宝山寺

2023-09-27 06:23:13 | その他旅行き
生駒ケーブル梅屋敷駅側から宝山寺境内へと入る。
どういった謂れのあるお寺か知らなかったので、来る前に少し調べてみた。
ご本尊は不動明王で、大聖歓喜天という神様が山の鎮守として祀られているそう。
別名生駒聖天とも呼ばれるそうで、財運をもたらす神様として商売関係者の信仰が厚いらしい。



いつも旅行先に神社仏閣があれば、写真撮影の守護を願う挨拶をする。
今回もお参りすることにした。
梅屋敷駅から歩いていくと鐘楼の前に出、石段を登ると本堂のある広場だった。
大きな本堂や聖天堂が並び建ち、壮観である。



境内は線香の煙で白く煙る。
自分も線香を買って本堂前の大きな香炉にお供えし、ご先祖様の平安を祈った。
そして本堂の不動明王と聖天堂の大聖歓喜天にお参り。



本堂の後ろの山には岩壁がそそり立ち、岩屋には小さなお堂や仏様が祀られている。
そこまで行けるのかと思ったが、登り口の所までしか入れなかった。
昔は行けたのかもしれない。
遥拝所の裏から仰いで手を合わせる。



さらに山に入ったところに奥の院があるとのことなので、そちらへも行ってみる。
赤い多宝塔があって、その裏手に山へと登る通路があった。
通路の両側には石仏がいっぱい。
なんだろうとよく見ると、全てに何々地蔵と名前が彫られていて、お地蔵様なのだった。
奥の院でも本堂の不動明王にお参り。



帰りは正面から宝山寺駅の方へ。
惣門をくぐると広い石段の参道が広がっていた。
今回は歩くルートが上からだったので脇から入ったが、こういう景色を見ると、きちんと正面から訪れてお参りするべきだなと思う。