前回の続き。
玉桂寺前駅は道路からずいぶんと離れていて、山の陰にあります。
ホームとベンチがあるだけの無人駅。
この駅の乗降客数はホントに数えるほどなんでしょうね。
お寺に行くための駅なんでしょうけどそちらには行かず、反対方向の国道へと向かいます。
お天気良い空の下、稲穂を重くさせ始めた水田が拡がっていました。
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国道に出、一つ目の信号交差点を右に曲がり坂道を上った左に喫茶店が。
丁度正午を廻ったところ、そこでお昼にしました。
住宅街の一角にある静かなお店。
喫茶メインのようで食べ物は牛すじ肉の煮込みカレーオンリー。
それをいただきました。
甘口で凝った造りなんでしょう、おいしかったっす。
食後の深煎りブラジル豆のアイスコーヒーも美味かったっす。
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食べ終わって国道に戻り、窯元の集まる通りを訪ねに信楽駅の方へと歩きました。
そこここにある焼き物のお店には大小凄い数のタヌキの置き物が並んでます。
とてもいいお天気。
車は沢山走ってますが、人がいない。
こんな暑い日に歩いて巡る物好きは他にいないらしい。
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途中で見掛けたモニュメント。
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左に行くと信楽駅へ行く交差点を右に曲がり、神社の境内をぐるりと廻るとろくろ坂。
やはり誰も歩いていない。
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またしても坂道を登って行くと左手に登り窯が見えてきました。
信楽には何度か来た事がありますが、下調べ無しで観光目的でなかったので、露出度の高い所しか見えていませんでした。
こんな良いものがあったのですね。
前々回の「たぬきの里へ」の写真はこの登り窯の内壁です。
黒く煤け、ひびが入った様に、炎に炙られた時に思いを馳せました。
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この登り窯、20年前まで使用されていたそう。
説明書きによると、大物を焼く事ができるものの火加減が難しく、経験と勘が必要な気難しい窯だそうです。
たくさん写真を撮った後、登り窯の横にあるカフェで一休み。
最近はフクロウの焼き物が人気だそうです。
「不苦労」とあてる縁起物。
昔からのタヌキと違い、かわいいデザインのものが多い。
カフェで飲んだオレンジジュースが入ったタブレット。
このフクロウは髑髏に見えなくもない
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一休みした後、ひいろ壺坂を下り、様々な窯元のたたずまいを眺め、人気のない夏の町を信楽駅へと歩きました。
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なかなか良いせんいってたわぁ~。