イタリアン・ウイスキー

2022-03-03 06:19:22 | お酒
イタリアのお酒といえばワインにグラッパ、あまり出回っていないがビールといったところを想像するが、先日食べに行ったイタリアン・レストランにウイスキーが置いてあった。
珍しかったので紹介してもらうと、なんとイタリアで唯一のウイスキー蒸留所が作ってるウイスキーとのこと。
ホントに珍しいんだ。
確かに聞いた事ないもんな。
せっかくなのでデザートを食べる時にいただいた。



お店には4種類が置いてあり、熟成させる樽を違えて作ってるものだそう。
バーボンの樽とアイラウイスキーの樽とマルサラというお酒の樽、もう一つは忘れてしまった。
バーボンとアイラウイスキーはありきたりなので、マルサラという酒精強化ワインの樽で熟成させたVINAという奴を選択。
最初ストレートで、後半はグラスに氷を貰いロックで。
香りがとても華やかで、若いウイスキーの刺すような刺激もなく、まろやかで複雑な味わい。
すでにだいぶアルコールが入って気分良くなっていたので、細かな分析もできず、おいしくクピクピと飲んでしまった。



PUNIと書いてプーニと読むこのウイスキー、後日ネットで調べると2010年に創業したまだ新しい蒸留所のものと分かった。
私の飲んだのはヴィーナという5年熟成のものらしい。
5年であの味になるのかと感心。
なんでも蒸留所のある場所が夏暑く冬寒い寒暖差の激しい土地で、そういったところでは熟成が早く進むのだとか。
どこかで見かけたら、また飲んでみたいものだ。