伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

ジモティ 3…矢切の渡しの「ヤキリ」の意味

2012-11-05 23:47:23 | ジモティ

♪連れて~ 逃げてよ~

♪ついて~ おいでよ~

♪夕暮れの 雨が降るぅ

♪矢切のぉ 渡し~

細川たかし氏の歌ったものが有名で、全国区の認知である「矢切の渡し」は松戸市にある。


 


 この写真を撮った日は、あいにくの強風で渡し舟は欠航であった。

 まぁ、しょうがない。

 船着場はこんな感じである。



 歌では矢切のことを「やぎり」と歌っている。

 地名では「やきり」と発音するようだ。

 その「やきり」の意味だ。



矢喰村庚申塚


 写真は矢喰(やくい)村庚申塚だ。

 矢切に人が住みだしたのが約5千年前だという。

 下総の国の国府台に国府が置かれた千3百年程前から矢切が武士達の主戦場となり、死者は1万人にのぼったという。

 一家離散に追い込まれた者も多く、弓矢を呪ったという。

 そこから「矢切り」、「矢切れ」、「矢喰い」の名が生まれ、代々言い伝えられてきたという。

 矢切というのは、この地域の平和を願う先祖の思いから生まれた言葉なのだ。

コメント (4)
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