生駒ケーブル・山上線

2023-09-23 00:43:16 | その他旅行き
山上線の車両もデコレートされていた。
名前はオルガンの「ドレミ」と、ケーキの「スイート」である。
宝山寺駅で乗り換え、待っていたスイートに乗って生駒山上駅へ。
出発するといきなりトンネルに入る。



山上線には途中に駅が二つあり、駅の横に遮断機の無い簡易な踏切がひとつづつ。
臨時便だったからか途中駅には止まらず、終点の生駒山上駅まで直行した。
生駒山上駅前の広場の右に、遊園地の駐車場に向かう歩行者用の道があり、そこをさらに下れば途中駅へ行けるようだ。



なかなか急な坂道だが、石が敷かれ手すりがついてたりして、整備されている。
木が鬱蒼と繁り、暗くジメッとした印象。
下っていくと時々ザックを背負ったハイカーが登ってきて、こちらは綿のTシャツにチノパンという格好だが挨拶してくれる。
コンチワー。



途中駅の山頂に近い方は霞ヶ丘駅。
近くに民家は見当たらず、なぜ駅があるか不明。
思うに、途中駅は山上線を三等分くらいした場所にあるので、たぶん駅に停車した時、吊り下がった別の方の車両も止まることになるので、その位置に駅を作ったのではないか。
きっとそうに違いない。



写真を撮って、再び山道に戻り次の梅屋敷駅へと下る。
下りだからそんなに汗はかかないだろうと思っていたのに、吹き出てくる。
着てくる服を間違えたな。
タオルはうまく準備してきており、汗を拭きつつ下る。



梅屋敷駅が近くなると、道は線路のすぐ横に近づく。
静かだった山道にシャラシャラというロープが滑車を回す音が聞こえると、ケーブルカーが動き出したのだなと分かる。
しばらくすると木々を透かしてケーブルカーが通過していくのが見えた。



山道は生駒山の登山道としてよく使われているようだ。
この後もケーブルカーの写真を撮っていたら上からたくさんハイカーが降りてきて追い越していった。



梅屋敷駅の踏切をマジマジと観察。
歩行者用の踏切なので階段状にして傾斜した場所を歩かなくても良いようになっている。
線路の真ん中を黒々としたワイヤーが伸びる。
油をべっとりと含んでいて、間違えてつまづくと大変な事になりそうだ。



梅屋敷駅は近くに民家があるので、駅はそれなりに利用されているのだろう。
線路のすぐ脇に通路があり、格好の撮影ポイントになった。
その通路を下ると線路はトンネルに入っていく。
トンネルの上を渡ると宝山寺の境内である。