5時に起き出した。
結局2時間くらいしか眠れなかったが、眠気はなく起きる事ができた。
空は快晴。
車を出て朝食のパンをかじりながら付近を歩いてみると、すぐそばに大きな沢があった。
この音が響いていたのね。
下の駐車場は上の駐車場より遥かに広く、昨晩見た自衛隊の車両が止まっていた。
みんなどこに行ったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e4/ae39ba658f7af8fb634fb961e666809d.jpg)
登山靴を履き、ザックを背負って出発。
登山口と思った林の中への入口は少し先にある登山センターへのアクセス道だった。
5分ほど歩くとトイレや自販機などがある大きな建物が現れた。
広いロータリーもあり、市ノ瀬からのシャトルバスはこちらに直接入るようだ。
トイレを借りて登山届けを出して再出発。
まずは長い吊り橋を渡る。
ガッチリと作られた鋼鉄製の吊り橋で、揺れるかなと思ったが全くと言っていいほど揺れずに渡ることができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/29/f02ae088b8b0a484f75cef55c8a49232.jpg)
登山道の植物は夜露で化粧されてツヤツヤツプツプ、いつもよりフォトジェニック。
写真を撮る私を追い抜いて行く登山者は意外と若いお兄ちゃんが多い。
なぜなのか考えてみたが、多分この時間の出発だから日帰り10時間コースで今日の内に戻ってくるのだろう。
走ってる人もいて、すごいなぁ。
私と同じ年頃の人でもザックの小さい人は日帰りなんだろうな。
皆さん健脚で羨ましい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/62/ce9b33d5f14e4185381ea9d883f47b9d.jpg)
白山の登山道にはいくつかコースがあり、上りは砂防新道という谷間の道を利用した。
朝見た大きな沢を下に見て歩く道だ。
この沢は災害を引き起こしたことがあるようで、砂防ダムを建設中だった。
朝日が谷間に差し込むようになると、景色は一変する。
光を透かして見る緑は一段と輝いて、とても素敵である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/72/9a5d33c5024a09cb79626e4e67edef69.jpg)
さて本格的な登山がとても久しぶりな私の足は、よれるはふらつくはつまづくはで自分の思う足取りでは歩けず、登山靴で反対の脚を蹴るので裾をいつも以上に汚してしまった。
写真を撮って休憩しつつ登るのでなんとか続けて歩ける感じだ。
そろそろ腰を下ろしたいなと思う頃に甚之助避難小屋に到着。
小屋前のベンチにザックを降ろし、一休み。
別山がクッキリと望めた。
ところがビスケットをかじっていたら、早くも雲が湧き出し別山を隠してしまった。
そうそう、山のお天気はこんなだったなあ。
朝の9時には眺めを隠してしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/3d0127fe95bd0da2957bd230ad7977c6.jpg)
小屋のトイレを借りてから再出発。
この辺りから大きな木は無くなり、見晴らしが良くなる。
登山道はよく整備されていて、平たい石が敷いてあるところが多く、歩きやすい。
要所要所に道しるべが立っており、自分の居場所が良く分かる。
時々つるりとした石が敷いてあるので滑ることがあり恐いが、さすが日本三霊山、登山者が多い山は違いますな。
下の方の山はガスに隠れてしまったが、上空はまだ青空が広がり行き先の山肌は緑に輝いて、夏山の雰囲気をしっかり味わえた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8f/61439dc83b20fe0097cfe64bbe37db9e.jpg)
途中、十二曲りと言うジグザグな坂道を上り切ると弥陀ヶ原の笹原に出る。
とても広々とした原の向こうに白山の主峰御前峰が姿を現した。
いい景色なのでここでお昼にする事に。
木製のベンチに腰掛けておにぎりを頬張る。
下から湧いてきたガスが弥陀ヶ原に達し、時々原の上を滑り抜けていく。
うーん、長閑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6f/bed02be8d1509abe36b7e4115e33dd1e.jpg)
そうそう、自衛隊の皆さんが十数人のグループで間を置いて目の前を下って行った。
全部で5グループ(分隊?班?)くらいだろうか。
私は駐車場から道無き道をかき分けて行軍する訓練なのかと思ったが、普通に山頂往復するものだったらしい。
そりゃそうか、国立公園内の山を荒らすような訓練なんてできないよな。
迷彩服を着て登山靴になりそうなブーツを履いて、皆さん鍛えられてるから足取りも軽い。
目が合うと普通の登山者と同じように笑顔でこんにちはと挨拶してくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/fb/9b6ea830d0bb309cf95eed6462b3be95.jpg)
大休止を終え、弥陀ヶ原を横切り五葉坂という上りを過ぎると、重機で工事する音が聞こえてきた。
突然白山室堂の大きな山小屋が姿を現した。
ふう、到着。
ビジターセンターのロビーに入ると、宿泊受付は13時からとある。
今12時過ぎだから、ちょっと待たねばならない。
掲示板に今日と明日の天気予報が書かれていて、今日は午前快晴、午後一時雨、明日は午前雨、午後雨一時雷雨、とあった。
御前峰に登るのは明日の予定にしていたが、時間もあるし雨の降っていない今のうちに登っておいた方が良さそうだ。
てことで疲れてはいるが再出発。
