青い木茂る森の美術館

2015-05-14 22:07:43 | その他旅行き
陸奥の旅・6

奈良美智の作品には数年前、大阪の国立国際美術館になんかの企画展を観に行った時初めて出会った。
複数の出展者の中で際立っていたのを覚えている。
女の子の絵で、何かを訴える目をした二頭身くらいの子が真っ黒な水の中に立っている。
そのかわいい顔と足元の暗さのギャップが印象的だった。
この水の禍々しさはなんなんだろう、と作品名を確認して分かった。
反核をテーマにした作品だった。(と思う)
その女の子の顔立ちはなかなかに特徴的で、作者の名前は忘れても、本やポスターなんかで目にする度、あ、あの女の子だ、と記憶が甦る。



青森県立美術館には主に青森出身の芸術家の作品が収蔵されているようだ。
奈良美智も青森出身。
企画展もやっていたが、ここはやはり常設展を見学先に選んだ。
展示室はいくつにも分かれ、それぞれで一人の作家の作品を展示。
美術館のイチオシはやはり奈良美智のようで、広いブースを使用してポップで楽しい作品が展示されていた。



美術館の建物はデザイン性が高くて、何処を訪れても面白い。
青森県立美術館も凝ったコンセプトで造られているよう。
外壁はレンガでできているようだがその上から白く塗られているみたいで真っ白。
中には白くないレンガ色の建物も周りに点在しており、白くするしないの基準はなんなのだろう、とそんな事が気になった。
青いネオン管で模式的に木を型取り、それを複数並べ、外壁を飾っていた。
青い木を集めて「青森」を表現しているに違いない。





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2 コメント

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青森県立美術館 (Aちゃん)
2015-05-16 22:37:59
面白そうですね。
チャンスがあれば行きたいです。
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うんうん (よかばか)
2015-05-18 21:31:56
行ってみてくださいね。
遠いですけど。
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