなくなり、音楽も耳に入って来ない。
どうしたことだろう。
せっかくいい気分だったのに、勿体無いことをした。
榛名山への上り道は広く、緩く大きなカーブが続く快適な山岳道路。
とても気持ち良く走れた。
だからかバイクがやたら多かった。
ツーリングというよりコーナーを攻めて楽しんでる感じだ。
こちらも気を取り直しつつ運転していると、いつもながら景色の変化に目が行った。
歩いて山を登ればゆっくりと遡る緑の季節も、車で登るとあっと言う間だ。
新緑はどんどん薄くなり、前日登った剣ノ峰と同じような芽吹き加減になったと思ったら、山頂の湖に到着した。
本当の山頂はさらに湖畔に聳える墳丘の上だけど。
辺りの樹々は淡い茶緑色。
春のよそおいだ。
ただ、山頂は開けすぎてて、お土産物屋さんや食堂が立ち並び、湖には白鳥なんかの形をした脚漕ぎボートがたくさん繋がれ、車も多ければバイクはもっと多い。
チャーリーもいた。
大人気だ。
だからかな、私の写欲は一向に湧く気配がなかった。
少し湖畔を歩いて出発した。
ただひとつ、「おおっ」と思ったのが北海道にあるかのような直線道路。
へえー、広いなあ。
ちょっと車を止めて撮影したらよかったな。
山の東側の道路を下って行くと渋川の町だろうか、ずっと下界が見下ろせ、こちらの道は良い眺めが楽しめた。