結局2時間くらいしか眠れなかったが、眠気はなく起きる事ができた。
空は快晴。
車を出て朝食のパンをかじりながら付近を歩いてみると、すぐそばに大きな沢があった。
この音が響いていたのね。
下の駐車場は上の駐車場より遥かに広く、昨晩見た自衛隊の車両が止まっていた。
みんなどこに行ったのだろう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/e4/ae39ba658f7af8fb634fb961e666809d.jpg)
登山靴を履き、ザックを背負って出発。
登山口と思った林の中への入口は少し先にある登山センターへのアクセス道だった。
5分ほど歩くとトイレや自販機などがある大きな建物が現れた。
広いロータリーもあり、市ノ瀬からのシャトルバスはこちらに直接入るようだ。
トイレを借りて登山届けを出して再出発。
まずは長い吊り橋を渡る。
ガッチリと作られた鋼鉄製の吊り橋で、揺れるかなと思ったが全くと言っていいほど揺れずに渡ることができた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/29/f02ae088b8b0a484f75cef55c8a49232.jpg)
登山道の植物は夜露で化粧されてツヤツヤツプツプ、いつもよりフォトジェニック。
写真を撮る私を追い抜いて行く登山者は意外と若いお兄ちゃんが多い。
なぜなのか考えてみたが、多分この時間の出発だから日帰り10時間コースで今日の内に戻ってくるのだろう。
走ってる人もいて、すごいなぁ。
私と同じ年頃の人でもザックの小さい人は日帰りなんだろうな。
皆さん健脚で羨ましい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/62/ce9b33d5f14e4185381ea9d883f47b9d.jpg)
白山の登山道にはいくつかコースがあり、上りは砂防新道という谷間の道を利用した。
朝見た大きな沢を下に見て歩く道だ。
この沢は災害を引き起こしたことがあるようで、砂防ダムを建設中だった。
朝日が谷間に差し込むようになると、景色は一変する。
光を透かして見る緑は一段と輝いて、とても素敵である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/72/9a5d33c5024a09cb79626e4e67edef69.jpg)
さて本格的な登山がとても久しぶりな私の足は、よれるはふらつくはつまづくはで自分の思う足取りでは歩けず、登山靴で反対の脚を蹴るので裾をいつも以上に汚してしまった。
写真を撮って休憩しつつ登るのでなんとか続けて歩ける感じだ。
そろそろ腰を下ろしたいなと思う頃に甚之助避難小屋に到着。
小屋前のベンチにザックを降ろし、一休み。
別山がクッキリと望めた。
ところがビスケットをかじっていたら、早くも雲が湧き出し別山を隠してしまった。
そうそう、山のお天気はこんなだったなあ。
朝の9時には眺めを隠してしまう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/d5/3d0127fe95bd0da2957bd230ad7977c6.jpg)
小屋のトイレを借りてから再出発。
この辺りから大きな木は無くなり、見晴らしが良くなる。
登山道はよく整備されていて、平たい石が敷いてあるところが多く、歩きやすい。
要所要所に道しるべが立っており、自分の居場所が良く分かる。
時々つるりとした石が敷いてあるので滑ることがあり恐いが、さすが日本三霊山、登山者が多い山は違いますな。
下の方の山はガスに隠れてしまったが、上空はまだ青空が広がり行き先の山肌は緑に輝いて、夏山の雰囲気をしっかり味わえた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/8f/61439dc83b20fe0097cfe64bbe37db9e.jpg)
途中、十二曲りと言うジグザグな坂道を上り切ると弥陀ヶ原の笹原に出る。
とても広々とした原の向こうに白山の主峰御前峰が姿を現した。
いい景色なのでここでお昼にする事に。
木製のベンチに腰掛けておにぎりを頬張る。
下から湧いてきたガスが弥陀ヶ原に達し、時々原の上を滑り抜けていく。
うーん、長閑。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/6f/bed02be8d1509abe36b7e4115e33dd1e.jpg)
そうそう、自衛隊の皆さんが十数人のグループで間を置いて目の前を下って行った。
全部で5グループ(分隊?班?)くらいだろうか。
私は駐車場から道無き道をかき分けて行軍する訓練なのかと思ったが、普通に山頂往復するものだったらしい。
そりゃそうか、国立公園内の山を荒らすような訓練なんてできないよな。
迷彩服を着て登山靴になりそうなブーツを履いて、皆さん鍛えられてるから足取りも軽い。
目が合うと普通の登山者と同じように笑顔でこんにちはと挨拶してくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/fb/9b6ea830d0bb309cf95eed6462b3be95.jpg)
大休止を終え、弥陀ヶ原を横切り五葉坂という上りを過ぎると、重機で工事する音が聞こえてきた。
突然白山室堂の大きな山小屋が姿を現した。
ふう、到着。
ビジターセンターのロビーに入ると、宿泊受付は13時からとある。
今12時過ぎだから、ちょっと待たねばならない。
掲示板に今日と明日の天気予報が書かれていて、今日は午前快晴、午後一時雨、明日は午前雨、午後雨一時雷雨、とあった。
御前峰に登るのは明日の予定にしていたが、時間もあるし雨の降っていない今のうちに登っておいた方が良さそうだ。
てことで疲れてはいるが再出発。