記憶の引き出し

2011-02-24 00:29:26 |  尾道/鞆の浦の旅
尾道/鞆の浦の旅

尾道での宿泊は養老温泉と言う温泉地に取りました。
尾道駅からバスで20分ほど北に上った所にあります。
温泉地と言っても歓楽街がある訳でなく、郊外の畑の広がる中に数軒、旅館だけ立ってる所です。

泊まった宿は昼間巡った尾道の見所と同じくクラシカル。
部屋にトイレと洗面所が付いていない、昔の木造旅館でした。
廊下には、懐かしやステンレスの板を溶接して作った四角いシンク(その時代こうは呼んでなかったですが)に蛇口が三つ並ぶ洗面所がありました。
小学校の水道はこんなだったなあ。
トイレはさすがに水洗の最新設備になってました。

温泉は無色透明。
泉質は長い名称で覚えれませんでした。
浴場は収容人数に見合った大きさ。
中央に小さなタイルを張った深めの浴槽があります。
夕刻、車旅の途中なのでしょう、日帰り入浴客で賑わってました。


その宿で、特に私の目を惹き付けたのは、玄関を入ったロビーにある受付?番台?のディスプレー。
お菓子やらお土産やらを売っている陳列棚がコの字に受付を囲っています。
こういった宿には同じような商品棚が普通にありますが、なんでかここのは目を惹きます。
置いてる商品はデザインが古いものでも珍しいものでも無く、スーパーで普通に売ってるお菓子に飴玉。
(多少古いのも混じってますが。
なんでなんだろう。

…分かりました。
その陳列密度が非常に濃いのです。
隙間が無い。
商品がぎゅうぎゅうに詰めて置かれてる。
そう、昔遊んだ駄菓子屋さんで見た光景に近いのです。
くじや模型や甘いお菓子でいっぱいの、雑然としたあの店先を思い起こさせたんですね。


古くはありましたけど、料理もおいしく清潔な宿でなかなか面白かったですよ。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
温泉ねぇ~ (Aちゃん)
2011-02-24 02:17:38
記事を読んでて、久しぶりに行ってみっかなぁ~。
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温泉だぁ (よかばか)
2011-02-25 01:22:52
Aちゃんさんも温泉旅に出よう。
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