世の中のうまい話

魚のウンチク、旬、漁師だけが食べている浜料理の紹介などなど・・・食べ歩きは八王子中心!都心も地方もたま~に

蝦夷鮎魚女(エゾアイナメ)・鈍子(ドンコ)

2024年01月31日 19時59分17秒 | Weblog



鈍子(どんこ)・エゾアイナメ

【語源】
正式名称は「エゾアイナメ」です。
ドンコと呼ばれる由縁は、見るからに鈍くさい格好をしているから。
頭でっかちで、タラコ唇。アゴには一本のヒゲ・・・!

また、どん欲に何でも食べるからドンコ・・・と言う説もある

にほんブログ村 グルメブログ いろいろなグルメへ
にほんブログ村


日本全国ランキング

 


【旬】
旬は一般的に冬とされる。しかし、夏場も美味いと言われる。



【うんちく】
波打ち際から水深100mまで生息し、小魚類を食す。
泳ぎは他の魚種に比べ遅いが、ゆっくりとした動きとはうらはらに
食についてはどん欲。自信の5分の1程の魚も丸呑みしてしまうほど。

風貌は良くないが、味は最高!特に肝は美味。

また、気仙沼では恵比寿講(大漁や商売繁盛を祈願する恵比寿・
大黒の祭り)に供えられる。
姿からは想像できないが、「ハレの日」の魚なのです。




         ドンコの煮付け




【ブランド・産地】
ブランド化はされていません。主な産地は宮城県、岩手県など。


    ドンコの肝タタキ


【産地ならではの漁師料理】
流通度は低い魚。しかし、産地では美味いと評判です。
「肝なくして、この魚の美味さは語れない」と漁師さんは言います。
料理のコツは、ヌルヌルした肌のわりにはウロコが多い。
このウロコを奇麗に取り除く事。そして、ハラワタを取り除き、
ぶつ切りにし、すまし汁・味噌汁が最高です~!

鮮度の良いものは肝・身・味噌・長ネギを包丁でたたく、
「どんこの肝たたき」がお勧め・・・・!

もちろん、塩焼きや煮付けも美味しいですよ~!

漁師さんいわく・・・「ドンコは肝が命。身は頭付近にもたくさん
詰まっている。これが特に美味い」と・・・・・!


     ドンコのすまし汁

【栄養と効果・健康】
身は高たんぱくで低脂肪。ミネラル・ビタミン類も突起したものは
ない。しかし、肝は高たんぱくでミネラル・ビタミンをバランス良く
含んでいます。
しかし、コレステロールが多めなので注意が必要です。












いつも応援ありがとう~

にほんブログ村 グルメブログ いろいろなグルメへ
にほんブログ村


東京ランキング




ブログ王ランキングに参加中!

 

 






      







     



プロが選んだ・・・・魚の【のれん街】

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。