中之島をお散歩

2022-04-28 06:26:47 | その他旅行き
休日に街に出るのは久しぶりだ。
大阪梅田で買い物する前に、今話題のスポットである中之島まで足を伸ばし、界隈をぶらぶらすることに。
四つ橋筋で中之島に渡り、高層ビル群を見上げつつ西に歩く。
とてもいい気候で、日差しを浴びると少し暑く、日陰に入ると少しヒンヤリ。
地下街から外に出たせいもあるのか、光溢れる景色がとても眩しい。
まずは昼食をとダイビルに入っているラーメン屋を狙って行ったが、1時間待ちの行列ができていたので、あっさり諦める。



連れが近くの別の飲食店を検索して、大阪市立科学館前にあるホットサンドのお店を見つけた。
行ってみるととても小さなお店で、店内5席くらいしかなく満席。
テイクアウトもできるというので、科学館裏の広場で食べることにして注文した。
出来上がるまでの時間で新しくできた大阪中之島美術館の様子を見に行くことに。
国立国際美術館の北に、確か永く駐車場だった敷地に大きな黒い壁の建物が建っていた。
建物の周りを歩ける回廊に上り、正面玄関があるらしい北側へ行ってみる。



建物の前が大きく開けた広場の片隅に、いましたいました。
ヤノベケンジ作のシップス・キャット。
大人気の猫の写真を撮っていたら、ホットサンドが出来上がる時間になった。
美術館の中はまたの機会に観に来よう。
お店に戻るとうまく店内の席が空いていた。
急遽テイクアウトを取り消してもらい、店内で食べることに。
頼んでおいたのはポテトサラダとサヤインゲンと目玉焼きのホットサンド。
ミネストローネ・スープ付き。
飲み物はアイスのアメリカーノを注文した。



荒い泡目のパンはカリカリに焼かれて、ふんわりポテトサラダとたまごの食感の差が味覚にも好影響。
スープは熱々で野菜たっぷり、トマトの滋味が舌を包む。
コーヒーもピンとツノがたって、口腔を引き締める美味しさ。
開け放たれたドアの向こうのビルの壁が眩しく、初夏を思わす背景が、洒落たランチとともに休日気分を盛り上げてくれた。
ご機嫌で店を後にし、梅田へと戻る。



この後は本来の目的のお買い物。
テニスショップを覗いて最新商品をチェックし、壊れたメガネを新調し、カメラ屋で気になるレンズを下見した。
ルクアでネクタイを購入し、ビル内のコーヒー屋さんで浅煎り豆のアイスコーヒーを飲み休憩。
さらにアウトドアショップで汗をかいても大丈夫な帽子を買った。
うーむ、私にしてはいっぱい買い物したな。
昔に比べ、梅田で遊ぶことも少なくなった。
最近は食べ物と本、酒以外の買い物をすることがないことに改めて思い至る。



夕刻、遅くなったので、このまま飲んで食べて帰ることにした。
ルクアの地下の日本酒のお店で、和のメニューを純米酒のひやと熱燗でいただいた。
酒造メーカーがやってるお店のようで、だからかお酒が安かった。
一杯一合はなさそうな量だが、純米酒を300円台で飲ませる店をあまり知らない。
外で飲むとすぐに酔うので、3杯ですっかりいい気分になり、帰宅することにした。
久しぶりの休日の街の雰囲気と沢山のお店での買い物に、なかなか充実した一日になった。
しょっちゅう街で遊んでたら、こんな充実感は得られないんだろうな。
また時間を置いて遊びに来ることにしよう。