停滞していた季節が動き出した。
隣家の庭のセミは、梅雨明け以降ずっと早朝から鳴き交わして、目覚まし代わりだった。
それが8月の終わり頃ぱったりと静かになり、休日昼間にツクツクボウシが孤独に鳴くのを聞くくらいになった。
代わりに秋の虫の声が聞こえてくるように。
寝床でふと目を覚ますのは足の冷たさだ。
熱帯夜の日々が過ぎ去り、窓を開けて寝ていると、夜半から冷気が侵入してきて、半パンの脚を冷やす。
寒いとまで感じないのは上半身は熱を持っているからか。
それでもこの一週間で気温は急に下がって、布団をかぶらなければいられなくなった。
セミに起こされ明るい窓外にもう起きる時間かと時計を見たらまだ1時間も眠れる。
そんな夏の日々に慣れて、窓外が暗いから起床時間はまだ先さと寝ていると、窓外が明るくなってすぐに目覚ましが鳴る。
朝日に炙られて歩いた通勤路も、日に日に影が長くなり、今は汗をかくことなく清々しく歩くことができる。
そんな季節の進みに気が行く今日この頃。
太陽からくる熱量が減衰して嬉しいが、今くらいが一番いいのかな。
半袖で寒さを覚えるようになると風邪を引く危険が増すから、油断できない季節になる。
隣家の庭のセミは、梅雨明け以降ずっと早朝から鳴き交わして、目覚まし代わりだった。
それが8月の終わり頃ぱったりと静かになり、休日昼間にツクツクボウシが孤独に鳴くのを聞くくらいになった。
代わりに秋の虫の声が聞こえてくるように。
寝床でふと目を覚ますのは足の冷たさだ。
熱帯夜の日々が過ぎ去り、窓を開けて寝ていると、夜半から冷気が侵入してきて、半パンの脚を冷やす。
寒いとまで感じないのは上半身は熱を持っているからか。
それでもこの一週間で気温は急に下がって、布団をかぶらなければいられなくなった。
セミに起こされ明るい窓外にもう起きる時間かと時計を見たらまだ1時間も眠れる。
そんな夏の日々に慣れて、窓外が暗いから起床時間はまだ先さと寝ていると、窓外が明るくなってすぐに目覚ましが鳴る。
朝日に炙られて歩いた通勤路も、日に日に影が長くなり、今は汗をかくことなく清々しく歩くことができる。
そんな季節の進みに気が行く今日この頃。
太陽からくる熱量が減衰して嬉しいが、今くらいが一番いいのかな。
半袖で寒さを覚えるようになると風邪を引く危険が増すから、油断できない季節になる。