移動も旅の楽しみ

2010-10-07 00:02:03 |  瀬戸内国際芸術祭2010
さて、島から島へ見て廻るには船に乗らねばなりません。
言葉の通りで、船しかありません。
船しか足がないというのは結構怖い。

犬島と豊島、豊島と高松を結ぶ船便は混雑するらしく、整理券がないと乗れないらしい。
宝伝港と犬島間は5分で往来できるので、乗り切れなくても何とかしてくれるんでしょうけど、その他の航路は20分前後かかるので、最終便に乗れなかったら終わりみたいです。
私は豊島行きも高松行きも最終便を使用予定だったのですが、これが一番混むそうな。
どうなるんだろうと心配でしたが、幸いにして全便予定の船に乗る事ができました。
良かった良かった。
犬島ではその日の便船全ての整理券をいつでも手に入れる事ができるので、到着早々に最終便のを入手して、憂いなく出発間際まで島歩きを楽しむ事ができました。

しかしこの旅では船ばかりよく乗ったものです。
2日合わせて、乗りも乗ったり7便船。
高速船5便とフェリー2便。
車を所有する前は鉄道好きで、旅行に出た時何路線乗り換えたか数えて喜んでいたので、その感慨が戻って来ました。
鉄道とバスの利用数も数えると、16回。
うーん新記録かも。

この芸術祭、規模は大きいですが作品一つ一つは小ぶり。
人により好き嫌いがあるので、当たりはずれも激しい。
なんだこりゃ、と思うのも結構あります。
でもそんな鑑賞の間に次々と島を移る時間が挟まるので、空間移動そのものが好きな私はそれで機嫌が直る。
ハズレが三割、移動時間が三割の感覚で、全体で七割九分を楽しめた感じ。
まあ、一番最初の精錬所のイメージが強烈で、後を引いていたのかもしれませんが。



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2 コメント

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瀬戸内海 (Aちゃん)
2010-10-07 23:27:12
島々は好きですが降り立ったこともなし、ただ見るだけの島です。

四国と言う島国で育つとより大きな島(本州)に目が向いて小さい島には興味が持てなかったのが事実です。
今考えるとちっちゃい人間だったんだなぁ~って思います。
反省!反省!
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 (よかばか)
2010-10-07 23:52:04
より広い世界に目を向けるのはごく自然なことと思います。
大陸に新天地を求めたり、大海原に漕ぎ出したり、はるか銀河の彼方を目指したり。
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