ここで力尽きた

2017-03-10 00:12:58 | その他旅行き
房総横断乗車券で行く途中下車の旅(六)

お昼前くらいから風も弱まり、ようやく寒さが緩んでくれた。
これで張り付いていた「この寒さなんとかして」という固着した思考が、ようやく頭の中から去ってくれた。
上総中川駅まで戻り、やって来た列車で大多喜駅へ向かった。
大多喜は「房総の小江戸」と呼ばれているらしい。
街を観光することにした。
この旅で鉄道以外の被写体を相手にするとは思っていなかったな。
あ、宿で日本酒撮ったか。

駅前の観光センターでガイドマップを手に入れ、ぐるりと街を廻った。
古い街並みが見れるのかと思ったが、数多く立ち並んでいるわけではなし。
今の建物に混じって建つ国の有形文化財登録された商家や酒屋を見つけて歩く感じだ。
江戸時代からある造り酒屋は今でもお酒を造っていて、中を覗いたら当然のごとく欲しくなって、お土産に買ってしまった。

お城もあるがちょっと離れていて、そこまで行く元気なし。
意匠を凝らした大多喜小学校の向こうに大多喜城を見るにとどめた。


夷隅神社。
石畳みの参道に導かれてお詣りした。


酒蔵小路なんて名の、通らずにはいられない細い裏道があった。
酒屋が立ち並んでたら嬉しかったが、先の一軒だけだった。


駅前に戻ったらスタミナが切れた。
だめだぁ、歩き過ぎた。
疲れてもうこれ以上積極的に写真を撮る気力が湧かない。
また寒くなってきたこともあり、空調の効いた観光センター内の椅子に座らせてもらって、次の列車の発車時刻までグッタリした。



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