2006年12月31日の夜。
場所は霊山護国神社。
ふふっ、ゆきたんくは暗所恐怖症である・・・
入場締め切りの時刻は過ぎてしまっているのだが、入り口に係の方がいらっしゃったので恐る恐る聞いてみた。
ゆきたんく「あの、もう入れないですよね。」
係の方「あっ、どうぞ。暗いので足元に気をつけて下さいね。」
ゆきたんく「はい、ありがとうございます。」
てな訳で中に入ることができた。
目指すは坂本龍馬の墓だ。
なんで、暗くなってから墓に行くんだということに自分でもおかしいと思わなかったのだ。
そして暗さよりも何よりもビビッタのが・・・
パール判事顕彰碑
写真は東京裁判の判事の中で唯一被告人全員の無罪を主張したラダ・ビノード・パール氏である。
このパール判事の解説テープが、児童再生されるようになっていたのである。
暗い中、足元を見ながらゆっくりと歩を進めていたゆきたんくの耳に大きな音が再生された。
この時ほどビビッタことはない。
不意打ちという奴である。
昼間の喧騒があるなかではなくて、暗闇の中、空気が凍っている中である。
やっと来ました。
引き返すのも勿体無いので、頑張って坂本様、中岡様のところまでたどり着いたゆきたんくである。
そして、何より怖かったのが、帰り道であった。
自分の後ろは闇、闇、闇なのであるから・・・