あかとんぼ

2019-09-22 07:39:22 | お酒
先週末は夏の暑さがぶり返したが、今週末はとても涼しくなった。
涼しいどころか寒いくらいだ。
窓を開けて掛け布団無しで寝たら寒さで目を覚ました。
長袖の出番となった。



さて、涼しくなると日本酒はひやおろしの出回る季節となる。
スーパーで賀茂鶴を目にしてさっそく購入。
今年の夏はただの純米酒を冷やして飲むのにはまった。
ほのかな甘みととろりとした口あたりが心地よかった。
深みあるひやおろしはぬる燗が一番だと思っているが、過ぎゆく夏を惜しんで冷やして飲んでみよう。



その前に常温ひやだとどうなのか、飲んでみた。
おお、なんと軽やか。
春霞のような甘さ。
香りの通りのあっさりとした酸味。
これって、ひやおろし?
もっとこくのある味わいを想像していたが、予想を裏切る味わい。



その晩冷蔵庫に入れておき、翌日、冷えたのを飲んでみた。
花冷えくらいか。
ふわっとした感触は引っ込んで、こっくりと引き締まった味わい。
あれ? 甘みがもっと出てくると思ったのにほんのり苦味が前面に。
体調もあるのかな、再度冷やして時間を置いて飲んだら、苦味は引っ込んだ。
飲む時の温度、肴、体調でくるくると味わいが変わる。
日本酒っておもしろいなあ。